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CMC_meetup MAX!♯CMC_MAXのハイブリットなスタジオ運用をまとめてみました。

みなさん、こんにちは。

CMC_Meetup MAXで当日のスタジオ運用を担当していました野北(@nogita__mizuki)です。

この記事では、CMC_MAX当日のスタジオがどのような運用で行われていたのかをまとめました。これから、ハイブリッドな配信を行いたい!というコミュニティも増えてくるのではないかと思いますし、その場合のスタジオってどうやったらいいの?という声もあるのかもしれない!ということで、すこしでも参考になればと思います。

ハイブリッドでの実施の狙い

当初はオフライン開催での企画で会場運用などを計画しておりましたが、外的な影響でそこから「完全オンライン開催!」という方向に変更しました。

しかしながら、またそこから宣言解除などの動きもあり、何か仕掛けられるのではないか?ということで、「ハイブリッドでやろう!」という決断をしました。

これは新たな試みの一つとして、

・主催者は東京のスタジオにて
・講演者は現地orオンラインで参加
・視聴者は完全オンラインにて参加

というものでした。

さながら、テレビ番組収録のような主催者・講演者と裏方が一体となり熱量を作る場づくり(♯Bigbeat スタジオ)とよくあるウェビナーを超えた絵作りと配信の安定性(#天神放送局)を行うことで、視聴者に「没入感」を感じてもらい、「同期」してもらうための施策でした。

実際に、ツイートやブログ(前後)を見ても、かなりスゴイことになっていて改めてこのやり方にしてよかったと感じました。

まとめはこちら。

さて、それでは実際にスタジオではどうなっていたのか、の詳しい説明です。

スタジオの構成

今回は最大3名の登壇者がいる状態でしたので、スタジオの構成はこのような形で準備しました。

システム構成イメージ-1

結果、こんな感じに見えています。(登壇者側からの絵)

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天神さん側の構成は、こちらにありますのでぜひご参考にされてください!

今回のCMC_MAXでの必要なスタッフ役割

全部で7名の役割分担でした。(兼務もありました。)

・Zoomマスター(講演者のビデオ・ミュートon/off、その他Zoom対応)
・カメラ映像切り替え(全体俯瞰・カメラ①~③の切り替え)
・カメラ/照明調整(ぼやけたり画角調整したりして映りを調整)
・講演PC管理(モデレーターとの資料確認と画面共有)
・音声管理(講演時・休憩時の声の調整、マイクスイッチon/off)
・現場タイムキープ及び配信チームとの連携担当
・カンペ出し/および登壇者へのサポート
・会場演出担当(習字で書いて貼り付ける、など)

スタジオで実施する場合に、「円滑に行う」かつ「盛り上げる」と二つの役割を全スタッフが意識してできているか、が非常に重要になってきます。上に書かれている役割のほかに拍手をしたり、講演者の話にうなずいたり、待っている講演者の人に次の段取りを説明したりなど行っていました。

イベント自体は本当に水ものなところもあり、実際には直前や現場中にもいろいろと変更や対応していかなければならないところがあります。そのためには極力兼務しすぎずに、さらに指示系統もわかりやすくしておくとよいと思います。

そのほかにも用意した色々なもの

①名言書道

スタジオならでは、なことがもっとできるのではないかということでアイディアを出し合って印象に残った言葉を貼っていってみよう!ということで始めた書道。

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最初の頃よりちょっとずつ追加していったのですが、気づいてくれる人もいてうれしかったです!

②アクリルパネル

スタジオ配信の時に気になる、ソーシャルディスタンス。
登壇者同士の間にアクリルパネルを用意しました。これも、900*1500サイズのアクリルパネルを特注しています。

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アクリルパネルがあっても、透明できちんと話している人の顔が見えるってことでおおむね好評でした。

③そのほか対策用備品

そのほかにも、おしぼり、アルコール消毒、マスクを常備して入室していただくときには徹底をしました。

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まとめ

実際にやってみて、いろんなハードルがあるなぁと感じたのはもちろんですが、それをみんなの得意技で乗り切ったことでこの熱量を作ることができたのではないかと思います。本当にありがとうございました!

そして、これからテレビのような観覧席を作った形で演者と参加者が会場にいて、登壇と視聴という構図ではなく一緒になってコンテンツを作り上げていくようなイベントも増えていきそうな気がしています。

これがどうなるか、ベストプラクティスはまだ誰もわかりませんが、注視しつつチャレンジしていきたいと思います!


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