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雨上がり決死隊解散報告会(#130)
リアルタイムでご覧になった方も多いかもしれません。
すでにエグい回数の再生回数になってます。
タイトルの通り、
雨上がり決死隊の解散報告
です。
そして、テレビ朝日協力(?)のもと、
「アメトーーク」
にて解散報告となりました。
Twitterにリアルタイムで観ながら感想を呟いていたのですが、なんとなくnoteに残しておこうと思い書いておきます。
特にこの解散に至った背景であるとか、闇営業騒動からの今までの出来事とかをまとめるつもりはありません。
自分が雨上がり決死隊とどのように出会い、どのような影響を受けてきたかを書くことにします。
動画内の内容も含まれますのでネタバレを避けたい方は、先に動画を観てからもしこちらにも興味があれば読んでいってください。
雨上がり決死隊との出会い
記憶では私が中学生くらいの頃、2000年前後には東京のテレビ番組で見かけていました。
友達が「宮迫です!」のモノマネをしていた記憶があります。
記憶が曖昧ですが、テレビ朝日の
「わらいのじかん」
というダウンタウン松本、今田耕司などが出演していた番組で、雨上がり決死隊を初めて知ったと記憶しています。
これも記憶が曖昧ですが、雨上がり決死隊を好きになったのは
「ワンナイR&R」
からだったような記憶があります。
それでも当時は雨上がり決死隊よりもガレッジセールの方が好きでした。
アメトーークとの出会い
それから少しして
「アメトーク」
という番組が深夜番組で始まりました。
今の「アメトーーク」の前身の番組です。
(以降は面倒なので「アメトーーク」で統一します)
アメトーークの初期の頃に、江頭2:50がゲストで出た記憶があります。
江頭2:50が好きな私は、江頭2:50のトークなんて観たことなかったのでそれを観たくて、アメトーークを観ました。
そこからちょこちょこアメトーークを観始めました。
当時はまだお笑いと言えばコントや漫才、バラエティ番組でも企画物が多く、お笑い芸人によるトークメインの番組は少なかったと思います。
アメトーークといえば
「〇〇芸人」
というフォーマットを生み出したことで有名ですが、私ももれなくこのフォーマットが好きになりました。
知らなかった芸人が出ていたり、いろんな芸人を知るキッカケになっていました。
アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会を観て
前置きが長くなりましたがここからが本題。
リアルタイムで、スマホにかぶりつくようにYouTubeを観ていました。
番組始めは雨上がり決死隊の二人から解散の報告があり、途中から雨上がり決死隊に縁のある芸人さんも交えてのいつものアメトーークスタイルで番組は進みました。
芸人を交えてのトークでは、
「闇営業騒動前と変わりない宮迫」
と言っていましたが、私には歯に物が挟まったような違和感を感じながら観ていました。
以前と同じような間で宮迫がボケていてもなんだか笑ってはいけないような。
勝手にこちらが感じている印象からきているものでしょうが、どうも煮えきらない感じでした。
番組内の空気として
「ホトちゃんの解散という決断も、宮迫がYouTubeをやり始めたことも尊重する」
というお互いのスタンスを尊重した空気ではありましたが、どうしてもホトちゃんの方が筋が通っているように観てしまいました。
それでも、誰も解散のホントの核心に突っ込まないのか?と。
核心に触れたところで宮迫を責める構図になってしまい不毛なのはわかっていますがね。
特に
「ホトちゃんの隣に戻ってくるため(いち早く戻りたいため)に宮迫はYouTubeを始めた」
というはずなのに、そのことをホトちゃんへ事後報告した点とか。
コンビ活動を復活させるための行動を、迷惑掛けた相方に相談しないで突っ走るか?そう思いながら観ていました。
全部を見た印象として、宮迫は真面目な話を
「こんなこと言うのは見苦しい」
「こんなんカッコ悪い」
などと前置きを置いてから話すので、どうしても自己保身しているイメージからは抜けれませんでした。
常に
「人からどう見られるか」
という【体裁】を無意識なのかわかりませんが、とても気にしているように感じました。
対してホトちゃん(蛍原徹)の方は、今まで見たことないほど流暢に、理路整然と思いの丈を包み隠さず話していました。
「今までやってこれたのは宮迫のおかげ」
「コンビとしての活動再開を望んでいた」
「だが、今の現状は今後を考えて違うのではないか」
など、解散の決断を下すまでの経緯を丁寧に話していました。
番組の最後でFUJIWARAのフジモン(藤本敏史)が言っていた通り、
「コンビ解散はすべて宮迫さんのせい」
という一言に尽きると思いました。
恐らく番組を観ていた視聴者の多くが
「フジモン良く言った!」
と思っていたでしょう。
出川哲朗も泣いていたし、フジモンに至っては号泣していたし、雨上がり決死隊はお笑い芸人の中では共に戦った戦友なのでしょう。
そんな雨上がり決死隊をわざわざ解散させる必要があるのか?と芸人同士ではみんな思っているんでしょう。
明石家さんまやダウンタウンの松本人志までもが一時期は宮迫へ助け舟を出しても宮迫はそれには乗りませんでした。
独自の道を進んでいく宮迫と、その姿を見ているホトちゃんを想像すると、観ててこっちまで悲しくなりました。
だからこそなのか、私には1番の被害者であるホトちゃんの決断が、男らしく筋が通っていて、とてもかっこ良く映りました。
正直、解散後にホトちゃん単独でいろんな番組に引っ張りだこかというと、そんなことはないと思います。
本人もそれは自覚しているでしょう。
それでも周りのことや自身の今後のこと、さらには相方の宮迫のことも考えて解散の決断をしたことと思います。
宮迫のやってるYouTubeもたまに観ているので決して宮迫が嫌いなわけではありませんが、今回の決断に関してはホトちゃんを支持します。
最後に
今思っていることをつらつら書きました。
今回の出演芸人のキャスティングはとても良かったと思います。
でもあの東野幸治をもってしても、番組の空気は簡単に変えられないほどスッキリしない状態でした。
なぜ解散するのか?と。
どうせなら明石家さんまやダウンタウン松本人志あたりもキャスティングしてほしかったですが、アメトーークでやる以上難しかったんでしょうかね。
明石家さんまは出演したことあるからワンチャンあったかもしれないけど。
よく巷で
「とにかく動くことが大事」
と言われますが、今回に関して言えばそれが解散の引き金となりました。
厳密には相方への「ほう・れん・そう」なく勝手に突き進んだことが原因だとは思いますが。
ホトちゃんはこの2年近く、宮迫以上に大変な思いをしてきたと思います。
好き勝手やることもできず、テレビ等で思いを吐き出す先こともできず、明石家さんまやダウンタウン松本人志まで巻き込んでしまった訳ですから。
これからホトちゃんが、今までの重荷から開放されて気楽な気持ちの状態で、報われることを願ってやみません。
宮迫もYouTubeで今まで通り好き勝手やればいいと思います。
それぞれが選んだ道を進んでほしいと思いました。
そして、人間関係においては
「ほう・れん・そう」
がきっかけでここまで大事になるんだな、と改めて実感しました。
おわり。