UNICORN MACHURI『LIVE 1173』(ユニコーン 夏マチュリ)感想とセトリ
前置き
ユニコーンは遠征しなくても確実に広島でライブが見られるため、コロナ以後は広島でしかライブを見たことがありませんでした。
今回マチュリの前日にたまたま東京出張が入ったため、後泊してマチュリを楽しむことにしました。
ユニコーンのライブは、クロスロードツアーの広島公演以来です。
入場まで
辻堂に宿を確保し、鎌倉からバスに乗ることに。
会場へのアクセスが不安視されていましたが、京浜急行バスさんがリビエラ逗子アリーナ前まで停車する臨時便を出してくださったおかげで、スムーズに会場へと到着することができました。
入場後に帰りのシャトルバスとグッズ(BIGトート、アームカバー、Ucファン、ウチワライト)を購入し、開演を待ちます。
J-WAVEが後援に入っているということもあり、DJトークブースで秀島史香さんがアナウンスをしたり、再結成当時に放送されたOH! MY RADIO(番組名の方)が流されたりと、暇を持て余すことなく過ごすことができました。
ABEDON AND THE RINGSIDE
ライブを見るのは本当に初めて。
そのため、ユニコーン並みに担当楽器が変わるとは知らず、とても驚きました……!
ライブは『ろうにゃくなんにょ』からスタート。
この楽曲ではサックスを担当していた奥野真哉さんが、観客のいる芝生スペースまでサックスソロを吹きに行っていた姿が印象的でした。
サックスだからこそなせる技ですよね……!
2曲目『SO SO GOOD』のメインボーカルは、八熊慎一さん。
歌うヤックの目の前で奥野さんがギターをかき鳴らし、思わず「邪魔!」とキレるヤック。
サビでは、奥野さんと民生さんがヤックに密着し、「近い!」「危ない!」などと、さらにキレモードが加速。
会場は大爆笑に包まれました。
『ハバナエキゾーチカ』『さよならロックスター』が披露された後、ゲストのASIAN KUNG-FU GENERATION・伊地知潔さんが登場。
本日初めて本職のドラマーがドラムをたたきます笑。
潔さんとのコラボでは、ユニコーン楽曲から『ケダモノの嵐』と『与える男』が披露されました!!!
DJトークブースでのライブ後のインタビューいわく、この選曲は伊地知さんセレクトとのこと。
また奥野さんは、高校の文化祭以来久々に『ケダモノの嵐』を演奏したそうです笑。
ABEDONがキーボードではなくギターを弾く『ケダモノの嵐』と『与える男』を聴くという、レアな機会に立ち会えました。
潔さんがステージを去った後、最後に『RINGSIDE MAN』を披露。
サビ前にゴングがカンカンカンカンと鳴るアレンジがカッコいいですよねぇ。
今回披露された楽曲の中で一番好きでした。
ライブ後のインタビューでは、伊地知さんがABEDON宅の雪かきを行ったことがあるという、衝撃のご近所エピソードが明かされました。
マジモンの近所やんけ……。
電大
直近のツアーには参加できなかったので、個人的には昨年の川西さんお誕生日以来の電大でした。
MC少なめで魅せたリングサイドとは対照的に、MCタイムもたっぷりあったのが電大印ですね。
リビエラ逗子マリーナのご近所さんであるつるのさんは、電大楽曲3曲、ユニコーン楽曲1曲、自分の持ち曲1曲、計5曲をばっちり披露。
「電大の楽曲まできっちりやってくれて……」と、テッシーも感嘆していました。
個人的に特に印象に残ったのは、『ハレルヤ』。
イントロのおなじみのテッシーのギターソロを、つるのさんとお二人でアイコンタクトを取りながら演奏していた点にグッと来ました。
またつるのさんは、1歳から5歳まで庚午(広島市西区)在住。
ライブ後のインタビューによると、EBIちゃんとつるのさんは、時期こそかぶっていないものの、300mぐらいの場所に住んでいたとのことです。
そんなつるのさんが選曲した、電大と一緒に披露したいユニコーン楽曲は、『おかしな2人』。
つるのさんが「おかしな4人で披露するぞー!」と会場を盛り上げ、あのイントロが鳴り響きます。
演奏後につるのさんが、感無量という感情を爆発させていたのがエモかったです。
最後に民生さんを呼び込み披露されたのは、『いつものうた』。
民生さんが楽曲提供し、つるのさんと世良公則さんが歌った楽曲ということもあり、民生さんが世良さんのモノマネをしていたのが面白かったです。
レコーディング音源では民生さんが歌唱していないということもあり、つるのさんと民生さんのお二人が歌う『いつものうた』はこれが初披露。
マチュリでは本当に貴重な楽曲がたくさん聴けますね。
ユニコーン
転換中にチリチーズポテトを食べながらライブ再開を待ち、大トリのユニコーンのライブが始まります。
1曲目は『SAMURAI 5』。
普段はライブ終盤に披露される楽曲のため、初っ端から意外なセトリに驚かされました……!
今回はフラッグではなく、ウチワライトをみんな振ります。
今回「俺たちが海岸線を走っていた時 あいつが言った……」の茶番パートでは、ABEDONがプールサイドまで降り、プールから鳩サブレーを拾います。
そして1曲目にして、鳩サブレーもぐもぐタイム笑笑。
ABEDONは、「鳩サブレーはいつでも買えるので、プレゼントは本当にいらないです」と念押ししていました笑。
『SAMURAI 5』を演奏後、ABEDONが『夕陽がきれいだよ』と一言。
振り向くと、絶景が広がっていました。
夏の野外でのライブということもあり、2曲目は『あなたが太陽』。
今年もちゃんとアネッサの日焼け止めを買いましたよ〜。
EBIちゃんが下に降りて、民生さん、テッシーと3人並んだため、「もしや……!」と期待していたところ、期待通り『ペケペケ』が披露されます。
9曲という少ない曲数の中で、セトリ入りしてくれたことに感謝です。
『LIVE 1173』というタイトルのライブでは絶対に外せない『WAO!』を披露した後、ゲストのPUFFYが呼び込まれます。
まずはPUFFYが来たからには欠かせない『エッサフォッサ』を披露。
レコーディングメンツそのままのメンバーで演奏される貴重な機会でしたね。
続いて、PUFFYカバーバージョンの『働く男』を披露。
こちらのカバーはあまり聴いたことがなかったため、原曲のイメージが強く、なんだか不思議な気持ちになりました……笑。
「しっかり練習してきた曲をやります」という民生さんのMCから、『ヒゲとボイン』の印象的なキーボードのイントロが鳴り響きます。
「PUFFYと一緒に『ヒゲとボイン』を披露するのかな?」とワクワクしていたところ、PUFFYのお二人は「北京 ベルリン ダブリン リベリア〜」と、アジアの純真を歌い出します。
そう、ユニコーンとPUFFYで、『ヒゲとボイン』と『アジアの純真』のマッシュアップが披露されたのです!
「しっかり練習してきた」って、そういうことか!
『アジアの純真』の一番をPUFFYが歌い終わると、バンドの演奏が『ヒゲとボイン』に戻り、今度は民生さんが『ヒゲとボイン』を歌い始めます。
「ヒゲとボインが〜手招きす〜る〜アジア」で『アジアの純真』に戻り、『アジアの純真』でマッシュアップは締まりました。
こんな最高っっなマッシュアップを聴くことができ、マチュリに参加して本当に良かったと心から思いました。
PUFFYがはけ、民生さんから「ピークは終わりました!」という正直な宣言があった後笑、ラストは『アルカセ』。
本編をしっとりと締められました。
観客からの鳴り止まぬアンコールに応え、出演者全員がステージに登場。
ユニコーン以外のメンバーは、トランペットやトロンボーン、シェイカーなどの楽器を各々持って登場し、全員総出で『マチュリー』を披露。
個人的には、楽しそうにシェイカーを振りまくる潔さんのお姿が印象的でした。
お祭り気分が漂う中、あっという間にイベントは終了しました。
最後に
アンコール終了後にEBIちゃんが「また来年〜🖐️」と言っていましたが、来年もあるんでしょうか?
来年は民生さんとEBIちゃんの還暦祭があるので、やるとしても再来年になるかなー?と、勝手ながら予想しています。
今回東京出張が入っていなければ、マチュリには参加していなかったと思います。
ちょうどいいタイミングで入ってくれた東京出張に感謝しつつ、ここらで筆を置かせてもらいます。