すり足が難しい人へ
格闘技で飛んだり跳ねたりに慣れていると、武術の稽古を始めた時、すり足が上手く使えず苦戦している姿を良く見掛けます。
重さを相手に伝え行く様な技や起こりを相手に見せないようにする武術独特の技は、すり足が基本に有る為、修得必須になります。
では、上手く感覚が掴めない方は、どうやって練習したらいいのか、、先ずは、足裏の感覚を洗練させる事が重要になります!
格闘技系の方は、拇指球神話を信じられている方が多い様で、重心を拇指球に固定して、膝を使って上下動の動きを多用するようです。
しかし、すり足では、足の裏全体を使うので、平常時、重心を足芯(人差し指と内踝の交点辺り)へ置き、動作時は、拇指球、小指球、踵、3点の三角の中を移動する。
その感覚を感じる為には足の裏を地面に付けなければならない。
その様に動いているだけで、正中線、丹田から仙骨、坐骨から足芯ルートが開発されて来ます!
足裏感覚が養われ、身体が繋がって来たら肚腰で足を動かす様にゆっくり丁寧に歩法の練習に取組見ましょう!
焦ると、癖が出ます!!
スピードや瞬発的な動きは、積み重ねた稽古から自然と生まれて来ます。
精妙流兵法之会では、立つ歩く等の根本の稽古を重視しております!
興味がありましたら、気軽にメッセージ頂けましたら見学・体験可能です!!
宜ければサポート頂けましたら幸いです! サポートは、武術の価値を高める活動に使わさせて頂きます!!