第七芸術 彷徨の旅
〜スプラッターコメディで彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画の感想をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はスプラッターコメディで彷徨の旅です。日頃の疲れを癒すため、優しさあふれる映画を鑑賞するのも良いですが、たまにはガツンとどうですか?そんなご提案の作品を3つご紹介します。
1. タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
(原題:Tucker and Dale vs Evil)
2010年公開のカナダ・アメリカ製作の映画。気のいい中年2人組は見た目が強面なため、別荘で出会った大学生たちに殺人鬼と勘違いされるドタバタホラーコメディ映画です。
これぞスプラッターコメディの代表、というほど二つのバランスのとれた映画です。映像は結構ハードですが、しっかりと内容は笑えるのでハマればとても楽しめる映画だと思います。
2. トロピック・サンダー/史上最低の作戦
(Tropic Thunder)
2008年公開のアメリカ映画です。ベトナム戦争を題材にした映画を撮影しているが個性豊かな役者たちに振り回された監督は、撮影中止の危機を避けるため、本物の戦場で撮影を再開させるアクションコメディ映画です。
上は正当なホラー的スプラッターですが、こちらは上品ではなく悪趣味感が漂うスプラッターです。さらに豪華なキャストと相まって、その度合いが面白いです。
3. ファイナル・デスティネーション
(Final Destination)
2000年公開のアメリカ映画です。修学旅行の直前、飛行機事故の予知夢を見た主人公は騒ぎ出し、巻き添えとなった友人や教師は飛行機を降ろされてしまうが、そのおかげで事故を免れた。それでも襲いかかる死の運命に逆らおうとするホラーサスペンス映画です。
次々と人が倒れていくのですが、その多彩な様がすごいです。これはシリーズ物で、5作品もあるのですが、全てストーリーが同じというのがある意味笑える映画ですので、1作だけなら非常に真面目なホラー映画に感じられます。何作あっても倒れるシーンだけは既視感がないです。あとは、最後のシーンがおしゃれです。
いかがでしたでしょうか?連続で見続けると飽きが来るようなテーマだと思いますので、柔らかな映画の合間にちょこっと鑑賞するとより楽しめると思います。来週は電車が舞台の映画で彷徨の旅です。暑さも本番、適度に陽も浴びて元気に過ごしましょう。来週もよろしくです。
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