3/7(日) 中山 7鞍 川田将雅
同着ではあるが昨日チューリップ賞を制して今年重賞4勝目をあげた川田騎手。弥生賞を制して2日連続重賞勝利なるか。久々の中山遠征、最低2つは勝って関西へ帰りたいところ。
中山2R ダート1800m 3歳未勝利 ディヴァインゲート 武藤厩舎。昨日あげた注目馬の1頭。1800mだとポジション取りに苦労しそうだが幸いにも外枠。武藤→川田と勝負気配も感じるし明らかな鞍上強化。中2週とは言えあまりにも調教タイムは良くないが映像を見てないのでなんとも…まあ大丈夫でしょう。捲りタイプが結構見受けられるのでポジション取れなかったら一緒に行って欲しい。1番人気。
縦で見るとそこまで遅く感じませんが…
横で見ると結構遅い。ゲートの出そのものはスムーズだが出脚が遅い。
減量騎手が絶対逃げろ!って言われてるのかと思うくらい仕掛けて先行させます。小牧騎手もよくやるやつ。この馬だけ12.8-11.5くらいで入ってそうでかなり脚を使った。
一応1列目外3は確保してますが、脚を使った+4頭分外と結構タフでめちゃくちゃな競馬。
そりゃそうだと残り800mで下がり始め、前に置いていかれる。この時点で馬券内は愚か掲示板すら厳しいと思ったら…
なぜかまた残り300mくらいから伸び始めて5着。
上がり39.9とありますが…13.3-13.35-13.25くらいで別に伸びては無かった。他の馬は測ってないので分かりませんが他馬がラスト止まっていたように見えたのでその関係でダラダラ伸びてるように見えたのかな。距離は長い方がいいですね。 しかしよく掲示板確保したな…というレベル。東京2100m、2400mでもう1度狙いましょう。
中山3R ダート1200m 3歳未勝利 トランザクト 武藤厩舎。2つ目の注目馬でこれも武藤厩舎。1200m→1700mから今回また1200mへの短縮。1700mでも思いの外頑張って走っていたので小倉滞在でもう1走かと思いきや中山に戻してのレース。今回からブリンカーもつけてますね。とにかく逃げてどこまで、という馬なので最後までワンペースだし真面目に走ってくれれば。そういう意味では支配下に置くタイプの川田騎手とは手が合うか。相手関係も薄いしここは勝ちたいところ。2番人気。(注目馬に上げたし勝って!笑)
横のイルクオーレの方が枠の差もあって逃げ。 普段よりテンのスピードも遅かったので仕方ないですね。仮に武藤雅騎手だったらどうしたかはわかりませんが…川田騎手は無理せず2番手を選択。
この形になると外の馬の方が分がいい。プレッシャーをかけ続けての追走。
4コーナーはこちらの方が楽に回ってきて直線へ。地力だけ見れば恐らくイルクオーレの方が上だが川田騎手と併せる形になった時点で負け。腕っぷしは明らかに川田騎手の方が上ですからね。展開的にも楽でしたがこれは好騎乗。1着。
中山5R 芝2200m(Aコース) 3歳未勝利 アスクヒーロー 田村厩舎。新馬3着から中7週で1ハロン延長しての出走。社台生産馬が5頭に対してNF生産馬はこの馬のみ。関東圏芝で川田騎手が勝つとなればNF馬がほとんど。中山2200でピンク帽はキツいが各馬そこまで取りに来そうにもないので先行はできそう。あとは良馬場とはいえ、先週よりは緩いので馬場が合うか。1番人気。
やはりそこまで行く馬もいなく川田騎手もいつも通り先行。芝中距離のレースで外枠、特に8枠に入るとほぼ毎回同じ形で位置を取りに行ってくれる。予想する上で川田騎手ほどどう動くか分かりやすい騎手もなかなかいない。ほぼ先行ですからね。ありがたい。
ゴール板過ぎた所で少し頭を上げてイヤイヤする
コーナー回って前に馬を置いたところで落ちつきを取り戻してしっかりと折り合う。
縦長。関東芝1800m以上のレースはスローにも関わらずこの隊列になることが異常に多い。
さすがに中山で後方から上がり勝負はキツいと思い柴田大知騎手が動くが他は微動だにせず。川田騎手も終始2列目。この辺りからペースが上がり始める。
4コーナー手前で既に手応えが怪しくなる上に外から13番に被せられ外にも出せない状況に。幸いにも内が詰まっていなかったのが救い。
直線の攻防。完全に負けの手応えで直線に入ってきましたが横山典弘騎手を内に閉じ込めてなんとか最後まで持たせて1着でゴール。 文字で書き表すことができないので、、是非映像で見てほしいんですが本当にムダのない騎乗での勝利。位置取り含め好騎乗でした。
中山6R 芝1600m(Aコース) 3歳1勝クラス ジュンブルースカイ 友道厩舎。朝日杯12着からの自己条件。萩S2着、東スポ杯3着とOP、重賞でも好走しているだけに早く卒業したいところ。 実績は十分も武豊騎手で好走する馬はあまり川田騎手に合わないことが多いが…脚質含め不安も多いがさすがに勝てるか。1番人気。
滑るようにゲートを出たが元々速い馬でもないので定位置から。
前にちょうどいい目標がいたのでそれを見るようにレースを進める。ブルメンダールは新馬の時に川田騎手も跨っているのである程度力量は把握しているのだろう。
ここもルメール騎手のお尻にピッタリ。難しい所のある馬ですが特にかかったりもせず。折り合いもしっかりついている。
と思ったらここで何故か分からないが引っ掛かり気味に。
5R同様外から被せられ今回は内も空きがなかったので完全に閉じ込めらたまま直線へ。
直線入り口。進路がなくどん詰まりの状態でなす術なし。
ラスト1Fすぎでようやく進路が出来るも時すでに遅し。
抜け出してくるも追いつけず3着。脚質的に仕方ない部分もあったがマークする相手を間違えましたね。あとは被せられたところで早めに外に動けていれば…といったところか。騎乗ミス…?というよりはマークする相手をそもそも間違えていた。 まあ1番人気の競馬だったかと言われるとNO。 単勝勝ってた人は怒ってるでしょうね、これは。
中山9R 芝2200m(Aコース) 湾岸S ネプチュナイト 友道厩舎。障害→平地に戻しての前走は斜行等あったヒートオンビートのタイム差なしの2着。逃げ馬が1頭飛ばしてこの馬が2番手。5F61.5秒通過で縦長ということもあり展開も馬場も向いた感じはある。持ち時計はダントツで前走も2.12.8。馬場が速ければ間違いなく◎を打ったが今日は恐らく2.16.5くらいの決着と見る。馬場が緩めだと成績も良くない。3勝クラスの中でもそこそこ強敵揃いのここではどうか。3番人気。
もう1列前まで行くかなと思って見てましたが2列目2番手。
12.9 - 12.1 - 12.9 - 13.2 - 12.9 5F64.0秒のスロー。
12.6 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.2 - 11.9 少しずつペースが上がり、残り500mくらいから手が動き始める。
スローの上がり勝負。位置取りの差で3着。 ソツのない騎乗。関東のレースは中身がないレースが多い。
中山10R ダート1800m 総武S バレッティ 久保田厩舎。 この総武S、前走横山典弘騎手が4頭、武史騎手が2頭、和生騎手が1頭とほぼ半数が横山一家。馬柱をみると横山の文字がズラっと。珍しい。 そんな中、川田騎手はバレッティに騎乗。1800mは微妙に長く、さらに毎回内にササる癖馬。2番人気なら嫌いたい。ただただ微妙に距離が長いというだけで。2番人気。
外からカットするように逃げ馬が内に入ってきたのであまり先行できず。
縦長。ちょうど中団くらいで外に馬を置かず。
ここもちょうど中団くらい。
少しずつ上昇して3列目の外3。距離不安が個人的にはあると見ていたのでこの騎乗だと来れないのでは…?と思っていたが…。
いい手応えで4コーナーを回って直線へ。
最後やっぱり脚が上がってましたね。4着。ただ、今回すごく真っ直ぐ走れていた方なのでこれは収穫。次の東京1600mとかに出てきたら買い。
中山11R 芝2000m(Aコース) 弥生賞 G2 ダノンザキッド 安田隆行厩舎。 ホープフルS→皐月賞というローテや、年明けのG3からの直行などが目立つ中で、所謂王道路線を唯一歩む。当初は若葉Sも候補に上がっていたほどでどこか一戦挟むのは確定だったとして若葉S…となるとタイムフライヤーを思い出してしまう。 コラムで川田騎手はまだまだ体に芯が入っていなく成長過程。と言っていましたが…パドック見ると1頭だけ風格が違って古馬みたい。考察することも特にないので勝つか見るだけのレース。1番人気。
どうしても引っかかる馬なので行ってテンバガーの内に入るよりは断然人気ということもあり一旦下げて外へ。
ちょうど中団くらいでここまでは手綱は緊張していたもののなんとか折り合いをつけられていたように見える。ギリギリのラインだが。
ここのコーナーから次第に掛かり始める。トビも大きいしコーナー回るたびに掛かる、掛かりそうになるのでやはり中山は向かない。
この辺からは落ち着いて?なんとか折り合う。 12.7 - 11.6 - 12.4 - 13.0 - 12.9 5F62.6のスロー スローの要因としてはルメール騎手が2番手で折り合ったこと、三浦騎手に全く勝つ気がなくルメール騎手の後ろで何もせずにじっとしていたこと。
4コーナー。
ホープフルS時はコーナリングがとにかく下手だったが弥生賞では改善されていてすんなりスムーズに回ることができていた。
画像だと変化がイマイチ分からないがスムーズ。JRA公式にレース映像があるのでよかったら。
直線。スローの上がり勝負で内の馬も結構余裕がある状態。ダノンザキッドは手前を変えることなく残り1Fへ。
ちょうどこの辺で手前を変えるんですが…撮るの難しい…すみません。
ここから手前を変えて走ります。タイムで言うと1.49.80付近。もう少し早く手前を変えて走ることができていればシャネルマイスターくらいは交わせたでしょうね。タイトルホルダーまで交わせたかは微妙。追い込み届かず3着。
3着と微妙な結果に。道中は下げて脚を溜めて測った。と見るなら前哨戦としては十分な内容だったと思う。個人的な見解としてはより本番が不安になった。という見方。やはり、中山よりも東京の方が向いていると思う。更にその先、2400mを走れる馬を短距離特化厩舎が作り上げれるのか。中山の坂を登るには若干パワー不足に感じた。それによって坂路での調教を増やすと今度は筋肉量が増え適正距離も短くなってしまうというジレンマ。もしかしたら無冠で春が終わるのでは…。という不安に。杞憂に終わればいいが。
中山遠征は最低ラインの2勝で終了。弥生賞が微妙な結果だけあってなんとも後味が悪いが今日で22勝。リーディング5位をキープ。また来週からもコツコツと勝ち鞍を積み上げていって欲しいですね。
余談だが弥生賞。川田騎手より後ろいた騎手、それから前にいた某関東騎手。全くと言っていいほど勝つ気が見られなかった。まあ関東だから仕方ないと言えばそれまでだが、もう少し何かしてみてはどうなんだろう。まあ実際に馬に乗ったことないですから、こんなこと言う資格なんてないんですけどね。9Rも同じ。
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