暗黒物質は仮説上の物質

イ、暗黒物質(ダークマター)のトピックス

  1. 質量を持つ

  2. 物質とはほとんど相互作用せず、光学的に直接観測できない”、

  3. 銀河系内に遍く存在する(←なぜ、私たちの住む天の川銀河に限定しているのか?謎です。)

  4. 間接的に存在を示唆する観測事実はあるものの、直接的な観測例は無く、ダークマターの正体も不明である。

ロ、暗黒物質の導入経緯

 髪の毛座銀河団の質量Mを二つの方法で見積もってみると、(M⊙は太陽質量として)、

  1. この銀河団を構成する数個の銀河の銀河団中の軌道運動から見積もり計算するとM=M1=3M⊙×10^(14)、

  2. この銀河団(星に見える)から宇宙へ放出される電波の観測から見積もり計算するとM=M2〜M⊙×10^(12) 

    https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黒物質  Wikipedia様より

 この2つの観測値M1, M2の相違から、電波(光と考えて遜色ないです。)で捉えられる質量M1の30倍の質量M2を髪の毛座銀河団は持っているということになります。このことから、光では観測できない質量物質が存在するのであろうということになり、暗黒物質(ブラックマター)という仮想物質が導入されたということです。

ハ、髪の毛座銀河団のわかりやすいサイト

 地球から肉眼で見たらただの星みたいですよね。赤線の観測から2番目の髪の毛座銀河団の質量を求めたということだと思います(ノウハウは専門外なので、わかりません。)

髪の毛座銀河団(https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0002050578_00000 様より)


二、暗黒物質(ダークマター)で思うこと

 電波とは、電磁波と言われるもので、これはX線、γ線、可視光、マイクロ波など全てを包含する単語として使用しました。
 ですから、可視光では検出できないダークマターではなく、ダークマターは電波では観測できないのです。
 あと、質量には、

  1. 電波を放出して存在をアピールする質量(M1に相当)

  2. 電波を放出しない質量(M2-M1に相当)

の2種があるという前提だと、私たちが体重計等で測定する重量は両者の合計と考えられるということになります。
 そして、(M2+M1)/M1〜30ということは、M2のほうが圧倒的に多いという恐ろしい結果であると思います、、、ただし、電波で質量を見積もる方法に問題がないのか、門外漢の私としたら、この辺りはなかなか信頼しづらい理論的部分でもあります。

 だが、しかしですね、宇宙物理学分野で導入されたダークマター論ですが、これもスッパ抜き物理モデルでしょう。人間の成長を阻止するための既成自然科学の学者は、さぞや顔が青ざめて、お困りになったことだと思うと…。ガリレオ様、私は大爆笑でございます。
 


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