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伝統 って なんだ

わたしはいつから この地に馴染んだのか、
かたちのない伝統を
どうやったら捉えられるか、
私たちが大切にしてるものって 何なのか、

ここ半月くらい、もやもやしてて。


今秋に開催される
イトナミダイセン藝術祭で、

長田舞踏ミュージカル☆伝統ブギ

に出演することになって練習するうち、台本を読み込むうちに、
そんなことを悶々と考えるようになってた。


伝統が何かと言われたら、言葉にできないのに、
それが崩されそうになると 危機感がある。
それってどういう事だろう、って。

生まれ育ったこの地域だから、気付きにくいのか、そもそもそんなもの存在しないのか、
バランスみたいなものなんだろうか とか
思い付く次第、頭に溜まっていく。

受け入れる、受け入れない、
仲良くやる、相容れない

このセリフが何度も出てくる。
気持ちの部分が大きいけれど、
だからこそ難しいなと思う。

新しいものを受け入れ、
これまでが 廃れ、淘汰されていくことには
たしかにかなしさをおぼえる。

でも新しさも大切で、
かたちない伝統 に従順にピタッと合わせる必要もない。とわたしは思う。

難しいな。


わたしは、もしいつか、結婚して嫁に行けば
移住することになる。
言葉で説明されることのない 伝統 を
さっととらえて、
それをつくる一員になれるのかな。
心配だなあ。


そんなことを、色々考えながら、
自分の気持ちと向き合いながら、
練習しています。

このもやもやした、どっちつかずで、答えもない気持ちを、意外と赤裸々に(笑)、
自分の中では思い切って、伝えるつもりでいます。

というわけで、

11/3・4 公演
長田舞踏ミュージカル☆伝統ブギ

よければ観にいらしてください。


(くりーむしちゅーの上田さんなら
「番宣かあああーい!」と言われるであろう感じで 締めくくり。)

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