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知らないとヤバい!ダイレクトマーケティングとは?
こんにちは、CMOピントリキオです
初回の今日は「ダイレクトマーケティング」について解説したいと思います
ダイレクトマーケティングとは、名前の通りで直接、消費者と販売する側の企業がコミュニケーションを取りながら販売する手法のことです
手法なんて難しいことを言ってますが、要はお店です
八百屋さんや、魚屋さん、スーパーや、洋服屋さんなど、お客さんと直接やり取りのあるお店での販売のことです
▼動画はこちら
■魚屋さんはマーケティングをしているわけではない
大変失礼ではありますが八百屋さんや、魚屋さんはダイレクトマーケティングをしているわけではありません
ダイレクトに販売をしているだけです
では本当のダイレクトマーケティングとは何かというと「戦略」のことを指します
『八百屋さんだって戦略的に販売しているよ』と怒られそうですが、ではお聞きします
・コピーライティングはどのように考えていますか?
・需要予測はどのような数字に基づいて行っていますか?
・どのようにお店のことを思い出してもらっていますか?
・あなたのペルソナは誰ですか?
と意地悪に畳みかけてしまい、申し訳ありません
しかし、最低限のこのあたりを押さえておかないとマーケティングとは言えません
■ペルソナを定めて直接届けるのがダイレクトマーケティングです
では本題に入っていきます
ダイレクトマーケティングはあなたのお客さんを1名を明確に定めて、そのお客さん像に直接語り掛けるようにする戦略のことです
ペルソナというのは、メインとなる顧客像のことです
そのペルソナを明確にします
ペルソナ設定の仕方はまた別の機会に解説します
そのお客さんの24時間の行動を想像して、どのタイミングで自分の商品やサービスのことを認知してもらうかの仕組みを作ることです
■例えば魚屋さんのダイレクトマーケティングを考えてみる
参考にひとつダイレクトマーケティングの考え方を魚屋さんで考えてみましょう
ポイントとしてはこんなことが考えられます
料理があまり得意ではないAさんをペルソナ設定して「魚料理の頻度を上げてもらう」を考えてみましょう
課題としてはこのようなことがあります
・魚料理ばかりだと飽きてしまう
・魚をさばくのが億劫
・魚は保存がきかないからすぐ食べなければならない
とりあえずこのくらいにしておきましょう
「魚料理ばかりだと飽きてしまう」
この課題は料理のレパートリーの問題とも考えられます
また魚以外にも肉を食べたい、カレーライスを食べたいなど、魚料理のライバルは非常に多いんです
「魚をさばくのが億劫」
これは多くの方の課題でもあると思います。すでに多くの魚屋さんやスーパーでも無料でさばいてくれるサービスを取り入れていますよね
でも、魚料理はさばいてくれたとしても、そのあとの2次調理での手間がかかるイメージを持っているとしたら、やはりめんどくさそうです
「魚は保存がきかないからすぐ食べなければならない」
これも大きな課題ですよね。せっかくその日、安くアジを売っていたとしても、すでにその日の気分は肉なんだとしたら、アジは安くても買わないという選択をします
よってこれらの課題を解決するためのアイデアを考えてみましょう
■魚料理カレンダーに、セット販売、オンライン料理教室
たくさんアイデアはありますがとりあえずこんなのはどうでしょうか?
・魚屋さんオリジナルレシピカレンダーを毎月配る
カレンダーに合わせた日に特定の魚を特価で販売する
・朝食用焼くだけ魚セットを毎週月曜と金曜に販売する
「金曜日はカレーの日」的な感じで特定の曜日の朝食に焼き魚とそのほかの朝食のおかずをセットにして販売する
・かんたん魚の保存料理教室を定期的に開く
魚をさばいた状態で受け取った後の保存食(例えばツミレ)にかんたんに調理することができる料理教室をオンラインで開く
という感じでダイレクトマーケティングを仕掛けることで戦略的に消費者が、その商品やサービスを受け取る機会を増やすことができます
最後に重要なポイントをお伝えします
それは思い出してもらうことです
そもそも消費者にあなたの商品やサービスを思い出してもらわない限り、購買行動につながることはありません
よってマーケティングの最重要ポイントは思い出してもらうことなんです
思い出してもらうことから逆算してマーケティング戦略を構築するといいですよ
最後まで読んでいただいてありがとうございました