買い物の価値観の変化
思えば「値段」を最大の評価として買物をする人生でした。
とまあ詩的に始めたのはいいのですけどね。
実のところお金がない学生ですからそれしか選択肢が無かったとも言えます。
あるいは、親に怒られない間違いのない評価点=安いを選んできたとも言えます。
(脱線しますが、親の影響ってバカにできなさすぎですね。些細な選択も親の刷り込みが多いものです。しかも、若ければ若いほどその呪縛が強い気がします)
どんな理由にせよ「値段」を理由で買ったものってデザインや機能性に非常に、ひじょーに妥協しているわけですよ。
その結果、持っていても興味が無いし、使わなくなったら死蔵されるだけだし……
それでもお金払った分は使ってると思うので無駄な買い物ではなかったと思うのですが、ううーん!
今年の春先に生活が大きく変わりました。
自らの意志で変えたのですが、どうしても不安の多い、自由時間の少ない方向性へのシフトです。
もう、生活が始まってないのに辛い。
泣きそう。
で、その時取った行動が「せめて買い揃えるものが自分の好きなものにしよう……少々(数万程度)貯金が目減りしてもいいじゃない」というものでした。
その結果……びっくりしました。
満足度が違うっていうか、人生が楽しい。
お気に入りのアイテムを使うから幸せ
妥協してないので機能性も高い
うん、かなり開眼しました。
「安物買いの銭失い」とか「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」とかとか、世間で言われる言葉の意味が嫌って言うほど見に染みました。
そんなわけで最近は無理に安いのを選ばない生き方中です。