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Q3:女性のプログラマーを増やしたいけど、プログラミングっていう言葉自体がなんか怖い。命名しなおしてください。

ラジオに「テクノロジー分野の教育とエンパワーメントを通じ、ジェンダーギャップを是正する」をビジョンに活動する一般社団法人Waffle Co-founder の理事である斎藤明日美さんを迎えたとき、「そもそもプログラミングって呼び方自体がなんか怖い」って仰ってて、盲点だった。確かに、男同士のプログラマーの会話で、プログラミングという言葉の響きが怖いなんていちども話題に上がって来なかった。というわけで、ジェンダーギャップを是正するためにプログラミングの新しい呼び方を考える。

プログーラ(グラノーラみたいな言い方)
グラ(ブラみたいな言い方)

まずはボキャブラリーから女性に歩み寄りたい。ケロッグのことをシリアルと呼べる男性がどのくらいいるだろうか。グラノーラのことまで知っている男性はさらに限られてくるのでは。ブラジャーのことをブラと呼ぶのは、ポール・マッカートニーから教わった。あとあと"Ob-la-di, Ob-la-da, life goes on,bra.Lala how the life goes on"のブラはブラジャーのことではなく、単なる掛け声であることを知るわけだが、あの曲を聴くたびにブラジャーのことを思い出す。ブラの命名規則に従うならば、プログラムのことはグラと呼べばいいような気もする。いきなりブラに触れちゃって、気分を害した女性がいたらそれはごめんとしか言えない。

ブループログラミング(ワインが合いそう)
(プロ)グルァム(ゴディバみたいに)
プログラーミュ(ミルフィーユ)
ロックプログラミング(ロッククライミング)
プログラミング水(化粧水みたいに)
ぷろん(ぴえん)

女性はもれなくぬいぐるみが好きだろうとか、色ならピンクが好きでしょうとか。そんな決めつけを現代で男性がしたならばたちまち偏った価値観だと訴追されるだろう。過去から現在にかけて女性と交わしてきた会話から、僕自身との違いを思い出してみる。ブルーチーズとか、よくわからない硬くて真空パックされているような、高級なチーズを女性は好むような気がする。チョコレートも高い銘柄をよく知っている。僕は(男だからというわけでもないが)100円くらいで買えるチーズやチョコが好きだ。ミルフィーユみたいな多層的な洋菓子も女性は好きな気がする。ロッククライミングを嗜む女性が増えている気がする。化粧水は女性の生活に欠かせないようだ。いや、最近では男性も化粧水ぜんぜん使うみたい。ナチュリエのハトムギ化粧水が安くていいらしい。チーズとチョコは高いやつ選ぶのに、化粧水は安いのを選ぶ。不思議。ぴえん。

この問題の正解
組み物(ライク・ア・編み物)

プログラムは組むものなので、組み物が正解。「編み物みたいな言い方で組み物だって!?」「男性だって編み物するし、性別を行き来する人だって存在する!不平等だ!」ってクレーム心がメラメラ芽生えた人がいたら、さすがに過剰反応。以下のイメージ図を冷静にご覧ください。老若男女、ジェンダーレス、分け隔てなくプログラミングできる未来が広がってくるはず。性別や趣向が異なるというだけで敵対するなんて機会損失の最たるもの、たのしくやりましょう。

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