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初めて観た勝利(#75)

※第7節のつもりで書いてましたが第8節でした。
画像は第7節のままにしておきます。

明治安田生命J1リーグ 第8節
横浜F・マリノスvsセレッソ大阪
1-0 勝利

初めてセレッソ大阪に勝った試合を観ることが出来ました。
内容はさておき勝ったことが1番!
2011年以来のセレッソからの勝利だそうで、やっと勝ててよかった!というのが率直な感想。

開始フォーメーション

我らがアマジュンがトップ下で先発。
現実的に考えてチームの序列は下になってしまっていたが、最近の調子は良さそうでボールさばきの精度が良くなってきた。

前半の感想

オフサイドや相手のミスなどによるが、得点を許さずに乗り切ったことは素晴らしかった。
ただDAZNで見る限り中盤にぽっかりスペースができてしまうことが多々あった。
左サイドバックで先発した高野遼の上下動は素晴らしい。
とにかく走り回る。
ミスやラストパスの精度が悪いことも多くあるが、あの上下動は魅力的。

後半の感想

フォーメーション変えずに後半。
ギアを更に入れてボール保持を強めていく。
とはいえセレッソの牙城を崩すまでは至らず。

OUT:天野純 IN:オナイウ阿道

いつもはオナイウ阿道と水沼宏太をセットで入れることが多いが、今日はオナイウ阿道だけ先に投入。
天野純の調子は悪くなかったので、戦術的にプレー時間を決めていたのかもしれない。

OUT:仲川輝人 IN:水沼宏太
OUT:喜田拓也 IN:岩田智輝

岩田が入るとチームの落ち着きは増す。

どんどん前がかりになり中盤が間延びしていたが岩田が入りバランス修正に徹した。
チャンスと見るや前線にも顔を出すので、前のチームでCBをやっていたとは思えない実力だ。

後半終了間際、年に数回あるかないかのセットプレーからの得点。
こぼれ球をオナイウ阿道が押し込んだ。
その後試合終了間際までセレッソのパワープレイに押されながらも、畠中とチアゴの最終ラインは簡単に突破されない。
素晴らしい守り。

全体の感想  

エウベルと仲川輝人をボスは懲りずに使っている。

しかし、仲川輝人は優勝した2019シーズンのプレーを基準に考えると、パフォーマンスは落ちている。
今が本調子なのだろうか?
身体は軽くなってる気がするが、身体の重心が上にあり過ぎていて、ボールタッチが覚束ない印象を受けた。
今シーズン入ってからほぼ毎試合同じ感想。

またエウベルも今日やっと左足でグラウンダーのクロスを上げたが、右足にこだわりすぎる。

2019年の攻めの基本は、ペナルティエリア横のポケットまでえぐってグラウンダーのクロスが鉄板だった。
中に人がいようがいまいが蹴り込んで、誰もいなかったらいない方が悪いというある種の割り切り。

しかし、2020年に水沼宏太というクロスの神様が加入して以来顕著だが、チームとしてペナルティエリア奥深くまでえぐってグラウンダーのクロスという決まった形はなくしたように思う。

人を見ずにとにかく上げることがなくなり、CFがいることを確認してからポストプレイをしたり、人めがけてクロス上げることが多くなった。

オナイウ阿道と水沼宏太の加入が大きいのだろうか?
仲川輝人も奥深くまで侵入してグラウンダーのクロスをする機会が減っていると思う。

どっちがいいという答えはないがエウベルを観ているとある程度ペナルティエリア付近まで侵入したら、中央にポストプレーを求めたがる傾向が顕著。
それにつられてかわからないが、仲川輝人も同じようなプレイが増えている。

ボス就任4年目になって、今までの極端な戦術をベースに現実的な戦い方を身に付けようとしていると言って良いのだろうか。

今までのような攻め方から徐々に違うことを試そうとしているように観えるが、仲川輝人とエウベルは絶対的な存在になり得ていない。
樺山や南のような若手のプレーを観たくなってるのも事実である。

最後に。
オビがキーパーを務める時は一般的なキーパーのポジショニングだが、高丘陽平は高い位置でなるべくボール回しに参加している。
おそらくボスは、キーパーのボール回しへの参加をやめさせたわけではなく、よくも悪くも各個人に任せていると読み取れる。
そうであればオビよりも高丘陽平のように積極的に足元で繋いでくれるタイプの方が個人的には好きだ。
ロングパスの精度も悪くないため、高丘陽平には
「遠慮せずに!もっとできるでしょ!」
と思ってしまうほど他チームにいた時は光っていたので、今以上の活躍を期待している。

なにはともあれ、90分攻め続けてウノゼロでの勝利はたまらなく良い!

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