深呼吸はどうしてからだに良いの?
深呼吸が大切なのは知っているけれど、どうして深呼吸が良いのか説明してと言われても難しいですよね。目に見えないものを説明するのは難しいものです。今回、出来るだけ簡単に記載してみようと思います。
どうして深呼吸が良いか一言でお伝えすると、
『死腔(しくう)』
があるからです。ありがとうございました~ =(@^^)/~~~
ってコラコラ💦まじめに書きます(^^♪
でも、実は本音なんですね。それを以下に説明していきます。
ひとは口や鼻から呼吸をしていますね。口や鼻の穴からは『食道』と『気管』の2つに繋がっています。
喉の辺りに蓋(ふた)が付いていて、食べる時には気管に蓋をして、誤嚥(ゴホゴホッ🤧)しない様な構造になっています。
これは肺の図です(☟)。見て頂きたいのはブドウの様な『肺胞(はいほう)』と根っこのような『気管』の2つです。
根っこ(気管、気管支)の様な先っぽに『肺胞』が付いているのですが、ざっくり言うと、
🔵肺胞の無い気管や気管支(根っこ)はただの空気の通り道
🔵肺胞で空気(酸素と二酸化炭素)の入れ替え
をしています。
そして、ひとの呼吸は、一回あたり概ね右のペットボトルの量(500ml)ほどの空気が出入りしています。
前置きが長くなりましたが、
①500mlの呼吸を1分間に・・・・10回
②250mlの呼吸を1分間に・・・・20回
①と②共に5000mlの空気が出入りしていますが、どちらが良い呼吸?なのでしょうか。
答えは①です。
その理由は、出入りする空気の量に関わらず、呼吸器の構造や機能上、
約150mlは空気の入れ替えが行われません
ですから、実際は、
①(500ml - 150ml) × 10回 = 3500ml
②(250ml - 150ml) × 20回 = 2000ml
①の方が②よりも1500mlも多く、空気(酸素と二酸化炭素)の入れ替えが行われているので、呼吸が楽なのでした。
おわりに、肺胞のない気管や気管支(ただの空気の通り道)に約150mlの空気が留まってしまうのですが、それを『死腔(しくう)』と呼ぶのでした。
死腔があるから、深呼吸の大切さがわかるお話でした。反対に、呼吸が浅いとからだに負担がかかるのも分かりますね。
やっと結論・・・
お読み頂いた後、是非、深呼吸してみて下さいね。
本日もお読みいただきありがとうございました(^^♪