2/28(日) 阪神5鞍 川田将雅
2月終了時で98鞍の川田騎手。少ないですね。ちなみにトップは和田竜二騎手の166鞍。続いて松山弘平騎手と幸英明騎手が並んで165鞍。この3人は元々数乗るタイプなので比較するのは野暮なところはありますが…。1週(開催3日)休んだ武豊騎手が93鞍なので色々比べてみてもまあ少ないですよね。 勝ち星もルメール騎手に倍差つけられているのでなんとか少しでも差を詰めたいところ。今日はどうだったでしょうか。
阪神4R 芝1800m(Aコース) 3歳未勝利 芝の未勝利戦も番組が少なくなってきて未出走の馬もチラホラ出てきているところ。今日はスノーフェアリーの半妹がいますね。 鮫島厩舎 セラヴィー。セルフィー、シャルドネゴールドの下。新馬、未勝利と4着続きでどちらも0.3秒差。この馬は少し非力な印象で、阪神芝1800mは速い上がり使える馬が馬券に多く絡むのでこの馬の印は少し下げるべきか。騎手の力で+αを、というところでしょうけど…3番人気。
昨日もそうだったんですがスタート真っ直ぐ出せませんねえ…これは騎乗してる人間の責任は無いそうなのでたまたまなんでしょうけど。
左にヨレた分少し遅れましたが前がガラ空きだったのでリカバリーが効く範囲。
2F過ぎ。ちょうど中団くらいで折り合いをつける。
半マイル付近。結構馬群が詰まってゴチャゴチャしているところ。ペースも遅くこうなると上がり勝負になってしまうのでこの時点で分が悪いですね。
4コーナー手前。残り3F地点。先程と変わらず団子の状態。
直線はバラけて前もあいていましたが…。
勝ち馬の脚は異次元ですし34秒もこの馬は出せないので厳しかったですね…。スローの上がり勝負はさすがに分が悪かった。7着。また展開次第で3着くらいはありそうだけど…。
阪神5R 芝2000m(Aコース) 3歳未勝利 オリノコ 須貝厩舎。前回は休み明けで早めに帰厩もそんなに時計も出てなく、レースでも馬場の悪い内を通っての3着。今回は休み明け2走目で時計もそこそこ出してきたのでいいと思っていたんですが大外枠。ついてないですねえ…まだ内芝もそ生きているので真ん中より内が良かったんですが…1番人気。腕の見せ所。
スタート良く先手を取りに行く。
無理に取りに行ったわけではなく流れの中での外3少しカーブの手前で掛かりそうでしたがなんとか折り合う。
12.7 - 11.1 - 12.8 - 13.1 - 12.7 - 12.7 - 12.4 - 12.0 - 11.1 - 11.5 5F62.4で通過。終始1列目3番手で追走。
直線の脚比べ。思ったより使えなかったですね…。先行した分終い使えなかった感じでしょうか。完全に力負けですね。同じ1列目で内1.2を回っていた馬がそのまま1.2着。1列後ろから追い出した3着エイカイステラには上がりで0.5秒差もつけられているのでここで頭打ちですかね。川田騎手と合ってそうにもないので後ろでゆったり構える騎手ならまだ買えそうですが…継続騎乗ならここが見切り時ですね。4着。
阪神6R ダート1400m 3歳1勝クラス ジェセニア 伊藤厩舎。上位人気が1200mからの延長が多く難解な一戦。前走は差し競馬だったんですが同じような位置から追い出した馬に負け。内、外の差はありますが。ジリジリっと伸びるタイプなので距離延長自体は悪くないか。3番人気。
5分のスタートも周りの馬が速く2列目に。
前3走の騎手それぞれに比べるとやはり1列前で競馬する川田騎手。
4コーナー付近で既に手が動き始め、おっつけおっつけで直線へ。前走ズブいとはあまり感じませんでしたが…。
直線。微妙な手応えなのかズブいのか分かりませんが追い通しで直線。ジリジリっと伸びるんですがね…。伸びきらない。 大外枠の馬に緑点をつけてますが同じような位置どり、場所から追い出しを始め3.4着。と騎手の差が見えた場面だったので。手応えはむしろ外の馬の方が良かったような気もするので腕の差が出たのかな、と。3着。
阪神10R 芝2000m(Aコース) すみれS エスコバル 堀厩舎。前走はノーカウントとして2走前もチグハグな競馬で難しいところを見せていた馬。まあ川田騎手はビシッと従わせるタイプなのでしっかり走ると思いますが…上位2頭に割って入る力はまだないか。3番人気。
本当にたまたまなんですがまたゲート真っ直ぐ出ませんでしたね。
小頭数なのでバラけがち。後方にいたんですがラッキーなことに内が空いていたので内に。まだ内の芝が生きている+キレる馬ではないので内を取りに行く。
かなり前が飛ばして向正面へ。
ここもまだ縦長。
ちょうど向正面。一気に馬群が詰まる。
12.3 - 10.8 - 10.9 - 12.7 - 13.6 - 12.5 太字の緩んだ部分で一気に詰まりましたね。
内内を通って直線へ。
なんというか。『モーリス!』という感じ。モサッとした走り。全身使えておらずまだまだ四肢と首の連動が取れてない感じですね。キレる脚を持ってる訳でもないので内内の経済コース取ってどこまでやれるか。という感じの騎乗で意図はキチンと感じ取れたが…。5着とはいえこの先も微妙ですね。
阪神11R 芝1400m(Aコース) 阪急杯 G3 ダノンファンタジー 中内田厩舎。阪神C1着から継続して1400mの阪急杯へ。 前哨戦×ダノン×中内田×川田とまあ役満レベルで買い要素が揃っている。 調整パターンとしてはCW→坂路→CWで最終CWはいつものパターン。4F 48.2-12.2と短めの追い切り。やりすぎるとレースに影響が出るので楽に走らせてこのタイムなら上々でしょう。 若駒な時は上がり最速も出していましたが、現状は特別キレる馬ではなく近5走で上がり3位以内は1回のみ。一瞬しか使える足がないので仕掛けどころを間違えなければいい勝負できるのでは。2番人気。
やってしまいましたね…。出遅れる馬ではないんですが。
二の脚を使って中団やや後ろまでポジションを上げに行きます。これが良いか悪いかは置いておいて川田騎手なので当然こうします。
今日は折り合いはきちんとつきましたね。比較的落ち着いて走っていました。歳を重ねたのも関係あるのか近走はそれなりに折り合える。
中団やや後ろで4.5列目の内3番手。
4コーナー付近。前はかなりゴチャっとしていますが外 インディチャンプの後ろなら内よりは進路が空く可能性が大きいので内ではなく外に進路をとっていく。
直線はかなり窮屈で狭かったですが馬もいい根性してますね。狭いところ割ってきて頑張りますが出遅れ響き5着。仕掛けも速かったかなあと思いますね。出遅れた分リカバリーで二の脚使ってしまったのもありますがもう1.2テンポ待って追い出せたらなあ、と。
1.2.3着全馬が内を回ってロスのない競馬をした馬たち。出遅れた時点で終わっていたとは思いますが…ここからは結果論の話をします。
結果論にはなるが桃、橙の間。ミッキーブリランテの後ろは空いていたんですよね。ミッキーが人気薄なのは川田騎手も分かっていたからこそ外を選択したんでしょうけど、あのまま内でジッとしていたらこの馬も33.9の上がり使っていますから出遅れた中でももう少し勝負になったのかな、なんて思ってしまいます。まあ結果論ですが。
今日の出遅れに対するリカバリーもそうですけどポジションを取っていく川田騎手とはあまり手が合ってないように感じるんですよね。馬の気のままに走らせる。いわゆる出たなりで進める騎手の方がいいのかなと。なので藤岡佑介騎手継続でもよかったと思う。というかむしろそれでよかったのでは。少し不可解な乗り替わりですが前走が代打ということもあるのでね。主戦に戻すのは当たり前なんですけど。馬が年齢を重ねる毎に手が合ってないなあと感じる場面も増えてきたかな。
2月最終日は0勝という結果に終わった川田騎手。質的には仕方なかったかもしれませんが、阪急杯は少し勿体無かったですね。月が変わればわツキも変わるという言葉もあるので3月は期待したいところ。レシステンシア強かったなぁ…。
2/28(日) 川田将雅 勝率0% 連対率0% 複勝率20% 単勝回収率0% 複勝回収率36%
2021年 川田将雅 勝率17.3% 連対率29.6% 複勝率42.9% 単勝回収率70.9% 複勝回収率72.9%
ちなみに1月23日以来の0勝。
2月終了時点のまとめはまた後日出します。