第二の患者を支えていくこと
家族にステージⅣのがんが発覚
ども!ケアパンです!
twitterでもご報告させて頂きましたとおり
妻方の家族にステージⅣのがんが発覚いたしました。
私自身も多くはありませんが、直接関わりのある方でもあり、
言うなれば他人である私をとても歓迎してくれ、
そのことに、すごく恩義を感じているので
正直、ショックは隠しきれません。
況してや、妻の精神的ダメージは如何程か
筆舌に尽くし難い状況だと思います。。
家族の立場になって分かったこと
これまで介護の世界で
終末期の利用者さんを介護する事もありました。
当然ながら一人一人に色々な歴史があって、思いがあって、
そんな中で最後を迎えていく。
亡くなった後、家族のグリーフケアとはいかずとも
ご本人の生前のお話や、直接は言えなかった思い
そんなことを伝えさせて頂いた事もありました。
今、家族の立場になって分かったこと・・
気丈に振る舞っている反面、瞬間瞬間で波のように押し寄せる不安。
本人はもちろん、家族にもその波が多かれ少なかれ存在します。
そんな妻を支えられるのは私しかいないと改めて自覚し、
今回はこの本を読みました。
読んだ本
あまりガッツリ文章を読む気分にならなかった私に
ちょうど良い漫画がありました。
この本の中で、今回初めて知った言葉
「第二の患者」
最初見た時は、
「疾患の予備郡みたいなものかな?」
なんて思いながら読み出しましたが、
読んですごく納得させられました。
「第二の患者」
「第二の患者」とは・・・
患者の家族は患者と同じくらいの影響が出る
だから、「第二の患者」と呼べる。
例えば、
・不安で眠れない
・イライラしてしまう
・収入面の悪化
・人間関係の変化
などなど。
これは本当に今回の件で心底実感いたしました。
本人はもちろん大変です。
これからいつまで続くか分からない
闘病生活を送らなくては行けない。
その恐怖と葛藤を抱えて日々を生きる訳です。
その思いは計り知れないと思います。
それと同様に
それを支えようとしている家族も
本人と同じくらい、悩み苦しんでいます。
綺麗事ばかりでは進めない現実もあります。
それでも残されたカードを切っていかなければならない。
そんな日々を否が応でも過ごさなくてはなりません。
だからこそ、本人。そして第二の患者となる家族
その両方を支える事が本当に必要な事だと思います。
「普通」が大切
この本でもありました。
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病気の身内がいるから態度を変えず、
いつも通り当たり前を持ってきてくれる
それが一番最高にありがたかった。
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本当にそうだと思います。
いつものような話や小さな気遣い
そんな日常にある「普通」にこそ
今を軽くしてくれる力があるんだと思います。
これからどれくらいの時間がかかるのか。
どんな結末があるのか。
誰にも分かりません。
ですが、今できる最大限の「普通」で
支えていきたいと思います。
今回は以上になります。
その他
この他にも試験当日の事や他のkindle出版についてなど、色々と書いております。
是非、見てみてください!
あなたの一助になれますように。 ではまた。
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