![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124555858/rectangle_large_type_2_48b3214e21fac6c7aebb742febf75f65.jpeg?width=1200)
cms adobe といえば「AEM」
Adobe Experience Manager Sites、これを省略して、AEMと呼ばれる、adobeのCMS。海外展開されている企業などで活用される、adobe社のCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
ライセンス費用が高いため、個人利用などは難しいCMSです。それゆえに、利用できる、カスタマイズできるベンダーは限られてきます。
そんなAdobe Experience Manager Sitesについて、今回は書いていきます。
Adobe Experience Manager Sites とは
Adobe Experience Manager Sites 公式 ホームページ
![](https://assets.st-note.com/img/1702554709741-WOtKH5CI8G.png?width=1200)
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/adobe-experience-manager.html
Adobe Experience Manager Sitesとは、web、スマホなどのチャネルで、活躍するデジタルコンテンツ管理プラットフォームで、デザインソフトといえば!のadobe社が提供しているCMSです。
デジタルアセット管理(DAM)が、ほかのCMSとの大きな違いの1つです。
簡単に言えば、1ソース(素材管理、ライブラリ管理を1つのソースで行えるようにする、なっている)での管理基盤となっているのが特徴的です
あるあるですが、あのキャンペーンで使った、デジタルコンテンツ。どこにあるかわからない。使っていいかわからない。
こういうのを解決してくれるのが、デジタルアセット管理(DAM)のツールです。
多言語対応にマッチするCMS「AEM」
ローカライズは重要なことで、英語圏では英語サイト、日本語圏は日本語サイト。これは重要ですよね。
AEMは、これができるようなCMSの基盤となっています。
コンテンツを簡単にコピーできて、そのコンテンツを多言語化しやすい作りとなっています。それゆえに、一気に、複数サイトを作れる!そんな仕様ですね。
とはいえ、国ごと、地域ごとのローカライズとして、ロゴや、デザインを変えることもあるので、そういった部分にも対応しています。
AEMの機能
主に、AEMにはこんな機能も。
ドラッグ&ドロップで配置。直感的なページ作成
付箋やペイントでコンテンツ更新依頼が可能
ワークフロー
バージョン管理
権限管理
Creative Cloud連携
パーソナライズ
Adobe Analytics(旧Site Catalyst)との連携も、当然できます。
23年10月の発表で、Edge Delivery ServicesによるwebコンテンツのA/Bテストも可能になりました。パーソナライズとも相性のいい機能です。
Adobe Experience Manager 導入事例
adobe cms Adobe Experience Manager(AEM)の導入事例といえば、よく出てくる日本企業は
花王株式会社
パナソニック株式会社
さすが、大手企業ですね。
画像 自動タグづけ
adobe のすごいなって思ったのは、画像の扱い方です。
画像の自動タグ付けで、分類、整理をがんがんしてくれます。
猿の画像を入れれば、猿としてタグ付けしてくれますし、動物としてタグ付けもしてくれます
まとめ adobe cms は 高いが 機能もすごい
企業担当者からすると、これだけ機能があればいいな!と思うと思います。しかし、機能が豊富過ぎて使いこなせないケースも耳にします。
また、機能だけでなく、費用の高さも。
開発ベンダーが限られるため、結果的に価格の高騰につながってきているのが、AEMだと思います。
ただ、豊富な機能と、デジタル軸での自動化はすごいです。パーソナライズのできるCMSは、そもそも少ないですからね。