the band apart Smooth like butter tour Future & Past Vol.1札幌公演 ライブの感想とセトリ
前置き
今回のツアーは近場で予定がつく日がなく、普段だったら参加を諦めていました。
しかし今回はなんと言っても、3rdアルバム『alfred and cavity』の収録楽曲が全曲演奏されるツアー。
多少無理してでも、どこかの公演に絶対参加したい……!
というわけで、広島から札幌へと飛ぶことを決意(!??)。
また、数少ない私のネット上の友人が札幌在住で、その友人にも会えたらうれしいなーという気持ちもありました。
バンアパを見るのは、nakedの福山公演以来4カ月弱ぶり。
エレキセットは、年始の徳島公演以来となりました。
セトリ
曲入れBGMは、fox capture planのアルバム『Discovery』がリピート再生されていました。
72
Still awake
SOMETIMES
the same old song
MC
Circles and Lines
headlight is destroyed
higher
The Ninja
MC
Flower Tone
Stanley
stereo
夜の向こうへ
MC
led
Eric.W
beautiful vanity
MC
Can’t remember
KATANA
アンコール
MC
August Green
感想
会場は超満員。
私は上手3列目を陣取りました。
川様のエフェクターボードが相変わらず激長で、笑ってしまいます。
定刻の5時ちょうどに照明が落ち、上手からメンバーが登場。
ライブがスタートしました。
3rdアルバムの曲順通り、72からStill awakeという流れでスタート。
Still awakeのイントロで荒井さんのみにスポットライトが当たる演出がめちゃくちゃかっこ良かったです。
また、Still awakeのイントロは本当に神がかっているな……!と改めて感じました。
続いてはSOMETIMES。
イントロの木暮さんのドラムが気持ちいいですね〜。
そしてthe same old song。
このあたりから、個人的に初めてライブで聴くゾーンに入ります。
ここで荒井さんのMC。
18年前のアルバムのツアーですが、アルバムリリース当時は1,2歳だったと思しき年齢層のお客さんもたくさんいることをありがたがっていました。
私自身は20代後半で、アルバムリリース当時は小学生だったのですが、今回のツアーに参加する同世代の知人を少なくとも3人知っています。
当時を知っている人も知らない人も混在している、素敵な空間ですね!
MC後もアルバムの再現が続き、Circles and Lines、headlight is destroyedが披露されます。
headlight is destroyedは、青いフットライトと赤いベッドライトが混ざる照明の演出が印象的でした。
headlight is destroyedなどは、今後一生聴けない可能性が割とあるので、今回聴くことができて良かったです。
ここまで3rdアルバムの曲が順に披露されていましたが、ここで定番曲のhigherが披露されます。
前の曲から続けて木暮さんがドラムをたたき続け、イントロの印象的なギターが鳴り出すあの瞬間が、何度聴いても大好きです。
どの曲からでもつなげやすい、万能な曲ですよね。
そこから最近はおなじみの流れとなっているThe Ninjaへ。
イントロでベースを弾く原さんにスポットライトが当たる演出が素敵でした。
どうやら私はcube gardenの照明演出が好きなようで、今後の曲でも照明の話をすると思います笑。
上手にいたローディーさん(名前を一生覚えられない)が、本日もカウベル、マラカス、タンバリンを担当していました。
3種の楽器を使い分けて、地味に大変ですよね……。
ここで木暮さんによるMC。
荒井さん共々、行きの飛行機で大変な目に遭ったようで、本当にお疲れさまでした……。
荒井さんによるGO!皆川さんの「ウンチョコチョコチョコピー!」のモノマネが見られるという、レアな機会に遭遇できました笑。
荒井さんの「分かる人には分かる、ちょっとなつかしい曲を」という紹介から、Flower Toneが披露されます。
グリーンズピアのライブ配信では見たことがありますが、生で演奏を聴くのは個人的に初めてでしょうか(多分)。
アウトロで急にスイッチが入る川様のギターが好きです。
続いて3rdアルバムの曲に戻り、Stanley。
nakedじゃないバージョンは初めて聴きました。
もはやnakedの方がなじみ深くて、英詞が新鮮に感じられます。
照明はグリーンでした。
そしてstereo。
後のMCで、木暮さんが曲途中にスティックを落としたことを明かしていました。
私は全く気付きませんでした。
続けざまに、比較的近年の楽曲である夜の向こうへが披露されます。
3rdの楽曲陣の中に、ちょうどいいバランスで組み込まれる近年の楽曲が良いですね!
ここでMC。
木暮さんの移住候補にも入っているという札幌。
碁盤の目のように区画された道路は車が走りやすそうで、うらやましいとのこと。
(ただ道民いわく、一方通行が多いため、必ずしも運転しやすいとは言えないそうです。)
しかし雪は苦手なため、やっぱり移住は難しいかもしれない……とのことでした。
MC後は、3rdアルバムからled。
やっと演奏しているところを生で見られて、特にうれしい楽曲でした。
そして、バンアパのライブに行ったら必ず聴きたいEric.W。
親の声より聴いたEric.W。
川様のAメロの運指はずっと見ていられます。
続いて、近年のライブでも比較的披露されているbeautiful vanityへ。
恐らくこの曲でも、イントロで原さんにスポットライトが当たっていたと思います。
その後の照明はピンクでした。
近年本曲は、ラストの「Spinning round」の部分のアレンジがコロコロ変わっています。
今回は楽器の音が全部バシッと無音になって即荒井さんが「Spinning round」と歌い出すというなんともかっこいいアレンジでした。
個人的には、このアレンジが一番好きかもしれません。
ここで最後のMC。
荒井さんが、残り2曲でライブが終了であることを明かし、お客さんから「えーー!」という声が挙がります。
この時点で恐らく開演から1時間15分程度しか経っておらず、今回のツアーは短くスパッとまとめる方針なのだろうなと推測しました。
「また9月にDOPING PANDAとの対バンで来るから!」と荒井さんがおっしゃると、観客の男性から「行くよー!」という歓声が。
しかしイヤモニをしていた荒井さんは、「ごめん、俺には『つよしー!』としか聞こえなかった」と、衝撃の聞き間違いを明かしていました笑。
どうしてつよし……。
「せっかく高いチケット代を払ってきてもらったので……」と、荒井さんが原さんにMCを振ります。
すると原さんは、「よしみんな座れ」と一言。
もちろん超満員の会場なので座れるはずなく、「じゃあ今回のMCはこれで終わり」と、原さんのMCタイムが終了しました笑。
最近の原さんは、あんまりMCでしゃべらなくなっていますよね。
荒井さんが「9月のMELLOW FELLOWを期待しておいてください」とのことなので、皆さんメロフェロに期待しましょう。
ちなみに筆者は、メロフェロ福岡公演に参加する予定です。
まあ今現在札幌にいる方がおかしいので……笑。
ラスト2曲はアルバム通り、Can’t rememberからのKATANA。
キャンリメもなんだかんだお久しぶりな気がします。
KATANAについてはぴあ関西版のインタビューで、
との発言があったので、アウトロがどんな風になるのかを楽しみにしていました。
結果、冗長過ぎずも遊び心は残されたアレンジになっており、感服しました。
札幌までツアーを見に行ったかいがありました……!
客電がつき、またまたfcpのDiscoveryが流れ始め、「え、今回アンコールない……?」と若干不安になる中、観客の拍手に応え、再び四人が舞台に現れます。
「3rd以上になつかしい楽曲を。2ndシングルの曲なんだけど知っているかな?知っていてほしい!」という荒井さんの問い掛けから披露されたのは、August Green。
この曲の最後に……なんと……川様が!!!前に出てきて!!!!ギターソロを弾き始めました!!!!!
私は思わず「キャーーーーーーーーーーーーーーー!」という黄色い歓声を挙げてしまいました。
さすがにバンアパのライブで、マジの黄色い歓声を挙げたのはこれが初めてです……笑。
自然発生的に観客からoioiコールが生まれ、そんな中ステージ前方で颯爽とギターソロを弾く川様。
あまりにもかっこ良過ぎて、それまでのライブの記憶がかなりふっ飛んでしまいました……。
私の記憶では、川様があんなにも前に出てギターソロを弾いている印象が全然ないんですけど、実際のところはどうなんですかね?
川崎亘一に全ての記憶を焼き払われた私は、ふわふわした心持ちでcube gardenを後にしました。
ライブは1時間半で終演。
3rdの楽曲を思い出すことが大変だったこともあり、スパッとライブが終わったのでしょうが笑、コンパクトにまとまったライブもたまにはいいですね。
最後に
趣味・特技:単独行動の筆者ですが、ライブ後にネットの友人と感想戦飲みをしたり(ライブ自体はそれぞれ一人で見ました)、翌日は一緒に日高の牧場を散策したりと、珍しく遠征先で人と関わりながら過ごしました。
私自身、今後さすがになかなか札幌でバンアパのライブを見る機会はないと思いますが、9月のメロフェロ、10月のグリーンズピア、11月のイタフェス(?そもそも行ける??)を楽しみに、引き続き日々を過ごしていこうと思います。