自転車で台湾一周する記録【DAY0】
突然ですが、2024年10月7日のいま台湾に来ていて、明日から自転車に乗って台湾一周をしてこようと思います!
この記事はその開始前のまとめです。
台湾一周とはどんなものか
台湾の面積はおおよそ日本の九州と同じくらいで、国土の周辺を一周するルートが公式に用意されています。距離は約1000kmで、毎日漕ぎ続けてだいたい9~12日間くらいで完走できると言われています。
詳しくはいろんな書籍や自治体が発行するガイドにも掲載されていますが、台北市交通部観光局が日本語でも出している台湾一周サイクリングガイドがわかりやすいです。
で、なんで一周しようと思ったかというと、「⚪︎⚪︎を一周」って単純にロマンじゃないですか。
台湾には昔からちょくちょく行っていてこの活動を知っていたのと、クロスバイクはなぜか持ってて乗ったりしていたのでずっと興味がありました。
フリーランスになったし頑張れば時間作れそうだなと思っていた時に、友達とこの話題になり、その人がちょうどいい自転車を買って乗るようになったので興味があると言ってくれ、じゃあやるかとなり実行が決定しました。
この時点でどれくらい大変なものかわからないけどとりあえずやってみようの精神です。
これまでの練習
自転車に関しては、私も友人も近所の移動手段として使うくらいで、何十kmも遠出に使ったりはなかなかしないので普通に長距離は初心者でした。
私に関しては大昔に川沿いをなんとなく60kmくらい走ったような気もする(うろ覚え)くらいで、去年まで大して運動しておらず身体が鈍っていました。
やってみようとなった後は、日常移動でちょこちょこ乗りつつ、たまにその同行する友人と長距離走行の練習をしていました。
ここで計画浮上から練習の履歴をまとめてみようと思います。全て2024年の出来事です。
1月:計画が浮上
台湾一周?なんか楽しそう!というノリで、秋にでも行こうという話になる。
とりあえず私と友人の家が県を跨いでおりそこそこ離れているので、互いの家を往復したらいい練習になるのではとなる。
3月下旬:最初の練習(2日で約50km)
とりあえず私がGoogle Mapで適当に選定したルートを見ながら友人の家に赴く。この時点で自転車自体がすごい久しぶりで、空気の入れ方すら忘れかけている。(毎回「仏式バルブ 入れ方」とかで検索している気がする)
大して高低差のことを考えていなかったので、途中道に迷ったりものすごい坂道にたどり着いたりしてとても体力を消耗しつつ、想定の1時間遅れで到着。着いた時点で尻がとても痛く、そのあと入ったスーパー銭湯の湯が色々と沁みた。
友人宅に泊まらせてもらい、翌日も同じ距離を自転車で帰宅。
4月上旬:友人が同じ距離でうちに来訪
この時点で徐々に装備の必要性に気づく。adidasランニングアプリのサイクルモードで走行距離を記録したら良いのではというのと、尻を防護するクッションのあるサイクルパンツが必要だという話になる。
誰得だとは思いますが、私が購入したサイクルパンツはこちらです。
(4月下旬〜6月上旬:この間マルタに行っていたりで何もせず)
6月中旬:ようやく飛行機のチケットを買う
台湾一周の日程を10月にしようということが決まり、飛行機のチケットを買う。もう後戻りできないぞという楽しい気持ちになる。
7月上旬:2回目の練習(72km)
荒川サイクリングロード・通称荒サイが走りやすいと聞き、ルートに設定。とりあえず荒川河口付近で待ち合わせて行けるところまで行こうという話になる。
この日は埼玉県の朝霞水門をちょっと行ったところまでで引き返すことに。サイクリングロード、車道と違って気兼ねなく走れすぎて最高。車道のハードモードさには慣れたようで未だにいつもヒヤヒヤする。
7月下旬:3回目の練習(86km)
川沿いの良さに味をしめ、今度はとなりの江戸川も良いのではということで葛西臨海公園あたりで集合し出発。
ところが江戸川の護岸工事で全然スムーズに走れず、途中で荒川まで移動。結局前回と同じルートを辿る。
他を知ってから実感する、荒川の安定感・安心感。遠回りしてやっといいと気がつくもの、人生にたくさんありますよね。
(8月:スケッチ展のバタバタで全く練習はせず)
9月上旬:4回目の練習(2日で約200km)
我らが荒川を極めようと、終着地とされる地点まで行き一泊し戻るプランを決行。外泊も含め台湾一周のいい練習になりそうというのもある。実質、これが最後の長距離練習になった。
ネットで調べた感じ埼玉県熊谷付近の武蔵丘陵森林公園あたりをゴールにしている人が多いので熊谷を目的地に設定。
この時点で台湾でも使うウェア一式、リュック、サイクルボトル、携帯ホルダー、食糧など着実に揃ってきて徐々に知見が溜まってきたのを感じる。
当日、晴天すぎて日中35℃くらいあり普通に死にかける。途中にある神のようなファミマのイートインスペースに救われつつ、思ったよりも夜遅くにようやく熊谷駅到着。とても嬉しい。
ちなみに熊谷には初めて訪れたけど、ショッピングモールも駅前も若い人がたくさんたむろっていて何だか異国情緒?があった。駅前の飲み屋が美味しかったのでいつも通りカロリーがプラマイしっかりプラスだった。
翌日も同じルート+αを通り、荒川河口の新砂リバーステーションでゴール。尻と足はバキバキだが最初の練習に比べるとかなり成長しているのでは?
持ち物の準備
今回はただの旅行ではなく必需品が多かったのと、荷物を限りなく厳選して軽くしたかったので、持ち物を細かくリストアップしたら140個くらいあり笑いました。
パッキングが想定の2〜3倍の時間かかって、無事に睡眠が削られました。
自転車は出発地の台北でレンタルします。台湾の著名なGIANTの店舗で台湾一周向けの装備が含まれる自転車を貸してくれるのでとても助かります。
意気込み
最低限やれることはやったので後は走るのみです。とにかく日本とは違い右車線であることを間違えないようにしたいです。
途中で休みの日を入れて観光、いや休憩をしつつ12日前後で回れたらという想定でいます。
ホテルは今、Google Map上で候補のところにピンを立てているだけの状態なので、日々次の目的地に行けそうだったら予約するというスタイルをとっていこうと思います。
もし途中で何かあって離脱することになったら台湾は電車にそのまま自転車を積めるのでそれで移動することになります。でもなるべく自転車に乗り続けられるようにしたいです。
がんばります!
※しばらくイラストレーターって何だっけ?なSNS更新と投稿が続くかと思いますが温かく見守ってくださると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?