1月終了 川田将雅 回顧
1月が終わりました。馬券成績いかがでしたか? 私個人としてはピックアップしている川田騎手で回収率0%とは何してんだ。という1月でした…笑この記事では1月の川田騎手の振り返りをしますので長くなりますがゆっくり読んでみてください。
1/5〜1/17 中山3鞍 中京28鞍
年明けスタートは中山での騎乗。金杯も特に乗り馬なしで何しに行ったのかわからなかったですが、除外馬に何かいたのでしょうか。この日はダートで2着1回のみですが3鞍だったので誰も何も思っていない時でしょう。この後あんなに勝てないとは…ね。
2週目は3日とも中京で騎乗。4+4+4とかなり絞っての騎乗。土曜と月曜には武豊騎手からの乗り替わりで3鞍をもらったので計15鞍。それでも日当たり5鞍なので少ないですけどね…この週の土曜は馬券に絡むことはなく、おや?ちょっとヤバイか?という雰囲気になってきていましたね。実際振り返るとそこまで勝てそうな馬もいなかったので個人的にはそこまで気にしてはいませんでしたが… 続く日曜も未勝利。そして月曜、この日も未勝利アレ?って思いますよね当然。ここまで勝てないのかと。ここまで1番人気に8回騎乗して勝利数0昨年、勝率28%もあった騎手がここまで勝てないとなるとさすがに心配になりますよね。あれ?これヤバイやつだな。と誰もが察したと思う週でした。ここまで18戦0勝。
3週目も中京で騎乗。土曜6鞍、日曜7鞍。これくらいが本来、川田騎手の標準。も…土曜も飛ばしまくって0-1-0-5。特に最終のマックスも飛ばしたのは少しびっくりしましたね。いつ勝てるんだ…と。心配を他所に、日曜にやっと1勝目を上げます。 ウィンドリッパー、清水久詞厩舎の馬です。NF×シルクの馬でこれで着外はヤバイと思ってましたがさすがに勝ちました。これが27鞍目。先ほども書きましたが昨年28%も勝率がある騎手が勝ち星をあげるのに27鞍もかかるなんて誰も想像しませんよね。 この日はG2日経新春杯のヴェロックスに騎乗。2番人気でしたがこれはさすがにやりすぎでしたね。中日新聞杯を見てまだ2番人気になるんですからこれスルーした人は美味しい思いをしたでしょうね。レース後コメントではかなり冷めたコメント出していましたね笑 そしてヴェロックスは1/17の記事で書いた予想通り藤岡佑介騎手乗り替わりでマイルの東京新聞杯へ。迷走中。川田騎手の手には多分戻ってこないでしょう。というか依頼きても乗らないでしょうね。1月前半は特にダートのレースでは川田騎手と武豊騎手が両者一歩も引かず先行争いをして共倒れ。なんていうのが目立ちましたね。芝のレースでは早仕掛けor馬場の悪いところ通るとかなりらしくない騎乗が続いた印象。
1/23〜1/31 中京7鞍 東京8鞍
1/23(土)は中京で2鞍。2鞍ですよ?さすがにどうかしたんじゃないかと思いますよ。そして2鞍とも1番人気で着外。いやいや…勝てないんかい。 これがリーディング下位の騎手か…と乗鞍、勝ち星から思ってしまうレベル。干されたか?と。 翌日、良血馬のエスコーラを4着にし、自己条件戻りのオーマイダーリンをなぜか終始インコースを走り続け3着にし本当にリーディング下位の騎乗を見せびらかしてしまう川田騎手。 東海Sではオーヴェルニュに騎乗。ここで展開も馬場も色々向いて勝利。やっと川田騎手に太陽の女神が…!なんて思ったレースでした。続く12Rも2着でお?と思い始めた頃。 とはいえこの週も1-1-1-4とまだまだ物足りない内容であったが最後2つで次週へ復調の兆しを見せ始める。
1/30.31は東京で8鞍。ボーデンで未勝利最速時計で勝利。バシバシ追ってたらあと0.4秒くらいは縮めることはできたでしょう。この時計見るとコントレイルって改めてすごいな…と思いますね。 メインレースではわざわざ乗りに来た甲斐がありポタジェで勝利。レース後コメントでも『毎回最後まで一生懸命で偉い。』とまるで人を褒めるようなコメントを残した川田騎手。普段から馬のことを『この子』なんて言ったりするので違和感はないですが…笑 続く日曜は3鞍とまた少なめ。連対率100%で同日を終え、G3まで勝ってしまう始末。仕事しますね今年は。レッドルゼルの騎乗は某掲示板ではそれなりに褒められてるようにも見受けられましたが…個人的にはあまりいい騎乗ではなかったような気もしますけどね。まあ人によって見方は変わるでしょうから色々な意見が出るのは当然のことですけど。これで当週4勝。やっと調子出てきました。この週は特にルメール騎手を見る形でレースを進めることがかなり多かった印象。しかもそれなりに勝ってますからね。何かあったんでしょうかw
1月終了時点 データ
*所属*
計46鞍騎乗して関西馬が38頭、関東馬が8頭。 関西馬で4勝、関東馬で2勝という内訳。関東馬はどちらも木村哲也厩舎でNF馬かつクラブ馬。
所属とは違いますが生産地まで見てみましょう。NF生産馬4-2-0-8 社台F生産馬1-0-1-1 このように全6勝の内5勝がこの2つの生産馬。 計46鞍騎乗してNF馬14頭、社台馬3頭。 比較対象がなかなかいなかったのでリーディングジャッキーと比較してみますか。ルメール騎手、計78鞍騎乗の内NF馬37頭、社台馬9頭。 半分以上がNF、社台馬。いい馬回ってますね〜笑比較対象が少しおかしいですがこれくらい差があります。
*芝・ダート別成績*
芝4-5-2-18 ダート2-2-0-13 とかなり開きがある模様。ダート2勝はどちらも重賞勝ちと平場では勝ち星0。ほとんど無視していいレベルですが、ここから少しずつ上げてくるでしょうね…なかなか買いにくいですね。 グラフは無いですが競馬場別の成績も。 中山 0-1-0-2 中京 2-5-2-26 東京 4-1-0-3 特に東京芝では3-1-0-2と連対率50%オーバー。開幕週の馬場も合ったのでしょうが非常に優秀。
*人気別 勝率・複勝率*
1番人気に19回騎乗で3勝全部NF生産馬。 社台生産馬で3着1回と複勝圏はこの4つのみ。ただのデータなので週毎に変わりますが現状1番人気かつNF生産馬なら勝てるということ。 以前にも書きましたが2番人気は非常に優秀。 連対率50% 複勝率58.3%。勝率は…10%切ってますけどね…。連軸として2回に1回来てくれる計算。4番人気以下は未だ複勝率0% 。基本スルーでいいでしょう。
*単勝オッズ別着順*
非常に見にくくて申し訳ないですがこんな感じ。最高値が1/31 クロンターフ 6.7倍 最低値が1/30 ボーデン 1.7倍 現状6.8倍以上、広めにとって7.1倍以上はあまり 手を出したくない感じではある。ただ馬券の性質上同じレートなら7回の内1回でも7.1倍以上の単勝馬券を当てることができれば+なので良く見極めたいところではあるが…。まあそううまくはいかないので基本スルー。2着にも5.0倍のゾーンまでしか来てないのもまた注目する所であり3連単なら2着固定も面白いか。ただこのゾーンは着外も多いのでもしやるなら辛抱が必要ですね。
*その他* φ1月重賞成績φ 東西金杯 乗り馬なし シンザン記念 5番人気10着 愛知杯 3番人気7着 日経新春杯 2番人気9着 東海S 2番人気1着 根岸S 1番人気1着
φ川田騎手と一緒に3着内に来る騎手TOP3φ 1位 松山弘平 4回 2位 福永祐一 武藤雅 3回 3位 C.ルメール 武豊 岩田康誠 戸崎圭太 2回
1月総括と今後
年明けから悲惨だった川田騎手。初勝利に27戦もかかりなかなか上手くいきませんでした。1月最終週に4勝をあげ本来の姿を取り戻しつつある川田騎手は現在リーディング13位まで浮上しました。エージェントの井上氏が入院したとの噂もあり、なかなか騎乗馬も集まらないなど流れが悪かったですが今日をきっかけになんとか流れを掴んでリーディング上位5人くらいまでは上がって欲しいところ。2月からはエージェントの絡みもあり難しいことでしょうけど騎乗数を増やしてほしいですね。現在、松山弘平騎手が99鞍でトップ。比べて川田騎手は46鞍と半分以下。1日休んだルメール騎手ですら78鞍乗っているので川田騎手にも60鞍は乗っておいて欲しかった所。勝率にこだわるのもいいがやはり日本人騎手がリーディングをとるのを久々に見たいですからね。 また2月には久しぶりにフェブラリーSにも乗りそうなのでいい結果を出して欲しい。レッドルゼル、オーヴェルニュどちらに騎乗するかは分かりませんが…。あとはダートの平場。もう少し成績をあげて欲しい所。2月は12勝、高望みで15勝くらいはして欲しいですね。まずは人馬ともに怪我なく終えること。まあ期待することはたくさんあって書き切れないのでこの辺で…。また2月も追っかけて行くのでよろしくお願いします!