勝ったことが大事。でも…(#67)
明治安田生命J1リーグ 第4節
横浜F・マリノスvs浦和レッズ
3-0 勝利
快勝。
勝ったことは大満足。
でも。今日は浦和レッズの調子が悪かった。
というか、何をしたいのかがあまり見えなかった。
(たぶん何かあるんでしょうが他チームのこと詳しくわからないので…)
そんな中でも勝ちを得たのは価値あるものに違いはない。
開始フォーメーション
エウベルを左、前田大然を真ん中に。
未だ負傷から戻らない喜田不在の中盤は岩田と扇原。
両サイドバックはティーラトンと松原。
オビは前節に凡ミスあったものの、今節もスタメン。
監督からの信頼は厚いですね。
前半の感想
前半いきなり仲川輝人のアーリークロスに前田大然が飛び込み先制。
この日は前からプレスかけると浦和のパスコースがなく、苦し紛れのパスが多発。
2点目も前からのプレスで囲った後、扇原がボールを奪い、最後はまたもや前田大然が華麗なボレーシュートでこの日2点目。
3戦5発の絶好調。
とはいえ、2点目取って以降、危なっかしいシーンは殆どないもののスタートに比べてちょっとセーブしている印象。
気を抜いてたのかな?
そんなことはないと思いたいけど。
前半途中にティーラトンが太ももを負傷し交代を余儀なくされた。
OUT:ティーラトン
IN :小池龍太
大事でないことは願いたいが筋肉系なら長引くかもな…
後半の感想
後半も早い時間に追加点。
岩田が中盤でボールを持ち、一度は左サイドへの展開を試みるがコースがない。
後方から「右!右!」と声が掛かり、右サイドへ展開。
右サイドでもらったマルコスジュニオールが逆サイドへ振り、左サイドバックに前半途中から入った小池が冷静に押し込んだ。
チーム通算J1、1500得点目というメモリアルゴール。
メモリアルゴールがポステコグルー監督就任後マリノスの形として作ってきた流れからのゴールなのは嬉しい限り。
3点取っても攻撃の手は緩めず選手交代。
OUT:マルコスジュニオール
IN :渡辺皓太
OUT:仲川輝人
IN :水沼宏太
OUT:前田大然
IN :オナイウ阿道
3人交代後も幾度となくチャンスを作る。
渡辺皓太だけで2点は取れたしああいったチャンスは漏れなく決めると、渡辺皓太はスタメン間違いなしなんだけどなぁ…
エウベルも決めきるところはちゃんと決めきらないと。
とはいえ、渡辺皓太はいつスタメンになっても不思議ではない実力があるし、途中交代で入ってもボール回しの流れを作ってくれるのでチームに欠かせないピースになりました。
最後の交代枠は、私の推しである天野純。
OUT:エウベル
IN :天野純
今までは中盤で使われていた天野純が、初めて?ウイングの位置で使われました。
短い時間とはいえ久々にプレーが観れて良かった。
あまり目立たなかったが…
最後に
勝ったのはいいがもっとできるだろうし、決め切るところは決めてほしい。
またエウベルもまだちょっと空回りしてるような、チームのやり方と自分のやりたいことがアジャストしきれてない印象。
これから慣れてもらうしかない。
今後に向けて嬉しい材料は天野純が戻ってきたこと。
そこで、注目したいのは中盤の構成。
343を試すか433を試すかによるが、岩田智輝が中盤で輝くのを見るに、343のCBで使うより433で中盤の底に置いたほうがチームのバランスは安定すると思う。
今の中盤はこういうグループ分けができる。
主に攻撃に重きを置く
マルコスジュニオール(攻撃の要。なんでもこなす)
天野純(セットプレーの名手。コンビプレーで崩すタイプ)
攻守ともに支えるポリバレント
岩田智輝(守備は言わずもがなパスセンスも光る)
渡辺皓太(攻撃では神出鬼没。前からのプレスやフィジカルプレーではない頭を使った守備も光る)
和田拓也(攻守共にそつなくこなす、真のポリバレント)
主に守備に重きを置く
喜田拓也(圧倒的キャプテンシーに加え、危機管理能力に長ける守備。ボールをもらうときのターンにより相手をあざ無垢こともできる)
扇原貴宏(中盤の底で体を張る。ロングパスで局面打開もできる)
433を前提として考えたときに最もワクワクする中盤の組み合わせは
マルコスジュニオール
岩田智輝
渡辺皓太
の3人。
どちらでもワクワクする攻撃を期待できる。
とはいえ、最も安定するのは
マルコスジュニオール
岩田智輝
喜田拓也
の3人かな?
こっちの方が盤石かな。
この組み合わせを考えた時、控えに入れたいのは
渡辺皓太
和田拓也
を入れたくなる。
さらに扇原貴宏は監督からの信頼が厚く、新加入の南拓都もまだ未知数。
…そう、天野純の入る隙がない。
なので、今日は天野純を左ウイングで試したのかもしれない。
でも左ウイングは樺山諒乃介もいて、エウベルと樺山諒乃介でローテーションになる可能性大。
となると天野純が輝ける場所はどこになるだろう。。
本来であるとマルコスジュニオールのいるトップ下なのだが、渡辺皓太の台頭や先日の樺山諒乃介トップ下起用を見るに使い場所にポステコグルー監督も困ってそう。
天野純はユニフォームを始めて買った選手でもあり、大好きな選手。
ここで諦めるような選手でないと信じて応援する。
また、この激しいチーム内競争こそが、これからのマリノスをより強くすると願うばかり。
天野純、ここが正念場だぞ!!