人生はどうせ一幕のお芝居なんだから。 あたしは、そのなかでできるだけいい役を演じたいの。-Yukko side-
人生はどうせ一幕のお芝居なんだから。 あたしは、そのなかでできるだけいい役を演じたいの。
ーーーーー寺山修司
わたくしごとですが、昨日24歳になりました!
ひゅー!おめでとうじぶん!パチパチ!
さてさて、24年間「わたし」として人生を送ってきたわけですが、未だに自分というものがわからないですね!
気の許せる人と一緒にいる時に素を出してるかって言われるとそうでもない気がするし、1人でいる時が本当の自分かって言うとなんか違う気もする。むつかしいね。
ちなみに、女性ってホルモンバランスの影響で1ヶ月に4回性格が変わるらしい。
ホルモンの影響がなくても天気ひとつで、メイクや服やアクセサリー次第で、誰といるかで人格なんてどうとでもなるしどうにかなっちゃうよね。女性に限らず人間みんな。
かくいうわたしもそれなりに「役者」で。これはナイショの話なんだけど元子役の端くれだったこともあるので演じるということに関しては人より多少は馴染みがあるとは思うけど、ただ、人生という演目においてはかなりの大根だと思う。
人格がぶれっぶれだし、ぜんぜん上手に生きられない。のくせしてたくさんの「自分はこうあるべき!」に縛られて、だれも期待しない見当違いの役を演じてる気がして嫌になる。全くいい役に嵌れないし、自分という役になりきれない。
できるだけニュートラルで余裕のある人間でいたいけど、結構気分に左右されちゃうし、なんならそのとき見た映画の好きなキャラクターや聴いた曲、好きな人、美術館の企画展とかにかなり影響されちゃう。
でも、うまく言えないんだけど、なんかそうやって段々と人格が増えていくことがちょっぴり楽しくて嬉しい。
人によって態度を変えたりするの、ぶりっことか二重人格かよとか言われて疎まれがちだけど、他人に実害を及ぼさなければ実はとてもよいライフハックだし、そんなの個人の勝手だとわたしは思う。
自分を持ってる人、素敵! って言われがちだし、いろんな「自分」をたくさんたくさん持ってたらもっとスゲーのでは!
ということで、
心にたくさんの人格を飼って、今日も来年も500年後もみんなの思う「いい人生」を演じられるようにがんばったりがんばらなかったりしよーね。
そりでは!みなさま良いお年を。