ビデオの話

先週末、『𝐂𝐍𝟏𝟎𝐭𝐡 𝐑𝐎𝐂𝐊"𝐍" 𝐅𝐈𝐆𝐇𝐓 𝐂𝐋𝐔𝐁 𝐕𝐈𝐃𝐄𝐎』終わりました。出演してくれたThe Dirty Dolls、VOLTAGE、Genocide、そして場所を提供してくれた福山INN-OVATIONの井上さん、来場してくれた人達、ありがとうございました。もとを辿れば、C-NOTEの10周年イベント第1弾として企画された1日。通常ライヴを行わないと判断をしたことは出演バンド、楽しみにしてくれた人達には申し訳ないことをしました。すみません。

ですが、溢れかえる様々な選択肢から俺達は最高のチョイスをしたと自負してます。なんなら大袈裟かもしれないけど、産み出したとさえ思ってる。心の中で一歩前に進めたと思う。人と被るのが大っ嫌いなので、被らないようにと、周りが何してんのかSNS等でチェックしたら、案外皆同じことしかしてないもんで。言うことも同じだし。C-NOTEとしては、ライヴハウスを助けたいだとか掲げることもネガティブな逃げ道としか思ってなくて、こういう時だからこそ、バンドとして自分達の提示をしっかりするべきだと思いました。だから、ライヴという言葉にこだわった。私情で言えば助けたいだとか、そんなものは当たり前の話だから、わざわざ口にしてイベントに持ち込むのも違うかなと。ライヴハウス無くなって困るのは俺達だし。だけど、ライヴハウスもバンドも任意でしてることだから。互いに共存しなきゃいけないのは、ずっと当たり前の話。例えばINN-OVATIONが通常ライヴをする選択をしたなら、俺達はきっとしていただろうし、他のライヴハウスでのイベントだとしたら、そのライヴハウスの判断を飲み込んだ上で何か違うことをやってたでしょう。ライヴハウスとの関係性を崩してまで何かするってのは価値を感じないし、なんだか、嘘くさいというか。自粛だからとかそんな弱腰なネガティブに着地は絶対したくなかった。今回の件に関しては日本全国民が被害者ですからね。俺達も直面した身としては、答えを出さなきゃいけない側だったわけで、これからもそうなんだろうね。俺、個人としては、今年に入ってから、そうそう喰らうことないダメージを喰らってて、コロナとか、ライヴハウスとか、それどころではない正直な気持ちもあって。だからこそ、世の中がネガティブな空気の中、ポジティブにいれたのかもしれない。感謝です。それでも完成した時点でやってよかったと思えたから最高。これは決して俺達の力じゃなくて、福山INN-OVATIONの積み重ねだったりする。たまたま俺達がその受け皿になっただけ。次は俺達の力で何かやりたいね。

下記フライヤークリックで観れるので、見逃した方は是非。



C-NOTE Kanda

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