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シャボン玉休憩
はじまり|きらくに気分転換できたらな
シャボン玉って癒されますよねー。ふわふわ浮いてパッと消える儚い存在は、私の目線を空へと向け、心落ち着くひとときを与えます。そんなシャボン玉大好きな私ですが、最近ふと、「空、みてないなぁ」と思ったのです。目の前にあるのは、液晶画面。画面を見ては、疲れたー、仕事したーっと「ふぅ」と息を吐く毎日です。はぁ……、ため息がシャボン玉になれば良いのにな。
ため息がシャボン玉……?
そんなことができたら、きっと毎日が素敵になりますよ。
たばこ休憩みたいに、ふぅーっと思いを息に込め、空へと昇華される場があれば最高じゃないですか。
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需要があればいいな
オズの魔法使いプロトタイプ
私にとって夢のような「シャボン玉休憩」を考えてみたものの、他のメンバーも使ってみたくなるサービスであるとの確証はありません。実際に、体験してもらおう!ということで、在宅勤務の多い同期の協力を得てオズの魔法使いプロトタイプをしました。
※オズの魔法使いプロトタイプとは
システムが完成しているように見せかけ、裏で人が操作してアイデアやユーザー体験を検証する手法です。開発リソースを節約しながら、実用性を確認することができます。
オズの魔法使いプロトタイプの手順
Teamsにてミーティングを開き、被験者(体験する側)とオペレーター(プロトタイプを行う側)が入る。
被験者はカメラON
オペレーターはカメラOFFにし、架空のシャボン玉休憩サイトを画面共有する(シャボン玉休憩サイトには、PCカメラが映した空がリアルタイムに表示されている)
被験者は画面共有されたサイトに向かって息を吹く
被験者が吹いているタイミングに合わせて、PCカメラに映るようシャボン玉をふく
![](https://assets.st-note.com/img/1732864311-zpkaqPAuOfWLeSDE729bYG6i.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1733283255-fTGpOjKRIhD2gvLXy68oQwUs.jpg?width=1200)
このように、被験者は自分の息に合わせて、サイト上にシャボン玉が浮かぶ様子を見ることができます。
プロトタイプしてみて
被験者からの感想がこちらになります。
「リモートワーク続きだと、部屋を出たり、窓を開けたりして、わざわざ空を見ないのでめちゃくちゃ良かった」
「固定カメラを見ているみたい。部屋にいながらシャボン玉を通して、会社の人と交流できるのがいいね」
全体的に満足感高く、想定していた通り、シャボン玉休憩は、仕事を忘れられるのんびりしたひとときを与えられることがわかりました。また、ささやかな交流の場としての可能性も秘めているようです。
今後はどうする
PCを用いたシャボン玉休憩は、実装のハードルが高いため、まずは簡易的に遠隔で飛ばせるシャボン玉を作ってみたいと考えております。
シャボン玉との癒しの空間作り、今後も見守ってもらえると嬉しいです。
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(執筆:かわ)