3/6(土) 阪神7鞍 川田将雅

木曜日にエンプレス杯を制して早くも地方重賞3勝目をあげた川田騎手。今週は両日とも7鞍でそれなりに気合も入っている様子。新人騎手デビュー週に格の違いを見せていきたいところ。

阪神4R 芝1600m(Aコース) 3歳未勝利     エリカステラ 藤原厩舎。川田×藤原のタッグは2020年は1度もなく、2019年11月2日のファンタジーS以来でほぼ1年半振り。         前走は外枠からのレースで恐らく逃げる気はなかったはず。我慢させて教育させるつもりだったと思いますが、押さえつけてケンカになるくらいなら…という感じではハナに立った。直線へもいい感じで来たかと思いきやラスト止まって4着。兄姉達がそうなんですがなかなか勝ち切れない血統。 逃げではなく好位差しの方が結果に結びつくだろうとは思うが内枠でゲートも速いので…逃げる形になってしまうかも…3番人気

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両隣のスタートが極端でこの馬も速かったので行こうと思えば行けたはずだが。

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一直線に走らずに一旦外に出す。

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コーナーで再び最内2列目に入る。おそらく戦前から逃げる気はなく好位で競馬をするつもりだったのだろう。藤原厩舎なのでオーダーがあったのかも?これを新馬の時にやっておいて欲しかったんだろうけど。

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かなり手綱が緊張した状態で終始インコースで追走。ケンカはせずに押さえつけたような形でかかっては無かったが走る気をなくしそうな騎乗。

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半マイル地点。47.6で通過。この辺でなぜかポジションが下がる。外が早めに来たのもあるがコーナー若干置かれた。

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直線。スパッとキレるタイプでもなく、コーナー下がった分だけ着順が落ちたか。非常に風が強く、インコースを回ってきた馬が1〜4着で上りも35秒台。馬券購入した人は勝った馬の競馬をして欲しかったのだろうと思う。陣営の思惑と馬券購入者の思惑がズレた感じ。まあ3馬身以上離されているし逃げたところでどうかとは思うが。4着

阪神5R ダート1200m 3歳1勝クラス      ミスズグランドオー 伊藤厩舎。新馬戦では1150mにも関わらず後続に1.1秒差をつけての勝利。その後3走1400mを走って明らかに距離に問題があったので前走で1200mに。直線向いた時には突き放すかと思いきや差されて3着。1200mがギリギリの印象。ラスト100mで脚上がってましたからね。今回も内枠でテンのスピード的には十分出して行けそうだが外にも速い馬が多く、ペースは上がりそう。行ききるしかないだけに周りの動き次第ではある。1番人気。これは嫌いたい。

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滑るようなスタート。よく落ちなかったですね。

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12.2 - 10.9 - 11.8 結構激しい先行争いになるかなと思っていたら松山騎手が諦めて引いてくれたので3F目からはほぼ単騎先頭。

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1馬身半くらいのリードを保って直線へ。

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11.9 - 11.9 - 13.1 後半3Fのタイム。最後13.1秒になっているように残り1F地点で止まっていて松山弘平騎手との腕比べ。

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いやあ…痺れましたね。一旦前に出られて完全に脚が上がった状態での追い比べ。完全に腕っぷしで勝った川田騎手。剛腕ですねえ。平場でこういったレースが見れるのが川田騎手のいいところ。ただ馬に関しては1200mはギリギリで坂のないコースなら持つか。という印象。1着。クラス上がると少し厳しいかな…。              ぜひ、映像で見て欲しいレース。

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阪神7R ダート1400m 4歳1勝クラス      ブッチーニ 中内田厩舎。前走はそれなりに位置も取れて直線に入ったんですが…なかなか進路が見つからずに3着。勿体無かったですね。     ゲートそのものは遅くないんですがテンのスピードで他馬に劣る為どうしても毎度後方気味になってしまう。川田騎手とは3走前に組んでいるがやはり先行意識の塊の鞍上とはイマイチ手は合わない模様。ただ、毎回最後までいい脚を使ってくれるので展開次第では2.3着はありそうだがメンバー的には流れそうにもない。頭はさすがにないだろう。2番人気

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ゲートも速く二の脚もそこそこついてえらい先行しましたね…これは想定外。

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人気馬の外につけての追走。後ろの新人騎手にも進路を作らず容赦のない騎乗の川田騎手。まあプロですし当然ですけど。

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終始外3追走で直線へ。

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先行した分普段より脚は鈍るかなと思っていたんですが上がり2位タイ。1着馬も同じ上がり使っていましたが最後詰めていた。同じ36.8秒でもこちらのほうがエンジンの掛かかりが遅く、追い出しも坂の途中だったのでなかなか加速できず。脚を余した訳ではないがもう少し速く仕掛けてもよかったのかな。2着。

阪神8R 芝2000m(Aコース) 4歳上2勝クラス  ルビーカサブランカ 須貝厩舎。前走は馬場もペースも読めない騎手だったので度外視。4走振りに川田騎手が騎乗。小頭数内枠なのでムダのない騎乗をしてくるとは思うがスローで縦長の展開になるのだけは避けたいところ。決め手勝負なら勝てるだろう。1番人気

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うん…。回顧する必要もないような。スローで縦長になる展開だけは嫌だっただろうが       12.8 - 11.9 - 13.2 - 12.6 - 12.2  5F62.2                 11.9 - 11.3 - 11.6 - 11.8  後半4Fで11秒台が並ぶ。上がりと持続力両方求められたがずっと馬群が詰まっていたのでまあそりゃ勝ちますよね。という感じ。1着ゴール。前半400mで勝ちは決まっていて余計なこともしないので安心して見てられましたね。

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坂を登った後はすごくいい脚でしたね。最後までいい脚。

阪神9R 芝1600m(Aコース)小豆島特別    オーマイダーリン 河内厩舎。        まだ乗せて貰えるのか…。前2走の比較。    1/24 西尾特別 1枠で終始馬場の悪いところを通る2/14 2勝クラス 開幕週で2枠。内通るも大外ぶん回し確かに脚質と条件が合っていないので仕方のない所はありますが…。今回も小頭数でまた内枠。  結果は分かりきっていますが唯一好感が持てるのが距離短縮。枠順は番組選んだ時点では分からないのでどうしようもないがもう少しレース選択を上手くすればいいのに…。3番人気

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例によって後方待機。

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マイルの割にはバラけた隊列。半マイル45.4秒。

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動く気配すらなく後方。川田騎手にここまでさせる馬もなかなかいないのでむしろすごい。

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上がり33.8秒を使いますが前2頭に33.7を使った馬がいるので追いつけるはずもなく4着。    もう今年3回目の回顧ですが…デジャヴ。番組選択もそうですが明らかに騎手とも合ってないので変えればいいのに…まだ乗るのかな…?

阪神11R 芝1600m(Aコース) チュ-リップ賞 G2      エリザベスタワー 高野厩舎。        左回りだと口向きの悪さが特に顕著になるので右回りに戻ることは好材料賞金を持っていないのでまずは権利を取って次に進むというのが最重要課題であり、陣営からは勝つことまでは求められてなさそう。勝てるに越したことはないが先に繋がるレースを。というのが第1だろう。メイケイエールを除く全馬がそうなので一筋縄では行かないだろうが新馬戦のような強烈な走りが見られれば。3番人気馬券的には買うに値しないレースなので大人しく観戦。(早い話ではあるが順調にいけば個人的には秋華賞が1番向くのかなと思う。1600mはこなせるけど多分短い。親はマイラーだけどね。)

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福永先輩に寄られましたね…身体が後ろにいかないようにかなり抵抗してなんとか影響なくレースが出来る様に。うまいというかこういうところもさすが。

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当たり前のように先行します。難しいことだと思うんですが普通にやってしまう。隣で別の競技しているような馬がいてそれに煽られたようにこの馬も少し頭を上げて掛かり気味。

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3F過ぎだところではまずまず折り合いをつけることができる。

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メイケイエールが前に行ったことによってインコースが空くので、すかさずインコースへ。

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まずまずの手応えで直線へ。34.3秒の上がりを使って1着、同着ゴール。

勝利騎手インタビューで左に流れるように走るのが課題と川田騎手。

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恐らくゴール前100mでのことを言っているのだと思いますがそこまで酷くはないんですが…。左ムチを入れても外に行きたがるところを含め、騎手がそう言うのでそうなんでしょう。

まずは権利取りをクリアで、同着ではあるが勝てたことも何より。ただ、やっぱり桜花賞はどうなのかな。という印象。アレだけめちゃくちゃな競馬をしたメイケイエールと同着。また、右回りだと多少改善はされるがやはり口向きの悪さと川田騎手も言っていたように精神面の成長とまだまだ課題も多い。やはり秋以降に期待したい。

阪神12R ダート1800m 4歳上2勝クラス    リトルクレバー 佐々木厩舎。川田×佐々木は今年初。前走は昇級初戦かつ特別レースでもあったので先の明るい5着だった。加えて馬場が渋った方が成績の良い馬であり、前走は良馬場。右回りでは成績も安定(左回り1走のみ)しており馬場も渋った。休み明け2走目で川田騎手に戻る。これでもかというくらい買い要素がある。

取り消し……お大事に…。

3月スタートは2勝計算でいたんですが3勝をあげた川田騎手。特に5Rのダート戦では痺れるレースをしていて個人的に今日はこれで満足していた。それくらい見応えのあるレースで平場からそういったレースをしてくれるのは非常におもしろくていい。チューリップ賞も無事に権利取りを終えるどころか勝ってしまったので陣営にとっても嬉しい誤算だろう。川田騎手はサルファーコスモスかエリザベスタワーの2択になるのかな。

*明日の注目*

弥生賞のダノンザキッドももちろん注目しておきたいところだが、個人的に注目するのは2.3R。 どちらも武藤厩舎の馬。今年このコンビは2戦2勝で、善戦している馬に川田将雅という+αを加えてなんとか勝って欲しいという気持ちで乗せているはず。どちらか1つは勝つだろうと見ている。  最近繋がりができた厩舎なので是非とも結果を出して欲しい。

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優秀。

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