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マルタへ行く前にやったこと(準備編)

もしかしたら留学自体に興味がある人もいるかもと思い、行く前に準備したことと行ってから思ったことについて書いてみます。


留学の申し込み

スマ留というエージェントを利用しました。渡航の半年前までに申し込むのが一般的なようです。
選んだ理由は、知っている方が実際に利用していた・仕組み的に安いらしいからです。他社と比較はしていないのですが、手続きが簡単でマニュアルもわかりやすくスタッフの方も丁寧でよかったです。

留学先については、以前のnoteにも書いた通り、比較的安価なフィリピン・ドバイ・マルタの中でも地中海が好きなので一番環境がイケてるイメージで周りの国にもついでに行きやすそうなマルタにしました!

留学期間の決定

週単位で選択可能で、4週間=1ヶ月にしました。仕事や、日本での生活が滞らない期間がそのくらいだと思ったからです。

帰国後に思ったことですが、マルタの規模的にも1~2ヶ月くらいで十分ではないかと感じました。1ヶ月未満は短いかな。
長期の人たちは観光地は行く尽くしてて、週末も寮や近所でゆったり過ごしている印象がありました

島の中心から街も海も見えた

語学学校の選定

スマ留では複数の語学学校の中から選べたのですが、英語学習をメインにしたかったので以下の特徴がある学校にしました。

  • 日本人比率が低い

  • 観光地から距離がある

  • 学生寮がある(話す機会を作りたいから)

観光地に近いとか、人数が多いとか、学校におしゃれなプールがあるのが売りの学校もありました。プールがあるのはパリピ感強くてなんか怖い。

実際は1/3くらい日本人じゃないかというくらいいました。特に日本人が多い学校だと言っている人もおり、事前情報とだいぶ違いました。笑
ですが帰国後も会えそうな人と知り合えたり、困るポイントが似ていて助け合えたりできたのがよかったです。

ちなみに、他は南米のブラジル・コロンビア出身の学生がとても多かったです。みんな英語話すのうまい。イタリアやスペイン、トルコなど周辺国がちらほら。アジア系は中国人がたまにいるくらいで、韓国人は意外といなかった

授業。携帯使ってても怒られない。
誰も開始時間に集まらないの好き

かかった費用

ざっくり以下の内訳でした。
学費・寮費…20万
飛行機往復チケット…25万
現地での生活・観光… 20万 ※マルタのみ。他国は除く
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合計:約65万円

学費は期間に比例し長いほどお得ではあると思います。飛行機のチケット代が一番高いです。現地での費用は、自炊が多かったのもあり円安・期間のわりにそこまでかからなかったと思います。

これ以外に持ち物の準備もあるので本当はもう少し高いとは思うんですが、マルタ用か普段用だったかもはや不明なので書いていません。

やはり大きい支出で怖かったので、申し込む前に、貯金と収入と支出の予定を書き出し、シミュレーションした記憶があります。あと去年仕事頑張ってよかったというのもある!

ちなみに留学が終わってから日本に帰るまでの間、パリとローマにも行ったんですがそこでの費用は含めてません。というか物価が違いすぎて思い出したくない感じの金額になっていました。来月の引き落とし怖いな♪

準備したこと

英語の勉強

正直、そんなにしっかりやれてなかったと思います。あれ?
行く前ってあんまり実感がなくて本当に行くのかなぁ…とか呑気なこと考えてたり、もう現地で頑張ればいいや!と仕事を理由にあんまり集中的にやってませんでした。

一応、去年の夏にEnglish Boot Campという2日間英語をひたすら喋る教室に行ったのが一番大きくて、これによって英語をやろうモードになりました。その後オンライン英会話のNative Campをチラホラ受講したりしていましたが、そんなに頻繁にはやってなかったです。

実際、行ってみたら同じくらいのレベルの留学生が多くてやや安心しました。というか、その時の実力で立ち向かうしかないですよね!

仕事を一区切りさせた

イラストの仕事だとiPadと机があればどこでもできるので、いざとなればやるつもりではいましたが、現地で新規の案件を進められる想像がつかなさ過ぎたので、とにかく時期がかぶりそうなクライアントさんに説明して期間中は仕事が入らないようにしました。
今考えてもあの環境で仕事をできる気がしなかったので大正解でした。

あとは、バイトしているギャラリーにも早々に伝えお休みをいただきました。関係ないですが行っている間に、うちの観葉植物が枯れないよう置かせてもらえてありがたかったです!

留学で使えるものの準備

この辺は海外旅行のよくある必需品と変わらないのですが、個人的に留学にいいな〜と思ったものをいくつか挙げます。

ヨーロッパ周遊SIMカード
これが最強すぎる。30日を超えるので2枚買っていきました。安いのに通信の品質も何も問題なく、電話もでき、Wi-Fiを使えば上限内におさまりました。外で動画とか見たり大きい画像をダウンロードしなければ問題なかったです。

お好み焼きのソース
学生寮だと他の学生に料理を振る舞う機会もあって、その時にお好み焼きを作ったらウケました。事前にウケるということを、他の方の留学ブログで読んで知りました。
お好み焼きの粉もあるとより良いですが、なくても小麦粉で作れます。
ドンピシャなソースが現地に売ってなさそうだったのでそれだけは日本から持っていくと良いです。
ちなみに日本で1回もちゃんと作ったことないのにマルタでは2回作りました。

オタフクのソースさえあれば味がそれっぽくなる。
それっぽさ、大事

長袖の服
マルタって地中海の国だしすごい暑いイメージだったんですが、実は5月だと日本より寒いです。特に前半は10何℃とかでジャケットがないと無理だったのに、ほぼ半袖しか持っていかなかったので詰みました。
初日に現地のショッピングモールで一番安い適当なジャケットを買いました。作業員みたいであんまりおしゃれではなかったので日本から持って行けば良かったです。

どんな人が留学に向いている?

これを読んでいる方は気になるかもしれないと思うので書きます。

①1ヶ月程度仕事を休める人
チケットが高いのでコスパ的にはそのくらいの期間は行けるとベストだと思います。やはり、日本人は休学・休職していたり、仕事を辞めてきている人が多く、第二新卒くらいの年齢の人が多いです。
※近場の国の人は1〜2週間と短期間の人も割と見かけました。金銭的に、休暇ルール的に許すのであれば会社員の方でも実現不可ではないかなとも思います。
自分でスケジュール調整できるタイプのフリーランスにはすごく向いていると思います!

②英語が少なくとも旅行の英会話くらい話せる人
逆にいうとそのくらい話せれば生活面・学習面で困ることはあまりなかったです。アジア人の顔って便利だなと思いましたが、最初から外国人扱いしてくれるので英語が下手でも勇気を出して質問すれば聞き取ろうとしてくれますね。

③極度な環境の好き嫌いがない人
ものすごい潔癖とか、蚊やハエも絶対無理という方じゃなければ多分大丈夫です。今まで行ったヨーロッパのいくつかの国と変わらないきれいさでした。
食事はイタリアンっぽくあまりクセもないですし、日本の食材も売っていました。

色々書きましたが、現地に行ってしまえば勝手に目まぐるしく日々が過ぎていくし、マルタって旅行よりも住んでみた方が楽しい国だなと思ったので留学とてもオススメです!

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