concrete5 とは ? オールインワンCMS の 秘密 を 追及してみる
このブログ記事では、concrete5とは?どんなCMSかを書いていきます。ホームページの制作、運用において重要な要素となっているCMS(コンテンツマネジメントシステム)。今回は、concrete5という、直感的にホームページの管理ができるCMSについて解説していきます。
「concrete5」は「Concrete CMS」ともいわれるCMSで、どんなメリットや特徴があるのでしょうか?古くからある、CMSの1つであるConcrete CMSをざくざくと解説していきます。
concrete5 とは
concrete5 公式ホームページ
https://concrete5-japan.org/
concrete5 公式Youtube動画
concrete5 とは webサーバー上に設置する、オープンソースのソフトです。誰でも簡単!直感的に、ホームページの制作、更新、管理が出来るツールです。
concrete5は、Concrete CMSとも呼ばれます。アメリカの PortlandLabs が開発の中心となっています。
concrete5は、MITライセンスです。そして、concrete5 の名称とロゴは、PortlandLabs, Inc とコンクリートファイブジャパン株式会社の登録商標。MITライセンスなので誰でも無償で無制限に扱ってOKなソフトになっていますが、著作権表示および本許諾表示をしないといけません。また、作者または著作権者は、ソフトについての責任を負わない!というライセンスになっています。
世界でも、日本でも、concrete5には、コミュニティがあります。なので、web上から、情報を集めやすいです。
ページ内の要素はドラッグ&ドロップで自由に並び替えできたり、ツリー形式のページ管理でサイトの全体を管理できる!といったところが、ウケていて、画期的なCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)として賞賛されています。
日本でも、結構使われているCMSなんです。私も、concrete5は、実際に、2サイトほど、制作した経験もあります。個人的には運用しにくいかんじもしましたが。
CMSの重要性
CMSを選ぶことは、重要なんです。でも、結構、つらいんです。間違えると、数年は、その間違えたCMSでの運用となり、非効率だったりします。
ホームページの制作、管理で、効率的に運用できるかどうかがかかっているツールなんですよ、CMSは。
だから、
機能定義
デザイン定義
はちゃんとしないと、要件定義に抜け漏れがでます。
あのサイトみたいに作って!は、やめた方がいいです。
細かくCMS考えた方がいいです。
Concrete5の概要
Concrete5の概要を語りますね。
Concrete5は、汎用型のCMSです。
企業サイト、プロフィールサイト、サービスサイト、EC、SNSやブログ。こういったサイトは、Concrete5で実装できます。
しかも、わかりやすく、それらのサイトのフロント側を表現できます。
なお、Concrete5は、2023年7月13日に、最新版、Concrete CMS 9.2.1 リリースされています。今でも、発展しているCMSなんです。
Concrete5 特徴 メリット
Concrete5 特徴 と メリット をあわせてご紹介していきます。
ドラッグ&ドロップでコンテンツ作成・編集
複数 多言語 対応
サイトツリー
バージョン管理
オープンソースでライセンスフィー無料
という5点です。
ちなみに、Concrete5は、インストールも簡単なので、そこもメリットといえますが、これは一旦おいておきますね。
ドラッグ&ドロップでコンテンツ作成・編集
concrete5は、コンテンツ作成時にノーコードでページが作れます。ノンエンジニアでも、ページが作れます。wordpressとかでも同じですね。
ブロックパーツをドラッグ&ドロップするだけで、ページ内のコンテンツの調整、並び替え、コンテンツ作成が可能です。
複数 多言語 対応
concrete5を使えば、無料で多言語サイトを作れます。
特殊なプラグインのインストール、購入をせずとも、concrete5だけで、多言語サイトが作れます。
ただ、言語の翻訳を自動的にしてくれるわけではないので、そこは忘れずに。
サイトツリー
サイトをページツリーで管理できるので、あ、どこにあのページあるんだっけ?がなくなります。
concrete5のサイトツリーは管理画面内で、ざっとコンテンツを探す際には便利です。ただ、ページ数が多いと重いんですけどね。
バージョン管理
concrete5は、ページの履歴管理ができるバージョン管理機能を持っています。wordpressでもリビジョン管理の機能がありますが、同じ感じです。
複数人でwebサイトを運営するときには、このバージョン管理の機能は役立ちますね。
ちゃんと、公開しているページと編集中のページのバージョンを比較できますし、誰が作ったか、誰が作成して、いつ承認されたか?も追えます。
ワークフロー機能もあるので、メディアサイトの運用に、concrete5は、便利なCMSなんですよね!!もちろん、バージョンを戻す「ロールバック」機能もあります!!
オープンソースでライセンスフィー無料
この話は先に書いちゃったので割愛します。
Concrete5 インストール方法
Concrete5 インストールは、とっても簡単です。インストール方法を書いていきます。
Concrete5公式サイトのインストールページへ
https://concrete5-japan.org/help/5-7/developer/installation/basic-setup-and-installation/
ファイルのダウンロード後、回答して、webサーバへFTPでUP
DBを作って、紐づけ
あとは、web画面を開いて、クリックして進めるだけです
wordpressと同じくらいのかんじでインストールできるのが、Concrete5のメリットの1つですね。
Concrete5 デメリット
無料だし、便利そうなConcrete5。でも、Concrete5にもデメリットはあります。
大きく分けて2つです
カスタマイズできるエンジニアが少ない
表示速度が遅いことがある
カスタマイズできるエンジニアが少ないです。PHPベースですが、日本だと、意外と少ないのが、Concrete5です。
wordpressならすぐに見つかっても、Concrete5は、なかなか難しかったりします。
とはいえ 以下で、開発できる企業の情報も、出ています!
Concrete CMS Japan パートナー
https://concrete5-japan.org/partners/
表示速度が遅いケースは、JavaScriptや、データの数によって、読み込みスピードが重くなって、表示が遅くなることもあります。
機能がある分、全部データを表示しようとしがちな仕組みのためもあるでしょう。
Concrete5 seo
Concrete5 は seo対策上、どうなんでしょうか?
地味に、ネット上では、情報少ないですが、ちゃんと、SEO対策できます。タイトルタグや、h1、h2などの設定、できます。descriptionも、書きます。
そして、Googleアナリティクスの設定もできます。
なので、一通りは十分いけます!
ただ、wordpressほどの優遇はなさそうです。
Concrete5 費用感
Concrete5 自体は、ライセンスフィーは無料です。
あとは、サーバ、ホームページの制作費です。
Concrete5は、共有サーバでいけるので、Xサーバなどのレンタルサーバで動きます。なので、この辺は、wordpressとかと変わりません。
ホームページの制作費については、Concrete5の慣れなどの部分があるため、ざっくりと、数十万円~といったかんじでしょうか。
機能次第で、100万円以上のコストがかかってくるかんじですね。
これはwordpressと変わりはないですね。
まとめ concrete5 オールインワンCMS の魅力
concrete5、いかがでしたか?
concrete5公式サイトも見ていただくとわかりますが、コミュニティなども紹介されています。インストール方法や、日本の文字でのサポート用ヘルプもあります。
WordPressと違う部分もありますが、CMSとしてのポイントは同じです。基本的には、concrete5は、wordpressと同じオープンソースなので、どう考えていくかがポイントです。
自分のwebサイトにとって、最適なCMSとしてはどっちなのか?目的から考えていきましょう。concrete5は操作性が高いのですが、それなら、ヘッドレスCMSでもいいよね!という考え方もありますしね。
情報更新頻度が高いホームページなら、ワークフロー機能や、バージョン管理がやりやすいconcrete5で作る!という選択肢もありだと思いますよ!!