3/28(日) 中京6鞍 川田将雅
いよいよ春のG1シーズン突入。今日は中京で6鞍、メイン高松宮記念はダノンスマッシュに騎乗。 昨冬、香港スプリントを制した上に成績が非常に良い師弟コンビだけに期待は大きい。雨、左回りと懸念されていることも多いが香港スプリント勝ち馬として格好はつけてもらいたいところ。
中京2R ダート1400m 3歳未勝利 コスモノアゼット 田中厩舎。昨日も書きましたが善戦続きの馬。で、昨日見てなかったんですが1400mに短縮。1400mだと恐らくテンのスピード的に逃げることはできないだろうがそれなりの位置にはつけるだろう。どこまで馬に前を抜かせる気を持たせることができるか。1番人気。
まずまずのスタートだったが、1400、1600mでも先手を取るような馬が外にかなりいたのでそれよりはさすがに遅い。
中団前。ポツンと1頭だけで追走できる。この後1番が内から上がってくる。
コーナー入る前には外を回すと決めていた様子。内も通れない事はないが確実に待たされる隊列だったので外を選んだか。あとは内後ろから1番が上がって来たのもある。
位置を押し上げるも前に10番がいるので結局待つ形に。もう1頭分外を回すとかなりロスになってしまうからね。
コーナー回った後に10番の馬の外に出して追い出し開始。
伸びてもないけど下がることもない感じで今までと変わりなく…という感じ。内、先行した3頭がそのまま1.2.3着とゴールでその後の4着。 力がないわけではないんですが勝てるタイプでもない。やはり1800mでワンペースで逃げてという形がまだ勝てる可能性があるかな。
中京4R 芝1400m(Bコース) 3歳未勝利 シュライエン 高野厩舎。新馬から3F短縮。前向きな気性で前進気勢も高いので短縮はいいでしょう。中京1400mはオルフェーヴル産駒が多く活躍するのも後押し。小柄な馬で体重もデビューからずっと-なので早めに決めないとマズいが… 前に行く馬が多く、内枠なのでその辺りの兼ね合いはあるがそれなりに走れるのでは。3番人気。 Bコース初週。良馬場。
ちょっと激しめな先行争いになってしまいましまね。外の松山騎手、和田騎手が結構出して来たので。1列下げてレース進めることもできたとは思うが抵抗して2番手、内の逃げ馬を見る形を選択。 12.3 - 10.8 - 11.0 その分前半3Fは速い。 中京1400mはハイペースになることが多いのでいつも通りと言えばいつも通りだが。
結局この隊列のまま終始進める。
結果的には先行争いで対抗したのが正解だった。松山騎手の馬が早めに手が動いてその後ろに1番人気が既に来ていたのでね。1列引いていたら同じ位置から脚比べだったので苦しかったでしょう。
直線。道中からも少しフラフラっと走っていたが直線も少しフラフラしてましたね。最後の最後までよく粘っていたが14番に差されての2着。 最初に脚を使った分差されてしまった感じではあったがこの馬よりは展開が向いていた14番とアタマ差ですからよく頑張っていましたね。距離は現状この距離がいいでしょう。
中京7R 芝2200m(Bコース) 4歳上1勝クラス ダノンレガーロ 中内田厩舎。8ヶ月半の休み明けで+24㌔。乗り込んでの+24㌔ではあるが若干太く映る。出脚が遅かったがどれくらい改善されているか。特に目ぼしい馬もいないので1番人気。
まずまずスタート出て中団くらい。
中団。若干外に張り気味で終始追走。
Bコース初週なのもあって先週とは違い内2列目でも十分追走可能に。ただ、やはりパワーがいる馬場。
13.0 - 12.1 - 12.0 - 13.1 - 13.4 - 13.0 ここまで13秒台が4つとかなりスロー。上がりは使えるが前も余力があるので少しずつ動いていきたいところ。
外の馬の方が先に動いた。川田騎手は特に動きは見せずに馬のリズムで直線へ。
ラスト150くらいで不利を受けはしたが普通に走っていても勝てなかったでしょう。コレに関してはわざわざ狭いところに自ら行ってしまったので仕方ないと言えば仕方ないですが…5着でゴール。 動き出しも遅かったように感じるし直線も不利あり。次走ですね。
中京9R 芝2200m(Bコース) 大寒桜賞 ウィンドリッパー 清水厩舎。川田騎手に今年初勝利をもたらしてくれた馬。特にこれと言って騎乗馬もいなかったので小倉を1走挟んでの騎乗。前走を見る限り現級では少し力が足りないようにも感じるが川田騎手に戻ってどこまでやれるか。5番人気。
スタート後2度こうゴチャつく場面があったのは不運でしたね…
そのせいもあって中団やや後ろで1コーナーを回る。この時点で結構走りにくそうだったのでパワーを要する馬場、重い馬場はあまり得意ではないですね。前走小倉もそれなりにパワーを要求される馬場でしたが何とかこなせていたが今日レベルになると少しキツイですね。
2コーナーを回って向正面。インコース3列目まで上昇。ここもまた微妙に外の馬に寄られる場面もあったので終始スムーズに行かない。
4コーナー手前で既に脚が上がっており進まず。 重い馬場が苦手な馬が総じて動けなかったのでこの馬もそれに該当。まだ力も足りないですね。 10着。夏越えてしっかり成長してくれれば。
中京11R 芝1200m(Bコース) 高松宮記念 G1 ダノンスマッシュ 安田隆行厩舎。 冒頭にも書いたが、師弟コンビ。元々成績はいいが昨秋からはほぼ馬券内パーフェクト。唯一馬券外がフェブラリーS。それくらい成績がいい。 昨年はオーシャンS→高松宮記念のローテだったが今年は直行。追い切りもしっかり動けており状態も良さそうで、初戦◎。雨と馬場、枠が気にはなるが今年は外差し馬場気味ではあるので枠は味方しそう。道中少しでも緩んで脚が溜まる展開だとインディチャンプが勝ちそうなのでいかにモズを行かせた2番手、3番手がペースを落とさず走ってくれるか。展開次第ではあるような。2番人気。
*雨が大きなポイントになっていましたが、あえて何も考えず、馬の走りたいように走らせました
そう言ってはいるもののしっかり人気馬の後ろに入る。枠の並びも良かった。
*前にレシステンシアがいて、良いリズムで行けました。
レシステンシアの真後ろで待機。芝もちょうど掘れているかいないかくらいのところ。スプリント戦は1つミスをするとなかなか取り返しがつかないのですんなり人気馬の後ろに入れたことは非常に大きかった。
馬も大人になりましたね。前にスペースがあるが我慢もしっかり効いていて川田騎手のコントロール下に。ここで前を追いかけてしまっていたら勝てていなかったですからね。
*4コーナーは抜群の手応えで、道ができて、レシステンシアとの競り合いが長く続いていましたが、意地を見せて勝ち切ってくれて何より。
セイウンコウセイが外にヨレた。この時点では1ミリも道がないので終わった…と思った。
さすがにこのクラスの馬なのですぐに修正が効き真っ直ぐに。外にレシステンシアが振られた分、道ができる。仮にセイウンコウセイがヨレずに最初からまっすぐ走っていたら浜中騎手が併せに行ってずっと道がなかっただろう。運も良かった。
レシステンシアはここに運が無かった。最初から併せて行ければ川田騎手は待つか、レシステンシアの外に行かなければいかなかったから。
長い追い比べ。なんとかクビ差凌いで1着。 強かったし久しぶりに見応えのある高松宮記念でした。コレで重賞8勝目。長く太く活躍。コレほど立派な馬は現役ではなかなかいませんね。名馬の仲間入りでもいいくらい。 (太字は川田騎手のインタビュー抜粋。)
中京12R ダート1400m 四日市特別 スズカカナロア 橋田厩舎。前走2着ではあるが前がたまたま開いたから2着だっただけであって4着、5着でもおかしくはなかった。そういう意味では外枠になった今回は前走よりはスムーズに走れるか。ただ、かなり内前有利な馬場でもあるのでどこまで外から差してこれるか。1番人気。 開催最終、中6週で狙って出走させている感があるだけに勝ちたい。
前走はかなり進んでくれたんですが今回はいつも通り。芝の重たい馬場はダメなんでしょうね。ダートの重は問題ないんですが。
ほぼケツ。外に出しているので外からどこまで。こういう脚質なので仕方ないですが…。
後方3番手で直線。
上がり3F35.4とすごい脚で追い込んでくるが及ばず4着。まあ本当に展開待ちなので仕方ない。今日は特に内、前有利だったので尚更。良馬場か稍重くらいなら…もう少しやれたかな。
いやー、勝ちましたね、高松宮記念。そしてG1。昨年は冬まで全く用がなかったので今年は春にG1を取ることができたのは非常に良かったし、いいスタートをきれた。実はこの高松宮記念が重賞100勝目。
公務員のようなしっかりとしたコメント。
方向性の違うイケメンが2人。川田騎手もう少し緩んでもいいのに。幸騎手が100勝達成したみたい。今回は看板持ってくれる人が居てよかった…。 幸騎手って結構いろんな写真に映り込んでいるような…。看板持ってくれてありがとう😭
さて、今週は3勝でfinish。3月は16勝と想定していたよりもかなり多くの勝ち星を上げた。尻上がり。来月もまた頑張ってほしいですね。G1も春にもう1つくらいとれたら。
1日遅れでスミマセン…。