3003 北斗星 ツインデラックス「オロネ25-500(北)」内装クラフトシート取付説明書
北斗星8号車、ツインデラックスの「オロネ25-500」用室内パーツです。本商品は、全6両あるうちの、JR北海道車である車番501、502、503の3両向けとなります。ツインデラックス個室の寝台と、通路、デッキを再現することができます。
ツインデラックスの寝台は上段寝台も再現できるようになっていますが、寝台部分をカットすることで下段のみの再現とすることも可能です。お使いの室内灯との相性や、お好みに合わせて使い分けてください。
パーツ構成
ツインデラックス個室用パーツ×9(予備1)、通路側壁面パーツ×9(予備1)、寝台対面壁面パーツ×8、上段寝台側面パーツ×9(予備1)
通路壁面×1、デッキ扉×1
デッキ×1、かさ上げパーツ×4
組み立て手順
ツインデラックス個室
1.寝台対面、2.通路側壁面、3.寝台という順番で組み立てます。
1.寝台対面
寝台対面のパーツを切り抜きます。
裏に両面テープを貼り付けたら寝台対面へ貼り付けます。
2.通路側壁面
通路側壁面を切り抜きます。
ロッカーは組み立てますが、かなり細かいパーツとなっているため、あらかじめスジ彫りのような感じで、紙の上半分を軽く切るような感じで切り込みを入れるときれいに折ることができます。
切り込みを入れる部分は、壁面とロッカーの間、あとはロッカーの面の端の部分(線が入っている部分)にスジ彫りを入れます。
あとは、ロッカー部分を丸め込むように折り込んでいき、壁面とロッカーの間だけは内側へ折ります。
折筋を付けたら、ロッカーの最端の面に両面テープを貼り、折り曲げてくっつけます。
これでロッカー部分の組み立ては完了です。
ロッカーが組みあがったら、裏面に両面テープを貼り付けてから通路側壁面へ貼り付けます。ロッカー側を先に座席の後ろに挟み込んでから壁面を押し込むときれいにはまります。
3.寝台
寝台パーツを切り抜きます。寝台パーツは、背面から上段寝台までが1パーツ、背面が1パーツ、座面が1パーツの3パーツ構成です。
座面パーツの裏に両面テープを貼り、座面に貼り付けます。
次に寝台上段パーツを組み立てます。こちらも細かいパーツになるため、あらかじめスジ彫りを入れておくときれいに組み立てられます。壁面と寝台の境、あとは線に沿ってスジ彫りを入れていきます。
基本的には印刷裏面方向へ折りますが、壁面と寝台の間、上段背面と座面の間は印刷面側へ折り込みます。
折筋を付けたら、上段寝台最端の面にと上段診断の背面に両面テープを貼り、折り曲げていきます。
両面テープ部分を強く推して貼り付けた後、寝台部分で位置を微調整して形を整えます。
上段寝台の周りにカバーを取り付けます。こちらも一旦上段寝台にあてがって曲げを作った後に両面テープを貼り付けてから取り付けるとはがれにくくなります。
上段寝台が出来たら、下段背面を取り付けます。照明の下のロック部分(茶色の横線)が金具を表現していて、ここに合わせて下段背面を貼り付けます。高さが合わない場合は、シートバックの高さを切除するなどして調整してください。
これで背面から上段寝台までが1つになりましたので、両面テープを貼りつけてから個室に取り付けます。
※上段寝台の取り付けを行わない場合は、壁面パーツの照明の上部分で上段寝台パーツをカットして取り付けてください。
※上段寝台を取り付けた場合、ボディを嵌めるときに干渉して上段寝台部分が曲がったり破損する場合があります。ゆっくりと慎重に取り付けてください。ハマらなそうな場合は無理に取り付けるのではなく、一度パーツが外側に飛び出していないかを確認して調整の上ボディをゆっくり嵌めるようにしてください。
通路
まずはパーツを切り抜きます。
洗面室側は、通路の突き当りも表現していますので、洗面室側の扉の奥側を折りまげて、通路の突き当りを作ります。
次に、裏面に両面テープを貼りますが、室内灯で切り抜いたへこみの部分は実際に室内灯のスプリングが通るため、ここに両面テープが張ってあると室内灯が取り付けにくくなります。両面テープを貼る際は、この室内灯部分は貼り付けずにそれ以外の部分に貼るようにしてください。
両面テープを貼ったら、通路側壁面へ取り付けます。
デッキ側の扉を切り抜き、裏面に両面テープを貼りつけて取り付けます。
デッキ
デッキパーツを切り抜きます。その際、扉の下まで切り込みを入れて、曲げられるようにします。それ以外の床面の端はスジ彫りを入れておくと折りやすくなります。
デッキから通路に入る部分が斜めになっているため、扉の両サイドにスジ彫りを入れ、配電盤側は内側に、端側は裏側へ折ります。
模型の室内パーツが足りていないところを嵩上げをするために、補助パーツを4枚切り抜き、それぞれを両面テープで重ねて貼っていきます。
貼り合わせた補助パーツに両面テープを貼り、模型の室内側にぴったりくっつくようにして貼り付けます。
デッキパーツの配電盤の裏と床面の裏に両面テープを貼り付け、デッキパーツを取り付けます。
車端部側壁面は気持ち外側になるように軽く折っておくと、ボディを取り付けた際に乗降口に係らなくて見栄えが良くなります。