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第七芸術 彷徨の旅

〜スコットランドの映画で彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画の感想をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はスコットランドの映画で彷徨の旅です。イギリスを構成するカントリーの一つであるスコットランドにはスコッチウイスキーやバグパイプなど素敵な文化が多くありますが、中でもスコットランド訛りが堪能できる作品を3つご紹介します。(今回はバイオレンス色が強くなってしまいましたのでご注意を)

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1. トレインスポッティング(原題:Trainspotting)R-15+
1996年公開のイギリス映画。スコットランドを舞台に、ヘロイン中毒の若者たちの日常と、そこからの脱出を試みるレントンを描いた青春映画です。
音楽がとてもいいです。映像としてはドラッグ中毒の人々を描いているわけですから美しさとはかけ離れていますが、これこそ現実であるのかもしれないと感じました。苦手な人は見ないでね。

2. バーニー・トムソンの殺人日記〜命がけのヘアカット!
  (THE LEGEND OF BARNEY THOMSON)R-15+
2015年公開のイギリス・カナダ・アメリカ合同製作の映画。グラスゴーの床屋で働くバーニーは店のオーナーにクビを言い渡され、口論になり誤って殺してしまう。母に助けを求め、家に死体を運ぶと冷凍庫にはすでにたくさんの死体が...というブラックコメディ映画です。
ありえないほど運を持っている主人公で、どちらかと言えば周りが勝手に時を進めている感じがとても面白いです。今回の中では一番訛りが強いのかな?詳しくはないですが、とにかく聞き取れないです。苦手な人は見ないでね。

3. フィルス(Filth)R-18+
2013年公開のイギリス映画。昇進を狙う刑事・ブルースは裏ではコカインや酒に溺れていた。クリスマスに起きたある殺人事件の解決のため、彼の行動がエスカレートしていくクライムコメディ映画です。この作品はトレインスポッティングと同じ原作者です。
題名でもあるFilthの意味は柔らかく言うと「クズ」なのですが、まさにその通りな作品です。内容も葛藤を描いてはいるものの、主人公がFilthすぎてついていけなくなる瞬間が多いです。が、とにかくジェームズ・マカヴォイ凄いなぁと感じます。ラストシーンが好きです。苦手な人は特にこれは見ないでね。

いかがでしたでしょうか?ちなみになのですが、スコットランド訛りではYesをAye(アイ)と言います。どの映画の中でもたくさんのAyeを聞けると思いますので是非聴いてみてくださいね。来週は小学二年生のある週末で彷徨の旅です。昔のものを丁寧にとってあるのですが、たまに見返すと意外な発見があったりで面白いです。来週はそれをご紹介いたしますので楽しいと思います!

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