CMS 種類 は? メリット デメリット も 紹介
日本でも、多くのWebサイトで、wordpressというCMSが導入されています。結果、Webサイト制作の主流となっているwordpressですが、実際、CMSの種類は、むちゃくちゃあります。おそらく、ちゃんと調べた数ではないですが、1,000以上のCMSが世の中にはあります。
そこで、情報整理のため、1回、CMSを、種類別してみます。種類別する方法は、提供方法でわけます。
このページではcmsの種類を提供方法で区分けして、その特徴、メリット・デメリットをご紹介していきます。
CMS とは ? 定義
CMSは、Contents Management Systemの頭文字の略称です。コンテンツマネジメントシステムと呼ばれるものが、CMSのことです。web制作におけるCMSは、HTMLやCSS、js、機能などを、そのコーディングの知識がなくても、Webサイト制作できるシステムとなります。
CMSとは、簡単に言えば、ホームページ制作のツール、システムのことです。
CMSが普及したことで、スマートフォン対応、SEO対策が変わりました。CMSでベースが作られ、スマートフォンサイトとしての最適化が進行しました。また、SEO対策もページ量、情報量を多く作れるようになったことで、まったく違う様相になってきました。
人材的にも、企業は、コーダーをぜったい雇わないといけない状態ではなくなりました。もちろん、いた方がいいんですけどね。Webサイト運営の人材は、ディレクター、ライター、デザイナーで、十分、運用できるようになったのです。
CMS 種類
冒頭でも書いた通り、今回は、CMSを、提供方法ごとにわけます。この分け方の場合、CMSは、3つの種類に区分けされます。
CMSの種類は、以下の3つに分類します。
オープンソース CMS(無料ソフト型)
パッケージ CMS(有料ソフト型)
クラウド CMS
簡単にわけると、CMSは、ソフト型、すなわち、自分で用意したサーバにインストールするソフト型の有料、無料版。そして、自分でシステムのインストールやサーバの用意もしない、クラウドで提供されるCMSの3つの種類に区分けされます。
オープンソース CMSとは
オープンソース CMSとは、web上で、ソースコードが公開されている、サーバへのインストールが必要なCMSです。
オープンソースなので、条件を満たせば、無料で使えます。
また、インターネット上で、プログラムソースのダウンロードができるので、改変やカスタマイズも可能なのが、オープンソース CMS メリットといえましょう。wordpress はこのパターンになります。
オープンソース CMS メリット
オープンソース CMS メリットは
無料
商用利用可能
低コスト
カスタマイズ性が高い
比較的、エンジニアの対応がしやすい
といったところです。ソースコードの公開は、githubなどを通して行われます。
誰でも自由にカスタマイズできるので、汎用性が高く、扱える人も増えやすいです。
オープンソース CMS デメリット
オープンソース CMS デメリットについて、触れていきます。
導入、運用にスキルが必要
環境構築が手間
セキュリティ対策が必要
サポート元がない
アップデートが都度必要
といったところです。
オープンソースCMSはサポート元がないケースが多いです。あっても、結構、適当な回答だったりします。海外産のツール、CMSが多いからです。
aiなどで、カスタマイズしていくと、結構痛い目にあいがちです。。。
パッケージ CMS とは
パッケージ CMS とは、SI(システムインテグレータ)、システム開発会社、システム販売会社が開発したCMSで、有料のソフト型のCMSです。Sitecore、PowerCMSとか、ハートコアとかが、このCMSに入りますね。
通常、CMSのライセンスを購入して使います。そして、自分あるいは、その会社の人に、自社サーバーにインストールして使うCMSになります。
有料なので、サポート的に安心!というのが最大のメリットです。
パッケージ CMS メリット
パッケージ CMS メリットは
サポートを受けられる
大規模ホームページにも対応
保守、運用が行き届いている
問合せなどが対応しやすい言葉で対応してくれる
こういった点がパッケージ CMS メリットです。
わりと日本の組織が好きですね。
日本型の考え方といえましょうか。
パッケージ CMS デメリット
ただ、パッケージ CMS デメリットもあります。
機能は開発会社の技術以上にいかない
カスタマイズにコストがかかる
環境構築にコストがかかる
導入に時間がかかる
この辺が、パッケージ CMS デメリットです。
ページ数の少ないホームページなら、あんまりお勧めしません。
ECサイトなどは、このタイプの方が良かったりします。運用をシステムにあわせるようにしていけば、かなり、いいかんじにまわります。逆をやると、うまくいきません。費用対効果も悪化します。
クラウド CMS とは
クラウド CMS とは システム開発会社が、サーバにインストールして、その環境で、インターネットを通じて利用するCMSです。Wixとか、ペライチとかですね。
ヘッドレスCMSなどは、この形式が多いですね。
近年伸びています!
クラウド CMS メリット
クラウド CMS メリットは、
導入期間が短い
知識が少なくても使いやすい
制作コストが低い
といったところが、クラウド CMS メリットでしょうか。
クラウド CMS デメリット
そして、クラウド CMS デメリットについてです。
カスタマイズ性が低い
サーバトラブルのとき、手の打ちようがない
システムの入れ替えのとき大変
意外とサポートが悪い
この辺が、クラウド CMS デメリットといえましょう。
システム移行は、意外と大変です。なぜなら、データをエクスポートできなかったり、拒否されたりするからです。
クラウド CMS の場合、社内にエンジニアがいた方が使いやすいと思います。それは、クラウド CMS を扱う方法を理解して、社内に伝達をしてくれるからです。
まとめ cms 種類 区分けすると
CMSの種類は大きく3つに分けられます。
オープンソース CMS
パッケージ CMS
クラウド CMS
どれを使うか、メリットデメリットは変わってきます。
こういうのをどうするかを社内で決めるより、情報を、システム開発会社に相談して決めていくのが理想だと思います。
思い込みは良くないのでセコンドオピニオンも含めて、チームビルディングできるとよいと思いますよ。
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