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カラタチ大山さんのエロゲ棚を解析してみた

TBSラジオのPodcast番組『N93 カラタチの最果てのセンセイ!』をきっかけに、カラタチの大山さんがご自身のエロゲ棚をTwitterで公開されました。

そこで今回は、こちらのツイートに映っているエロゲを解析してみました。


解析方法

背表紙を確認しながら、作品をリストアップしていきます。
その後、みんな大好きErogameScape -エロゲー批評空間-(えろすけ)の情報を参考に、発売日、ブランド、シナリオライター、原画担当絵師、抜きゲーか非抜きゲーかどうかを、Excelで整理しました。

大山さんのエロゲ棚の作品リスト
気が狂うかと思いました

それでは早速、傾向を調べていきましょう。

発売年の傾向

発売年の傾向を示した折れ線グラフ
発売年の傾向

2009年に発売された作品が1作品のみありますが(河原崎家の一族2 完全版)、基本的には2013年以降に発売された作品がラインナップされています。

ただし今回、リメイク作品はリメイクが発売された年をカウントしています。
そのため、最初バージョンの発売年は1990年代や2000年代であるパターンが、かなりあります。
また、そもそもエロゲ業界自体が衰退しており、近年は全盛期の作品をリメイクで発売するパターンが母数として多いことも、留意しておかなければなりません。

購入個数が最も多かった年は、2020年と2023年で7個。
2020年は、コロナで在宅時間が増加したことから、エロゲの購入個数が増えたのではないでしょうか。

また、今年発売の作品に関しては、最果てのセンセイ!にてGuiltyさんからプレゼントされた2作品、番組ステッカーをデザインしたさめまんま先生が原画を担当している『クリミナルボーダー』、番組でもパッケージの異質さを紹介された『カルタグラ』など、最果てのセンセイ!に関わりがある作品が多くラインナップされています。
最果てのセンセイ!きっかけで、エロゲ棚を公開することになったという経緯から、今年発売の作品が多くラインナップされているのかもしれません。

ブランドの傾向

3作品以上ラインナップされていたブランドは、下記の通りです。

5作品

  • アリスソフト

4作品

  • Innocent Grey

3作品

  • Purple software

  • 戯画

  • アストロノーツ・シリウス

  • シルキーズプラスWASABI

ランスシリーズが4作品ラインナップされていることも影響し、アリスソフトが5作品と最多ブランドになりました。

なお、『戯画ロイヤルスウィートコレクション』や『乙女達の恋物語 〜ご機嫌ようお嬢様〜』など、複数作品がまとめてパッケージされているものは、便宜上1作品とカウントしております。

また最近のエロゲは、ライトノベルのようにシリーズの作品が分割して発売されるパターンが増えてきているため、正確に傾向を分析するとなると、その点も考慮しなければなりません。

気力が尽きたので、とりあえずこのクオリティーの分析で一旦は諦めました。

シナリオライターの傾向

3作品以上ラインナップされていたシナリオライターは、下記の通りです。

5作品

  • かずきふみ先生

  • 丸戸史明先生

4作品

  • 衣笠彰梧先生

  • ダイスころがし先生

3作品

  • なかぢ先生

  • ヨイドレ・ドラゴン先生

  • 鈴鹿美弥先生

『戯画ロイヤルスウィートコレクション』を1丸戸史明とするのは、あまりにもあまりにもあまりにも……だったので、こちらは分割してカウントしています。

個人的に、かずき先生が丸戸先生と作品数で並んだのは意外でした。
棚にはありませんでしたが、私の推しゲーの9-nine-シリーズとかもやっているのでしょうか。

原画担当絵師の傾向

3作品以上ラインナップされていた絵師さんは、下記の通りです。

4作品

  • きみしま青先生

  • スギナミキ先生

  • ねこにゃん先生

3作品

  • M&M先生

  • 魚介先生

こちらも、『戯画ロイヤルスウィートコレクション』は4ねこにゃんとしてカウントしています。
(『乙女達の恋物語 〜ご機嫌ようお嬢様〜』も同様。)

大山さんはシナリオ重視のエロゲーマーということもあり、ライターさんほどの顕著な傾向は見られませんでした。

ちなみに私が好きなエロゲ絵師は、和泉つばす先生です。

抜きゲーか非抜きゲーか

抜きゲー、非抜きゲー、非18禁の割合を示した円グラフ
抜きゲー、非抜きゲー、非18禁の割合

非抜きゲーが71%という結果となりました。
個人的には思っている以上に、意外と抜きゲーもやっているんだなという印象でした。

大山さんが他に所持していそうなエロゲ

大山さんは、過去にテレビ・ラジオ・ウェブメディアのインタビューなどで、他にもプレイしているエロゲを明かしています。
今回は一旦それらの情報は置いておき、あくまでも今回開示された棚のラインナップから、他のどのようなエロゲをプレイしているかを推測してみたいと思います。

なお、大山さんのえろすけのアカウントや、Twitterでの過去投稿から、答え合わせができる場合は、それらの情報を活用させていただきます。

暁の護衛

衣笠彰梧先生がシナリオを担当している『レミニセンス』と『流星ワールドアクター』をプレイ済みで、衣笠先生の代表作である『暁の護衛』シリーズは未プレイとは考えにくいため、『暁の護衛』もプレイしていると推測されます。

実際に大山さんのえろすけのアカウントを確認したところ、『暁の護衛』シリーズは3作品ともプレイ済みであることが確認されました。

ランスシリーズの他作品

今回公開されたエロゲ棚には、ランスシリーズの1,3,9,10がラインナップされていました。
この4作品以外のランスシリーズも、プレイしていると推測されます。

(他人宛てのリプライを引用してしまい大変恐縮ですが、)ランスシリーズはリメイクされた1.3と6以降がプレイ済みのようです。

ちなみにですが、今年の4月にランスシリーズが全作品プレイできるようになりました。
もしかしたら大山さんも、ダウンロードしてプレイしているかもしれませんね。

HERMITの丸戸史明作品

大山さんは、漫才中に『冴えない彼女の育てかた』の加藤恵の名前を出すほどの丸戸史明信者です。
(マジで余談ですが、私の冴えカノの推しキャラは詩羽です。)
そのため、今回のラインナップにはありませんでしたが、HERMITから発売された下記の丸戸作品についても、プレイしている可能性があります。

  • FOLKLORE JAM

  • ままらぶ

  • 世界でいちばんNGな恋

えろすけのアカウントを確認したところ、ダメ恋についてはプレイ済みであることが立証されました。

最後に

最果てのセンセイリスナーの皆さまへ

今回名前が挙がった丸戸史明先生や衣笠彰梧先生は、一般向け作品でも活躍されています。

衣笠先生は今でも現役でエロゲを作りながら、『ようこそ実力至上主義の教室へ』(よう実)というライトノベルを執筆されています。
よう実はアニメ化もされており、1期が2017年、2期が2022年に放映され、2024年1月には、3期が放送される予定です。

丸戸先生は体力的な問題から、『WHITE ALBUM2』以降エロゲ業界から離れています
その分、ライトノベル作家やアニメ脚本家、漫画原作者として、『冴えない彼女の育てかた』『Classroom☆Crisis』『Engage Kiss』などの魅力的な作品を発表しています。
また、大山さんの大好きな『WHITE ALBUM2』は、全年齢作品としてアニメ化もされています。

エロゲに抵抗がある方は、まずは上記の全年齢作品に興味を持っていただけると大変うれしいです。

大山さんへ

デジタルタトゥーになったらごめんね♡


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