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3022C 北斗星 開放B寝台「オハネフ25-0、200(東)」カーテンパーツ取付説明書

北斗星の開放B寝台車で緩急車の「オハネフ25-0、200」用カーテンパーツです。寝台側窓のブラインドと通路側窓のブラインド、各寝台のカーテンとカーテンボックスを再現することができます。


パーツ構成

カーテンパーツ×12(内、予備4)
カーテンボックスパーツ×16(内、予備8)
寝台シーツ×18(内、予備2)

組み立て手順

【カーテンパーツの閉じ具合の目安】
寝台窓側と通路側のブラインドは、閉じるとき以外は窓から見えることがないため、全開の場合は取り付ける必要はありません。
夜間走行時は、寝台側は使用されている寝台は基本は閉められていて、通路側は閉め切ってしまうようでした。
朝方走行時は、開いている状態と閉じている状態がまばらな感じにするといい感じになるかと思います。

寝台側窓ブラインド、通路側窓ブラインド

寝台側窓のブラインドと、通路側窓のブラインドを取り付けます。
作業としては同じですので、ここでは例として寝台側窓にブラインドを取り付けます。

ボディを取り外し、ボディから窓ガラスパーツを取り外します。

ボディから窓ガラスパーツを取り外す※写真がなかったのでJR北海道車の画像で代用

ブラインドパーツを切り出します。
半閉状態を再現する場合、パーツの下面に「ブラインドの持ち手」を表現しているので、パーツの下を残して上部を適当なサイズで切り落とします。

左が全閉状態にするためにフルサイズで切り出したブラインド、右が半閉状態にするために切り出したブラインドです

ブラインドの両端に両面テープを貼り付けます。
小ネタですが、細かいパーツを取り付けるときにはカッティングマットに両面テープを貼ってから、適当な大きさに切り出すとサイズを調整しやすいです。

カッティングマットに貼った両面テープをデザインナイフで切り出すとサイズを決めやすい
両端に両面テープを貼り付ける

両面テープを貼り付けたら、窓ガラスパーツに貼り付けます。裏から見るとわかりにくいので、表面から見ながら貼り付けると位置調整がしやすいです。
ブラインドの下部に持ち手があるので、それを意識しながら貼り付けるといい感じになります。

窓ガラスパーツに貼り付ける

B寝台カーテン

まず、寝台パーツとはしごパーツを取り外します。

カーテンを取りつける際には、床パーツから寝台を取り外し、はしごも外します※写真がなかったのでJR北海道車の画像で代用

カーテンパーツを切り出します。
ハサミマークを目印にカットすると、1つのパーツで背中合わせにした2寝台分のカーテン全閉状態を再現することができます。

2寝台分のサイズのカーテンパーツ

寝台カーテンの全閉状態を表現する場合(2寝台分まとめて)
1つのパーツで、背中合わせにした2寝台分のカーテン全閉状態を再現します。
カーテンパーツの上部を目安として、裏面に両面テープを貼り付けます。
通路側から上段寝台のパーツに沿って貼り付けていきます。

上段寝台に貼り付ける形でカーテンパーツを寝台に巻いていく

このとき、そのまま貼り付けるだけだとカーテンパーツがきれいに見えませんので、寝台の角ですこし軽く折り目をつけるようにキュッと角を作るように曲げてあげるときれいになります。

角を作る感じで折り目を軽くつけるようにすると、きれいにカーテンを巻くことができます

寝台カーテンの全開状態を表現する場合(2寝台分まとめて)
背中合わせの2寝台分を開けたい場合、先ほどハサミの部分でカットした寝台カーテンパーツを、更に半分に切断します。
※写真がなかったので、JR北海道のBコンパートメント車の写真で説明します

半分に切断したカーテンパーツ

半分に切断したカーテンパーツをさらに半分に折り、両面テープで貼り付けます。片面に「T字」になるように両面テープを貼り付けます。

「T字」になるように両面テープを貼り付ける

「T字」の縦部分が寝台背もたれ部分になるように貼り付けます。
左右ではみ出る部分は切断して切り落としても構いません。

T字の中央が背もたれ部分に来るように貼り付ける

反対側も同様に貼り付けます

反対側も同様に貼り付ける

これだけでも良いのですが、開いている部分にカーテンボックスの表現がないためパーツを切り出して貼り付けると実感的になります。
その際、取り付けたカーテンが寝台の幅よりもはみ出るようであればはみ出る分だけ切り詰めておくとカーテンボックスパーツの取付がしやすくなります。

寝台カーテンの全閉状態を表現する場合(1寝台分のみ)
1寝台分のみ閉じて、反対側は開けたい場合、先ほどハサミの部分でカットした寝台カーテンパーツを、更に半分に切断します。

半分に切断したカーテンパーツ

両面テープを、両端を縦に、上部を横一列になるように、門のような形に貼り付けます。

両面テープを貼り付ける

1寝台分貼り付けるので、寝台背面から寝台背面に来るように、上記のパーツを取り付けます。

1寝台分だけを閉じた状態(左から2つ目)

寝台カーテンの全開状態を表現する場合(1寝台分)
1寝台分だけを全開状態にしたい場合、ハサミマークで切断したカーテンパーツを半分にして1寝台分にし、更に半分に切断したうえで折り合わせることで実現可能です。

1寝台分全閉のカーテンパーツを半分に切断
それをさらに半分に折って両面テープで貼り合わせる

寝台に取り付けるために、L字に両面テープを貼り付けます。
通路側、寝台側の両方に貼り付けますので、左右対称になるように両面テープを貼り付けてください。
寝台パーツに取り付けます。
写真のように重なると、特に窓側はブラインドパーツと干渉する可能性が高くなりますので、横を切断して調整し、重ならないようにしていただくとよりよいかと思います。

寝台に貼り付ける(右側)背中合わせの寝台との兼ね合いで幅が余る場合は適宜切断して調整してください

寝台パーツのサイズについて、ややこしいのでまとめると、寝台パーツを再現するためのサイズは、以下のようになります。

2寝台分全閉:ハサミマークで切断
1寝台分全閉:ハサミマークで切断したものを半分に切断
2寝台分全開:1寝台分全閉のパーツを半分に折る
1寝台分全開:2寝台分全開のパーツを半分に切断して半分に折る

カーテンボックスを取り付ける
より実感的になるように、カーテンボックス(細長い帯状のもの)を取り付ける事ができます。取り付けた半開状態のカーテンなどが剥がれにくくするという効果もありますが、かなり細かい作業になるため、ご自身で施工できるか判断の上作業をお願いします。

カーテンボックス(細長い帯状のもの)を取り付ける場合、切り出す前にあらかじめカーテンパーツシートの裏に両面テープを貼ってから切り出すほうが圧倒的に作業がしやすいです。
目安になる目印もないのが恐縮ですが、以下の写真のようにカーテンボックスの裏あたりを見計らって両面テープを貼り付けてください。

切り出す前に裏面に両面テープを貼り付けます

表面の切断ガイドを参考に、カーテンボックスを切り出します。
かなり細いので、切れ味の悪いデザインナイフだと、切っているときにぼろぼろになることがあります。よく切れるデザインナイフやカッターナイフで作業することをおすすめします。

2寝台分のカーテンボックスパーツ

これを、寝台パーツに取り付けます。
通路側から貼り始めると、長さが足りなくなった場合でも柱部分に隠れてごまかせるのでおすすめです。

細いですが、これをぐるっと貼り付けます

貼り終わるとこのようになります。カーテンが開いた寝台もかなり実感的にすることができますが、細かいパーツなのでつけなくても成り立つと思いますので、作業難度を見ながら施工してください。

全開状態の寝台カーテンの幅が寝台パーツの枠を超えていたため、少し長さが足りなくなった

寝台シーツ

寝台シーツについてですが、開放B寝台並びにBコンパートメントについては、シーツはお客さんが自分で敷く方式になっていてあらかじめ敷かれてはいなかったようです。なので、寝台シーツパーツについては、寝台パーツのデザインの上に、シーツ、布団、枕、ゆかた、ハンガーが置かれていた様子をデザインしました。

シーツを寝台側にして取り付ける

これを切り出して、寝台パーツに取り付けます。
その際、寝台座面はグラデーションで表現していたので、左右それぞれに寝台パーツに合わせたグラデーションになるようにして用意しました。
濃い部分の面積が広いほうが背もたれ側になります。
また、枕などがある方が通路側になるように貼り付けてください。
なお、裏の全面に両面テープを貼って取り付けてしまうと、外すときに印刷面も剥がれてしまう可能性があるので、小さく細切れにした両面テープで軽く貼るだけにしたほうが良いかと思います

寝台シーツパーツを取り付けた状態。入線時はこのようになっていた

完成例

取り付けた状態のサンプルです。

寝台側から見た様子
通路側から見た様子
寝台シーツの取り付け例
ボディを被せた状態で寝台側から見た様子
ボディを被せた状態で通路側から見た様子

関連リンク

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