寿司を買ったら鼓膜チューブが入った話
虚弱が服を着て歩いてるで有名な私ですが、今も絶賛拗らせ中です。
軽い症状から大変なことになったので戒めのために書き残します。
あれは5月の終わりごろの土曜日でした。
近所の回転寿司をウキウキで持ち帰ったあの日。
外は5月にしたら暑い日だった。
そんななか持ち帰ったファミリー寿司が冷蔵庫の中に入らない!
夕飯まで5時間程度…どうするか…
「エアコンを18度にして保冷剤乗せて置いとけばいいんじゃね?」
賢き者すぎる!と思って、実行に移した。
そう。この選択が私の鼓膜にチューブを挿すことになったのだった。
明けの月曜日の朝、のどが痛い気がしました。
数年前に感染したコロナ後遺症で感染後咳嗽をひきずっているため
喉の病気に敏感です。
心配になり早退させてもらって病院へ。
診断は「軽い風邪かな?」とのこと。
私の経験則として絶対喉が腫れるから抗生物質を出してほしいと伝えてみるも飲むほどじゃないと。
”そんなことより以前受けたアレルギー検査の数値がひどすぎる”って事で、アレルギーの薬を出される。
帰宅して21時ごろに熱が8度越える。完全に風邪ひいた。
火・水の朝は微熱があったけどカロナールがぶ飲みで耐える。
なんか喉と右耳が痛い。
木曜の朝、耳がむちゃくちゃ痛い気がするしなんなら熱もある。
病院に行きたいけど、木曜日は休診のためあきらめる。
金曜日の朝、4時に熱が9度越える。
地震もきてめちゃ揺れしたけど、しんどくて起き上がれないレベルだった。
でも仕事に行く時間になったら熱も落ち着いたので出勤。
しようとしたら、車を開けた時にピッの音が半音低い。
エンジンかけた時に聞こえてくるETCの日髙のり子が別人になっている。
あれ、これ耳やったわ…となりました。
一応出社して、難聴を経験した人に話を聞く。
「難聴は24時間以内に対応しないと一生引きずるよ」との事。
一大事じゃん!ってことで病院が開くまで仕事して早退。
急性中耳炎をこじらせて、右側が滲出性中耳炎となっていました…
鼓膜の中に水がたまって排出できていないことで難聴になっているとのこと。
薬で水を出しましょうとのことで薬をもらったんですが・・・
数日後に左耳も同じように聞こえが悪くなってきました。
病院行くかどうか迷っていた時にアレクサに話しかけたら…
すげーノイズがのる。聞いたことないくらいノイズが乗って聞こえる。
これはやばいということで仕事を早退して病院へ。
病院に行っても水が溜まってるから仕方ないねーとのこと。
薬で排水を促しましょう、様子を見ましょうとのこと。
ここから半月間が地獄でした。
耳が聞こえない。聞こえが悪い。そのせいで声がでかくなる。
全部が聞こえないわけではなく特定の音はガンガン響く。
特に人の多い場所の中での機械音が最悪でファミレスは地獄。
大量の薬を飲み続けているが何も改善せず、もう耐えられない…
というわけで、土曜日の病院へ。
私があまりに辛い辛いと嘆くので、鼓膜へチューブを入れることを提案される。
チューブを入れると水が抜けて聞こえの問題は改善する
(元よりは聴力が落ちるが、それも自然と治る)
ただし、飛行機に乗れない・水泳できない・耳に水が入るとこじらせる可能性があるからシャンプーを気を付けなければいけない等制約がありました。
そんなのストレスに比べればなんも気にならないというわけで即日手術をお願いしたわけです。
あれから数ヶ月、チューブも自然と抜けて私の聴力は戻ってきてます。
ちなみに後日発覚するのですが、アレクサの超ノイズはパートナーにも聞こえたらしく、私の耳が壊れたわけではなかったようでした。
もう二度と冷蔵庫に入らない寿司は買わないし、寿司を買ったからと言って18度にはしない。
そう心に誓った2024年夏。
寿司を買ったら鼓膜にチューブを入れることになったけど、
その保険で25000円もらったからちょっとだけ嬉しかった話。