40年の会社員生活の先にあるもの
とりあえず自由になりたい!
40年間の会社員労働の先にあるもの
私は今20代後半で、仕事に慣れてきたとはいえ社会人全般から見たらまだ若手の部類だろう
これから私は何年間働くのだろうか、今20代ということは、定年が65-70歳とすると(最近の社会情勢を見ているともっと伸びそうだが...)なんとあと40年は確実に働くことになりそうだ。
じゃあこの40年をどういう働き方で過ごしていくのか....
一番考えやすいのは会社員として勤め上げることだ。
が、これは本当に可能なのか。いや、やろうと思えば可能ではあるのだが、自分の人生としてそれがいいのか
私たちの親世代で考えると、新卒で大会社や役所に入り、そこから40-45年一つの会社で勤め上げる。これを再現するには終身雇用と年功序列が前提となる。
この時点で私たちの世代で再現するのは難しい。もちろん直ぐに終身雇用がなくなるかは個人的には懐疑的だけど、年功序列は外資会社が若くても実力があれば高給を支払う中で日系大企業だけそれを維持するのはかなり難しいと思う。
となると転職が必要になってくるが、キャリアの中盤以降で数回にわたって転職して給料を維持・上昇し続けられる人材なんて一握りなんじゃないかと思っている。
そもそも転職に強く会社員としての立ち位置・給料を40年間維持できるとして、
その状態が本当に望ましいのか。
朝9時-夕方5時 週5勤務、土日に休んだらまた週5日と2日休みの繰り返し。
これを40年間繰り返す。
もちろん有給やイベント・祝日でイレギュラーはあるが、デフォルトはこれの繰り返し。
でもって会社員の給料は上下ありつつも、基本年300万-2000万(ここまで稼げれば超高給取り)に収束する。
もちろん今、年収2000万なんてもらったらお祭り騒ぎで踊り出すが、とはいえこれが天井と考えれば「こんなもんかあ」という気持ちになる。
週5会社員という組織の中の1駒として、40年間働くという代償にしては、「こんなもんかあ」という感情。
じゃあどうすればいいんだろうという話。
最近流行りの話としてfireという選択肢。かく言う私も新卒入社時にこんなの40年続けられんと思いFireを目指し投資を始めた。といってもメインは投資信託なので大きな利益を出せるわけではなくかなりの長期戦となる。
高配当株投資も結局元手ゲームみたいな側面が強いので会社員若手の給料ではもらえる配当金も高が知れている。もちろんこれも長期戦なので、あくまで継続はしていくが。
ただこの戦略だと正社員として40年働かなきゃいけないのが30-35年に短くなるだけだろう。いや、もちろんその5-10年は非常に大きいのだが求めているのはそう言うことではない。
そもそもとにかく会社員生活・節制を徹底して5-10年早く退職できたとして、そこに残るものは何か?そこまで徹底した生活を送って急に会社員辞めて、いきなり海外旅行や贅沢生活に舵切れるのか?いやむしろFire後にお金が減ることを恐れてさらにお金を使わなくなり、会社員時代より節制した生活になるのではないか?
勿論、とにかく自由になるのが目的ならそれでゴールなのだが、それは個人的には望んだ生活ではない。
だいたいFireをしたい人の目的である「働きたくない」は本当に労働を嫌っているわけではなく、「会社という組織・時間・人間関係に縛られた働き方をしたくない」なんだろうと思う。
私自身シンプルに時間拘束されるのが非常に苦手で、その点で自由にいきたいと思っている。でも働くこと自体は嫌いじゃないので、会社に頼らず自分の力で稼げたらどんなにいいかなと思う。
最終的な私の現状と理想の整理
今は20代後半の会社員
会社や給料に強い不満があるわけではないが、会社員として閉塞感を感じている
これから定年まで40年間働くということは想像できない
会社員として辛いのは時間拘束や今後起こりうる人間関係の問題
特に時間拘束:週5日 9-17時の繰り返し。自分がこれに耐えられるとは思えない。
働きたくないわけではない。人生の大半を仕事が占め、労働時間や勤務日を指定される時間拘束への違和感が強い。
給料アップを求めて転職してもこれらの問題は常に付きまとう。
結局どうすればいいのか:会社に頼らず、自分だけで稼げる力をつける。
自分はまだ20代、今後失敗を繰り返してでも、自分で稼ぐためにできることはやってみたい。