宙ぶらりんな時期の話。
ニュースや報道を見て自分の身は自分で守らなければいけないと日々感じています。それはバンドにおいても同じ。
去年は俺達もコロナ新入生だったわけで、一体どういったものか、何処までが真実か分からず手探りでした。相変わらずどんなものかは未だに不明だし、別に知りたくもないのが本音。厄介ということだけはヒシヒシ感じてますが。
身を置いてる環境によってコロナとの距離感は違うし、俺達は幸いにも距離感が遠い生活をしています。感染を伏せている人は沢山いるだろうし、もしかしたら俺も感染しているかもしれない。まあその時はその時で考えます。コロナの得体は知れないですが大切な人達や家族に危険を及ぼす可能性はなるべく低くしたい。事故や事件と全く同じ。
現段階でお誘い戴いてる2、3月のライヴもどうなるか分からない。ライヴハウスは改良を重ねて客入れを出来る状況ではあります。ライヴハウスも状況が状況だからきっと出てくれる可能性が高い人達に声をかけていると思うし、出る側もやれるならやります=本物。みたいなバカがほとんどだと思います。
去年俺達は自分達からライヴを一切飛ばしてないし、何かしら形を変えてやりました。だからといって俺達はやるならやります!のスタンスでは決してないです。去年は10周年だからやっただけの話。今年からは違います。去年からお話をもらってたライヴも自己判断で平気で飛ばします。予定も立たないし、イラついて先々動いてきましたが、予定が立たなきゃそれはそれでいいかなと最近は思ってます。俺達は別にライヴが無くてもやることがあるから。
ライヴハウスも俺達は出て当たり前なんて思わないでもらいたいし、そういう雰囲気出されたらイラつきます。だからこそライヴハウスの人間としっかり自分達から話をするのは大切だなと思います。揉めるのも面倒くさいし、端から起こる可能性を説明しておくこと。腹の中を見せてほしいとは思いませんが相手に自分達の腹の中を話すことが礼儀だし、まず信頼関係はそこから始まる気がします。
そのうえで出るからには刺激を貰えるような環境を用意していただきたい。この時期にクソな対バンなんて何千倍もイラつきますから。コロナだから仕方ない、みたいな感じで企業努力の無さをどうか誤魔化さないで欲しい。出る側も出演したくらいでライヴハウスに尻尾振るような雰囲気は辞めてくれ。過剰な感謝もやめてくれ。その意識は俺らにも伝染して必ず飛び火する。
世の中がコロナに気をつけつつ、出来る事をしてくださいな、宙ぶらりんな時期。自分達で判断。扱い辛くて結構だと思います。そもそもライヴハウスはそんな人間で溢れてるべきです。そう言いつつ周囲とのディスタンスは結成当初から徹底してるのでイラつかない術は慣れっこC-NOTEはこういった時に優等生です。
C-NOTE Kanda