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cms adobe といえば「AEM」

Adobe Experience Manager Sites、これを省略して、AEMと呼ばれる、adobeのCMS。海外展開されている企業などで活用される、adobe社のCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。

ライセンス費用が高いため、個人利用などは難しいCMSです。それゆえに、利用できる、カスタマイズできるベンダーは限られてきます。

そんなAdobe Experience Manager Sitesについて、今回は書いていきます。

Adobe Experience Manager Sites とは

Adobe Experience Manager Sites 公式 ホームページ

https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/adobe-experience-manager.html

Adobe Experience Manager Sitesとは、web、スマホなどのチャネルで、活躍するデジタルコンテンツ管理プラットフォームで、デザインソフトといえば!のadobe社が提供しているCMSです。

デジタルアセット管理(DAM)が、ほかのCMSとの大きな違いの1つです。

簡単に言えば、1ソース(素材管理、ライブラリ管理を1つのソースで行えるようにする、なっている)での管理基盤となっているのが特徴的です

あるあるですが、あのキャンペーンで使った、デジタルコンテンツ。どこにあるかわからない。使っていいかわからない。

こういうのを解決してくれるのが、デジタルアセット管理(DAM)のツールです。

多言語対応にマッチするCMS「AEM」

ローカライズは重要なことで、英語圏では英語サイト、日本語圏は日本語サイト。これは重要ですよね。

AEMは、これができるようなCMSの基盤となっています。

コンテンツを簡単にコピーできて、そのコンテンツを多言語化しやすい作りとなっています。それゆえに、一気に、複数サイトを作れる!そんな仕様ですね。

とはいえ、国ごと、地域ごとのローカライズとして、ロゴや、デザインを変えることもあるので、そういった部分にも対応しています。

AEMの機能

主に、AEMにはこんな機能も。

  • ドラッグ&ドロップで配置。直感的なページ作成

  • 付箋やペイントでコンテンツ更新依頼が可能

  • ワークフロー

  • バージョン管理

  • 権限管理

  • Creative Cloud連携

  • パーソナライズ

Adobe Analytics(旧Site Catalyst)との連携も、当然できます。

23年10月の発表で、Edge Delivery ServicesによるwebコンテンツのA/Bテストも可能になりました。パーソナライズとも相性のいい機能です。

Adobe Experience Manager 導入事例

adobe cms Adobe Experience Manager(AEM)の導入事例といえば、よく出てくる日本企業は

  • 花王株式会社

  • パナソニック株式会社

さすが、大手企業ですね。

画像 自動タグづけ

adobe のすごいなって思ったのは、画像の扱い方です。

画像の自動タグ付けで、分類、整理をがんがんしてくれます。

猿の画像を入れれば、猿としてタグ付けしてくれますし、動物としてタグ付けもしてくれます

まとめ adobe cms は 高いが 機能もすごい

企業担当者からすると、これだけ機能があればいいな!と思うと思います。しかし、機能が豊富過ぎて使いこなせないケースも耳にします。

また、機能だけでなく、費用の高さも。

開発ベンダーが限られるため、結果的に価格の高騰につながってきているのが、AEMだと思います。

ただ、豊富な機能と、デジタル軸での自動化はすごいです。パーソナライズのできるCMSは、そもそも少ないですからね。



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