DOPING PANDA mugendai THE CARNIVAL 2023 “mellow fellow”(対バン:the band apart)名古屋公演 感想とセトリ
メロフェロ名古屋公演に行ってきました!
おなじみのバンアパと、念願かなって初めて見るドーパンの対バン。
ガッツリネタバレするので、東京公演に行かれる方は閲覧ご注意ください。
ネタバレクッションのための前置き
※ただの遠征日記なので、メロフェロの話は本当に一切しておりません。
本編の感想だけ知りたい方は、段落ごと丸々飛ばしてください。
名古屋に着き、ホテルにスーツケースを預け、まず向かったのは松坂屋名古屋店。
現在地元出身の推し声優が、アンバサダーキャラ「松坂屋三兄弟」の声優を担当しているのです。
入場
熱田神宮から矢場駅に戻り、いざ名古屋のクラブクアトロへ!!
これであと梅田のクアトロに行けば、4つのクアトロ全制覇です!
チケットはソールドアウトで、会場はパンパンです。
上手側7〜8列目を陣取り、ライブがスタートしました!
バンアパ
先攻はもちろんバンアパ。
ライブを見るのはイタフェスぶりです。
ラスト1曲が追加された以外は、基本的にShedの10周年ライブと同じセトリのようにです。
ライブはhigherからスタート。
声出しも解禁になり、大サビ前の「ワン、ツー」コールも観客から聞こえるようになりました。
そして2,3曲目は、2019年からバンアパのライブにしっかり通うようになった身として、ライブで初めて聴いた曲。
最近聴いていなかった「Find a Way」は、「こんなにかっこいい曲だったっけ……?」と、改めて楽曲の魅力を感じさせられました。
特に、イントロのベースのかっこ良さが際立っていました。
「ダンシング・ジナ」は、曲名通りとにかく踊れる!
横揺れしながら、原さんのグルーヴィーなベースに耳を傾けるのがとても楽しかったです。
ここで、ライさんのMC。
前日までのご本人のTwitterからも察せられたように、「とにかくフルカワが入りから楽しそう」とのことでした笑笑。
今改めて読み返しましたが、なんだこのツイートおもろ過ぎるだろw
……その後、イタフェスに合わせてリリースされた「Sunday Evening」を披露。
アウトロの変拍子が個人的に好きです。
続いて披露されたのは、「Castaway」。
個人的には、地味に久々に聴いた気がします。
この曲もアウトロが好きなんですよねえ……!
そして、ここで「夜の向こうへ」!
ライブ終盤の定番曲というイメージが染み付いていたので、中盤でセトリに入るのは意外でした。
2回目のMCでは、木暮さんとハヤトさんでMELLOW FELLOWのTシャツを作った話や、「21年前のメロフェロも今回のメロフェロも、フルカワの意思がなかったら、開催されていなかった」などというお話が繰り広げられました。
「メロフェロを楽しみにしているのは、フルカワユタカだけ」イジりが、どんどん加速していきます笑笑。
「残り4きょk……残り数曲です!」という、ライさんの一言で、ラストスパートに入ります。
「DEKU NO BOY」が披露された後、印象的なドラムのシンバルが鳴り響きます。
以前なら「Eric.Wだ!」となるところですが、最近は裏切り(?)の「The Ninja」パターンが多いんですよね。
というわけで、続いて披露されたのは「The Ninja」。
イタフェスの時よりは、うまくクラップできた気がします。
でもまだ難しいですね……笑。
大好きな曲なので、セトリの定番曲となりつつあり、本当にうれしいです。
そして今度こそ、「Eric.W」!
やっぱりバンアパのライブでは、この曲を聴かないと!ですもんね。
元々はEric.Wでライブを締める予定だったとのことですが、なんと!スターの希望で「あの頃の曲」を1曲追加して披露することに!
「あの頃の曲」とは、「When You Wish Upon a Star」!!
まさかイタフェスから2カ月足らずで、もう一度この曲が聴けるとは……!
イントロをトチって笑うライさん。
そしてアウトロでは、右耳のイヤモニを外したライさんが、ステージ前方に出てきてギターを演奏!!!
川様はお得意のゴブリンスイングではなく、なんと!!上下にピョンピョン飛び跳ねているではないですか!!!珍しくないですか????眼福!!!!多謝!!!!!!
そして原さんはずーーーっと後ろを向いて演奏!!
(木暮さんは、ポジション的にに見えず……。)
このアウトロがライさんのとびっきりの笑顔も相まって本当に感動的で、「エモい」とはこういう時に使うんだな……と、しみじみ思いました。
やっぱり何度見てもバンアパのライブはいいですね……。
ドーパン
いよいよ、待ちに待った初ドーパン。
サウンドチェックでハヤトさんご本人が出てきてドラムをたたいていたのですが、これが気持ちいいったらありゃしない!!!
ライブ本番に期待が高まります。
サウンドチェック後には、ハヤトさんが観客とセルフィーで写真を撮っていました。
(私はちょうど隠れて映っていません。)
SEが鳴り(これ音源化とかされているんですかね?)、ハヤトさんとタロティがタオルを掲げて、ステージに登場します。
その後、スターもステージに登場!
いよいよ、ドーパンのライブが始まります。
1曲目「THE PROMISE」、2曲目「Carnival」は、4月に発売された新譜「High Hopes」の収録楽曲。
主催ライブでメイニアが集っているので、当たり前と言えばそうかもしれませんが、会場は新曲とは思えないほどの盛り上がりを見せます。
特に「THE PROMISE」はMVを見た際、「これは絶対にライブで盛り上がるやつ!!!」と確信していたのですが、本当にその確信通りでした。
新曲2曲に続いて披露されたのは、「Lost&Found」!!
oioiコールが湧き上がり、会場のボルテージがさらに高まります。
前方真ん中あたりは、モッシュが起こっていたように見受けられました。
本当にこの曲は、イントロのギターがかっこいいですよねぇ……!
ここで最初のMC。
先ほどバンアパが「When You Wish Upon a Star」を急きょセトリに入れた経緯について、改めてスターが説明します。
スターが会場入りした際に掲示されていたセトリは、本当にEric.Wで締めるものだったそうで。
「昔の曲やんないの?MELLOW FELLOWなのに??」
「Eric.Wやるよ」
「それはサザンでいう『いとしのエリー』じゃん!あの頃の曲やってよ!」
という会話を(おそらくライさんと)した結果、「When You Wish Upon a Star」が見事セトリ入りしたそう。
これについてスターは、
「Fine Play!My Fine Play!」
と、超ハイテンションで自画自賛wwww
先述した通り、あの「When You Wish Upon a Star」は本当にエモかったので、「スターありがとう!!!」という気持ちが9割がある一方で、あまりにもはしゃいでいるため、「フルカワサン、タノシソウデヨカッタデスネ」というフラットな気持ちが1割だけですが芽生えてしまったのも事実ではあります笑。
そんなことを言いながらも、「過去の曲に頼らないセトリのバンアパ、でもそれがいいんだよね」と言うスター。
続けて、「俺たちもきょうは過去の曲はやんないよ、みんなが聴きたい曲はやるけどね」と言います。
21年経って、「今のバンアパ」と「今のドーパン」の対バンが見られる。こんなに幸せなことはないですよね。
「『High Hopes』の楽曲をやります」というスターのMCから、「Know more」と「199X」を披露。
いやー、「High Hopes」名曲ぞろいですね……!
このまま、「I am a revolution」にいくのかなーと勝手に予想していたのですが、「We are Punk Band!」というスターの叫びから、初期曲「JUST SAY GOOD-BYE」を披露!
メロコアな「199X」からの「JUST SAY GOOD-BYE」の流れ、最高ですね!
ここで再びMC。
先ほど披露した「JUST SAY GOOD-BYE」は、原さんから褒めてもらった楽曲だそうで。
「きょうまーちゃん袖で見てるかな……?最悪見てなくてもいいよ!」というMCの後、
「この曲がいいね」とまーちゃんが言ったから
きょうは「JUST SAY GOOD-BYE」記念日
という、名言だか迷言だか分からない短歌を爆誕させます笑。
その後もメロフェロについて、「俺一人だけがやる気があるみたいに思われている」と、愚痴るスター。
そんなスターに、「それで、みんながこんなに笑顔になっているんだから、いいじゃない」とフォローするハヤトさんが素敵でした。
ここのMCでは結構話していたのですが、その理由は「無限大ダンスタイムがしんどいから、入りたくない」とのことで笑。
対バンでワンマンよりは曲数が減っているとはいえ、無限大ダンスタイムがある限りは、疲労度が変わらないそう。
「タロティは3曲目あたりから動けなくなると思うから、そうなったら『タロティ頑張れ!』とエールを送ってあげて」と、スター。
すぐさま発生する「タロティ頑張れ!」の声援。
「まだ余裕あるからいいよ!タロティも笑顔で応対しない!」とスター。
微笑ましいですね笑。
「バンアパが『When You Wish Upon a Star』をやったからさ」というMCから披露されたのは、もちろん「Go the Distance」。
(なんかディスタンスがどうたらみたいなMCをスターがしていた記憶もあるのですが、詳細が思い出せません……。)
「DIVE INTO DISNEY」、本当に名盤ですね……!
そしてここで、「ムゲンダイ ダンスタイム」というSEが鳴り響き、無限大ダンスタイムに突入します!
1曲目は、「The Fire」!
楽しい!!1曲目から楽しい!!!
観客がジャンプして踊り狂い、一部では再びモッシュが形成されます。
2曲目は、「Hi-Fi」。
2曲目にしてタロティが、同期音の再生をめちゃくちゃミスりまくります笑笑。頑張れタロティ!
「止まってないから!!」と、弁解するスター。
特徴的なイントロに合わせて、みんなでクラップするのがとにかく楽しかったです。
あと、スターのギターソロがかっこ良過ぎましたね……。
続いて披露されたのは、「beautiful survivor」。
最近他社に乗り換えていましたが、やっぱり日焼け止めはアネッサを買わなければという気持ちになりました(???)。
そこから「Imagine」。
再結成後の楽曲が無限大ダンスタイムに入っても、全く遜色ないんですよね。
そして、「Transient happiness」!
イントロのギターから高まります!!
サビでワイパーしたり、ギターソロのハポネスステップを間近で見られたり、これぞ代表曲!という感じで本当に楽しかったです。
お次は、「MIRACLE」。
実はよく聴いていたラジオ番組(岩本勉のまいどスポーツ/文化放送)のOPソングが長らくこの曲でして。
ドーパンを本格的に聴き出す(詳細は後述)前から、ずっとラジオを通じて聴いていた曲だったんです。
そのせいもあって、音源を聴くとガンちゃんの「まいど!」というあいさつが無条件で脳内再生されてしまう奇病に悩まされていたのですが笑、今回は楽し過ぎてガンちゃんの声は聴こえてきませんでした!(なんだその感想)
そして、「High Hopes」から唯一披露されていなかった「I am a revolution」をここで披露!いいセトリ!!
リード曲の「THE PROMISE」ではなく、こっちが無限大ダンスタイムに入ってくるのがなんかいいですよね(語彙力)。
無限大ダンスタイムラストの曲は、「Crazy」!
「I am sorry me ミラクル起こしちゃってさ」という歌詞変更に、開場から割れんばかりの歓声が上がります。
エモい歌詞変更だぜ……。
私のポジションが上手側だったことと、フルカワユタカがあまりにもかっこ良過ぎるので、どうしてもライブ中はスターのことを見てしまいがちだったのですが、ふとタロティに視線を動かすと、事実若干しんどそうでした笑。頑張れタロティ!
8曲ノンストップの無限大ダンスタイムも惜しまれながら終了し、メンバー3人は舞台袖にはけていきました。
アンコール
観客が拍手でアンコールを求める中、予想通りステージ上では、スタッフ総出で「See You」のセッティングが行われます。
明転すると、まずはスターが一人で登場。
他のメンバーからは、「早く出て行けよ!」とイジられていたそうです笑笑。
そして開口一番、ドーパンのライブを原さんがフロアで見ていたという報告がありました!
原さ〜〜〜〜ん!!!!
そしてスターは、原さんと曲作りを始めていること、それはSee Youに続くドーパンとバンアパのコラボ曲であることを明かします。
しかし、完全生産限定盤の「High Hopes」がまだ400枚(でしたっけ?)売れ残っており、これを売り切らないとソニーからのリリースが難しいかもしれないとのこと。
「サブスクで聴いてCDを買っていない人もいるだろうけど、ドーパンとバンアパのコラボ曲リリースのためにも、物販で「High Hopes」を買ってほしい。サインも付いてくる」と、スターがお願いされていました。
余談ですが、元々ソニーからは再結成後のアルバム1枚だけリリースする予定が、こちらの評判が良く「もう少し一緒にやりましょう」と、ソニー側から声を掛けてもらったそうですね。
(ソースはFAB NIGHT/bayfmでのインタビュー)
あと、アンコール後のMCでの発言かどうかは記憶が定かではないのですが、どこかのMCでスターが「来年はイタフェスを俺一色に染める」という迷言(これはさすがに名言ではなく迷言)を残していました。どういうこと????w
その後スターの「それでは、バンドアパートとドーピングパンダの皆さまです!どうぞ!」という、お笑いライブの中MCのような呼び込みがあり笑、本日の出演者が全員登場します。
編成はどうなるのかなーと思っていたのですが、下手側から、
タロティ:エレキベース
ハヤトさん:タンバリンとボンゴ
川様:エレキギター
木暮さん:ドラム
スター:ハンドマイク
ライさん:アコギ
原さん:アコベ(多分。上手過ぎて見えづらかったので違うかも……)
という編成に!
原さんが上手側にいるのが新鮮過ぎました!
ハヤトが前に来てくれたのもうれしいですね。
イタフェスでは、スターとライさんのアコースティックSee You、今回はフル編成でのSee Youが聴けて、本当に感無量です。
演奏後はスターとライさん、ハヤトさんと木暮さんがそれぞれ肩を組み、ステージを後にしていたのがとても印象的でした。
そして終演後は、先ほどのMCを受けて、「フルカワのためにも、ぜひ物販でCDをお買い上げください」という影ナレが流れました笑。
「メロフェロを楽しんでいるのはフルカワだけ」イジりが、まさか影ナレにまで波及するとは……笑笑。
終演後にはバンアパの物販に並んで、メロフェロTと、バンアパのクリアラバーバンドを買いました。
私がグッズを買い終えた頃には、残念ながらCDの物販は終了しておりました……。
もちろん「High Hopes」の完全生産限定盤は元々購入済みなので、許してスター……。
「High Hopes」の完全生産限定盤は、再結成ツアーの無限大ダンスタイムのライブ映像付きで、大変お勧めです。
総括
遅ればせながら私のドーパンとの出会いを説明すると、フルカワユタカ氏の楽曲をきちんと始めて聴いたのは、原さんと一緒に作った「ドナルドとウォルター」でした。
そこから、YouTubeの自動再生で下記の動画が流れてきて興味を持ち、ドーパンの過去楽曲を聴き始め、今に至るという経緯になります。
(なんか一部でいろいろ言われているっぽいですが、YouTubeへの出演でちゃんと新規ファンを獲得できていますよ!)
世代的に、ドーパンの最盛期は小学生で、中学生になりいろんなバンドの曲を聴き始めたタイミングで、ちょうどドーパンは解散してしまったんですよね。
なので、もしスターがバンアパと改めて親交を深めなければ、私はずっとドーパンを聴かずじまいだった可能性が結構あります。
また、別に普段からセゴさんの動画を熱心に見ているわけではないので、ドナルドとウォルターがなかったら、上記の動画も「なんとなく名前を知っている人が、なんとなく名前を知っているYouTuberとなんかしゃべってるわー」と、熱心に見なかったと思います。
ドーパンの再結成で大盛り上がりすることもなかったでしょう。
聴き慣れたまいどスポーツのOP曲が、ドーパンの曲だと一生知らないままだった可能性すらあります。
コロナ禍地方住みでこのタイミングまでなかなかドーパンのライブを見る機会がありませんでしたが、今回こんなに最高なライブを見ることができて、本当に幸せでした。
ドーパンに出会えて本当に良かったと思いますし、そのきっかけをくれた大好きなバンアパにも感謝したいと思います。
そんなドーパンとバンアパのコラボ曲が無事ソニーからリリースされることを願って、ここで筆を置こうと思います。