飯能初訪問記〜ヤマノススメラッピングバスを添えて〜
※『ヤマノススメ』についての話が含まれるので、ネタバレが嫌な方はそれなりに注意して読んでください。
1. はじめに
ごきげんよう、のぞ(@C_Nozo)です。
期末レポートを余裕を持ってこなし、期末試験も無難に済ませたところで、1月9日に飯能を訪れた時の話を書こうと思います。レポートと試験が無かったらもっと早く書きたかったんですけどね。
ということで、今回のnoteは、『ヤマノススメ』の舞台である飯能と付近の山々を登山初心者の私が訪れた話と、それに伴って聖地巡礼っぽい写真を上げていく記事となっております。
ちなみに、メインの舞台である飯能に訪れる前に武甲山(飯能は通過)と御岳山、日の出山の聖地巡礼を実行済みです。
詳しくは以下のリンクを。
それでは、よろしくお願いします。
※ここからは体験談のようなものが続くので、聖地巡礼パートだけ見たい方は「3. 登山当日の話(聖地巡礼パート)」 まで飛ばしてください。
2. 飯能訪問を決心するまでの話と聖地巡礼以外の話
これまでは決心するまでの話と聖地巡礼以外の話を分けていたのですが、多分今回あまり書くことがないのでくっつけました。
さて、飯能の初訪問に至った一番の理由、それはもちろん以下のイベントです。
『ヤマノススメ』自体は3rdの頃から知っていたのですが、Next Summit(以下、NS)でどハマりしたこともあり、飯能を訪れたこともなければ、ラッピングバスを見たこともなかったわけです。
NSにハマってからは、一度はこのバスを見てみたいと思っていたので、これが最後の機会かもしれないと、訪問を決めました。
そして、せっかく飯能に行くなら、他も見て回りたいと思ったので、飯能の『ヤマノススメ』聖地よくばりセットみたいな旅程を立てました。ということで、当日は概ね以下の順で回りました。
※聖地であることを確認済みのスポットは太字。歩きor走りで全て移動。
飯能駅
東飯能駅
聖望学園
第二天覧山
聖望学園→天覧山登山口(ランニングで移動)
観音寺
飯能河原・割岩橋
中央公園(バスの展示)
天覧山
多峯主山
日和田山(日高市)
高指山
物見山
深沢山
水晶山
愛宕山
長念寺
高麗石器時代住居跡
ワークマン 飯能店
BOOKOFF 飯能双柳店
肉丼本舗
飯能銀座商店街
飯能駅
ということで、この章では太字以外のスポットの話をします。
多峯主山から日和田山まで意外と距離があったのですが(自治体も違う)、この間では、途中の高麗駅が印象的でした。
次に、(日和田山)→高指山→物見山→深沢山→水晶山→愛宕山→長念寺の縦走。この区間はかなりガバガバ登山になってしまいました。下調べが甘かったです。
一応この区間の山行記録を上げておきます。天覧山の方は……短いからいいか。
高指山と物見山の間にあった集落からの景色が抜群に良かったのですが、なぜか写真を撮っていませんでした……。なんで撮らなかったんだ……。
そして、「物見山って名前、景色良さそうだから昼食はここで食べよう」と意気揚々と登頂したら、辺り一面木に囲まれていました。さほど昼食時の景色は気にしない人間なので、気を取り直して池袋駅で買ったパンを食べました。
北向地蔵は雰囲気あって良かったです。
その後、本来は(物見山)→五常山→長尾根山→武蔵横手駅と縦走する予定だったのですが、草が生い茂っていたので、急遽(物見山)→深沢山→水晶山→愛宕山→長念寺ルートに変更しました。このあたりもちゃんと調べておきたかったですね。
そして、下山後は飯能市街まで10kmくらい歩いたのですが、2時間半くらいかかって山を歩いた区間が、平地だと30分くらいで着いて文明を感じました。ただ、バイパスの区間は景色が変わり映えしなくて精神的にしんどかったですね。
ワークマンではヘッドライトとトレッキングシューズを物色しつつ足の休憩、ブックオフでは百合漫画を5冊ほど購入、肉丼本舗では夕食としてネギ塩鶏丼を食べました。山を歩いた後の肉、まじで美味い。
と、この章はこんな感じでさらっと終えて、メインの次章に移ります。
3. 登山当日の話(聖地巡礼パート)
というわけで、本題?です。以下の順で写真とともに振り返っていきます。
飯能駅
東飯能駅
聖望学園
第二天覧山
聖望学園→天覧山登山口(ランニングで移動)
観音寺
飯能河原・割岩橋
中央公園(バスの展示)
天覧山
多峯主山
日和田山(日高市)
飯能銀座商店街
最初はもちろん飯能駅!
今まで秩父や横瀬に行く際に、乗り換えでは利用していましたが、降り立ったのは初めてでした。ついに来たんやなって。
飯能駅には8:30頃到着したのですが、中央公園のバス展示が10:00からだったので、それまで飯能市街の聖地巡礼をすべく、まずは東飯能駅に向かいました。
八高線が通っているので、群馬や多摩地域の北側へのアクセスが良さそうですね。
これは余談ですが、私は「八高」のことを最初は音だけ聞いて「ハチ公」、次に漢字を見て「八王子と高尾」だと思ったのですが、それだと近すぎでは?と思い直し、路線図を見たら「八王子と高崎」で腑に落ちた記憶があります。まあ気づいたのは先月ですが……。
次に向かったのは、あおいたちが通っている高校のモデルとされている聖望学園。陸上長距離のファン的には、駒澤大学の青柿選手の出身校という認識だったのですが、昨年末に『ヤマノススメ』の聖地だと知り、結構驚きました。加藤学園(青学OBの下田選手などの出身校)が『ラブライブ!』の聖地だと知ったときみたいな気持ちです。
ちょうど池袋-飯能間で『ヤマノススメ』の原作を読み進めていたところ、第二天覧山という場所が登場し、聖望学園からかなり近かったので、向かうことにしました。標高こそ低いですが、予想以上に眺望が良かったです。
その後、高校から天覧山まで登山部の小春部長たちと走っていた回を思い出したので、聖望学園から天覧山の登山口まで走ることにしました。
なお、この区間は以下の記事を参考にしました。
天覧山は後で登ることを決めていたため、次は観音寺へ。
『ヤマノススメ』の絵馬がたくさん奉納されており、愛されている作品だなと感じました。
そのまま、すぐ近くの飯能河原に向かいました。割岩橋が印象的ですね。
そして、今回のメインイベント、中央公園へ。
二台のバスが展示されていて、写真を撮りまくりました。
私は大学で山村文化なども学んでいるのですが、やはりこういった地域に根付いた作品は大切にされていってほしいなという気持ちがあり、良い催しだなと感じました。
それとは別に、面白いなと感じたこととして、普通のオタクイベントと違い、明らかに山に登る服装の人が結構いたことがあります。流石『ヤマノススメ』……!まあ、私もなので人のことは言えませんが。
車内、車外ともに満喫したところで、出店があったので、せっかくの機会ということで、ラスクを購入しました。帰宅後いただきましたが、美味しかったです。
と、メインイベントを終え、ここからは登山!
まずは、中央公園がほぼ登山口な天覧山からです。
分岐があったのですが、なんとなく岩場を選択しました。ちなみに、約2週間後の24日に再び訪れた際は、もう一方のルートを選択しました。
標高は195mと低めですが、市街地を一望でき、「天覧山」と名付けられる所以も納得といった感じでした。
次に向かったのは、お隣の多峯主山。見返り坂を過ぎると分岐があったのですが、なんとなく雨乞池という響きが気になったので、おそらくあおいが通ってないルートで登頂しました。ちなみに、こちらも24日に訪れた際は、もう一方のルートを選択しています。
こちらもかなり眺望が良く、たくさんの人がハイキングで訪れていました。
多峯主山から日和田山に向かうためには、一度下山する必要があったので、下山して、日高市の住宅街をゆるりと歩きました。
そして、日和田山の登山口に到着。
駐車場の構図をしっかり撮っていることからも想像がつくかもしれませんが、日和田山だけはちゃんとNS07話のカットを調べてから臨みました。逆に言えば、他は全て私が気に入った構図で撮っただけなので、聖地巡礼としてはかなりゆるゆるです。
さて、登り始めてまず最初は鳥居。山岳信仰を感じますね。
次に出てきたのは、男坂と女坂の分岐。あおいたちが初詣に訪れた際は男坂から登っていたため、私も男坂を選択しました。
水場にたどり着きました。ここも描写されていましたね。
そして、岩場です。岩に描かれた矢印はしっかり撮れたのですが、「もう少し」の文字は見つけられませんでした。
金刀比羅神社の鳥居が見えました。
ここからの景色も確かに絶景ですね。たくさんの人が昼食をとっていました。アニメでは金刀比羅神社で帰りにお参りしていくみたいな台詞があったので、私はここで初詣を済ませました。
そして、いくつかの看板もしっかり回収しつつ、山頂へ。
山頂の景色も流石のもので、こちらもたくさん人がいました。
と、こんなところで聖地巡礼は終わり……と思ったのですが、飯能銀座に行ってないことに気付いたので、縦走後に訪れました。
「夢彩菓すずき」さんは休業日でした。
最後に、池袋行急行が来るまで飯能駅の改札の近くにあった「ひだまり山荘」で登山用品を眺め、帰宅しました。
4. 最後に
今回、飯能は初訪問だったのですが、やはり何度もアニメや漫画で見た場所に行くのは良いものだなと感じました。最近は山ばかり訪れていましたが、山以外の聖地にも目を向けていきたいですね。
ところで、『ヤマノススメ Next Summit』を見ていないという方はまじで見た方がいいです。4期なので途中からになってしまうと考えるかもしれませんが、3期までの内容を第4話までで振り返る形になっているので、NSを見るだけで概ね作品の流れがわかります。
ストーリーが良いし、作画も最高、そして何より百合が最高なので(なお、当段落は相変わらずコピペです。あおひなはいいぞ)。
この文章を書いている時点で、『ヤマノススメ』に触発されて登山を始めてから2ヶ月少々なのですが、もうすでに5回、山に登っていて、我ながら沼を感じています。皆さんも山に沼りませんか?
それでは、ごきげんよう。