【車両セット紹介】 98676 JR24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)基本セット、98677 JR24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)増結セット
2019年冬にTOMIXから発売された、北斗星1・2号の車両セットについてご紹介します。この車両セットを使った編成例や車番の紹介など、ご自身の編成を仕立てるのにぜひご参考ください。
なお、本来は未整備状態で上げたほうが良いと思うのですが、すでに整備加工を済ませてしまっております。製品状態とは異なりますのでご了承ください。
車両セット情報
北斗星が3往復化して12両編成となった直後の北斗星1・2号を再現できるセットです。
基本セット6両、増結セット6両の構成となっており、組み合わせることで12両編成として揃えることができます。機関車は別売りです。
基本セットには、1号車オハネフと電源車を始めとして、6号車ロビー・ソロや7号車食堂車といったメインの車両が入っているので、コンパクトに楽しみたい方は基本セットだけでも十分北斗星らしい編成を楽しめるかと思います。
98676 JR24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)基本セット
目玉車両は、ロイヤル大窓のオロハネ25-554と、3本帯で再現されたトイレ窓付きのスハネ25-500です。実は3本帯のスハネは今回初めてモデル化されており、初期北斗星1・2号を再現するのに必須パーツとなります。
98677 JR24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)増結セット
目玉車両は、何と言っても2階建てツインデラックスのオロネ25-551です。その他の車両については特筆する車両はありませんが、JR北海道車のオハネフ/オハネを入手するのは車両セット以外では困難なため、初期の北斗星1・2号を再現するためにはこのセットを使ったほうが早いかと思います。
発売日、価格
発売日:2019年12月
定価:17,490円(基本)、13,530円(増結)
車両セットの特徴
1990年頃に運行されていた北斗星1・2号が12両編成になった当時をモデルとした車両セットです。北斗星1・2号はJR北海道が担当していましたので、全車両がJR北海道所属車両でした。
1990年7月に全編成が12両化された直後は、JR北海道が担当したこの北斗星1・2号についても1号車から5号車までは開放B寝台で、JR東日本編成と同じ構成になっていましたが、12両化から1年ほどで4号車と5号車が個室車へ変更されることになり、この編成での運行は約1年ほどで終了しました。
模型では、2階建てツインデラックス車の「オロネ25-551」や、ロイヤル・デュエット車で唯一のロイヤル大窓車「オロハネ25-554」が初めてモデル化されました。特にオロネ25-551は、他のツインデラックス車と比べても特徴的な部屋配置になっていたものの、2008年に運用を離脱するまでに積極的に運用されていたたこともあり、その印象的な外観から記憶に残りやすい車両だったので大きな話題となりました。
また、JR北海道の開放B寝台車はセットでしか入手することができないため、JR北海道が担当していた個室化される前の北斗星1・2号を再現する場合には必須パーツとなるセットとなります。ただ、その後全個室化に向けて大多数は改造により消滅してしまいます。いずれにしても1990年代の北斗星1・2号再現向けといった趣が強いです。
このセットの編成で運用されたのは、本当に初期の頃で12両化された直後の1年間ほどだったこともあってか、その前に発売された臨時列車を再現するための必須車両を詰め込まれた「北斗星3・4号JR北海道編成」のセットが瞬間的に在庫が蒸発してしまったのに比べて比較的長期間販売されていたセットでした。
なお、全個室化後以降を再現する場合は、別のセット(98835 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星・JR北海道仕様)基本セット、98836 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星・JR北海道仕様)増結セット))を使うことになります。
この車両セットの編成で運用された年代
1990年~1991年頃
※軽度の入れ替え(他セットの車両を入手)を行うことで、1988年~1997年までの編成も再現することが可能
この車両セットがおすすめの人
・1990年代頃の北斗星1・2号(全個室化以前)を再現したい人
・JR北海道の開放B寝台車が欲しい人
・2階建てツインデラックス車という唯一無二の車両が欲しい人
・全個室化後の編成のバリエーションを増やしたい人(トイレ窓には目を瞑る形になりますが…)
付属品
ユーザー取り付け、交換用の付属品は以下のとおりです。
【基本セット】
スハネ25-500の電話アンテナと治具
オハネフ25中間車用幌枠
オハネフ25用カプラーなし台車枠
オハネフ用ジャンパ栓
オハネフ25用ダミーカプラー
カニ24用カプラー付き台車枠
カニ24用TNカプラー
転写式インレタ
説明書
【増結セット】
オハネフ25中間車用幌枠
インレタに収録された車番
TOMIXの車両は車番が印刷されておらず、ユーザーが好きな車番を設定することができます。
なお、インレタは基本セットにしか入っていないため、増結だけを購入した場合はサードパーティ製の車番を手に入れるなどする必要がありますが、開放B寝台車は改造で消滅する車両が多いためか、サードパーティ製でも車番がありません。中古やオークションで入手される場合はご注意ください。
▼インレタ収録車番一覧
オハネフ25-200:216、218、220
オハネフ25-0:2、3、4、7、8
オハネ25-100:227、240、241
オハネ25-0:11、15、33
スハネ25-500:501、502
スシ24-500:501、502、503
オロネ25-550:551
オロハネ25-550:555、556,557、558 ※ロイヤル・ソロ
オロハネ25-550:554 ※ロイヤル・デュエット
カニ24-500:502、503
特定車番
「特定車番」とは、その車両ならではの特徴を再現したもので、他に変えの利かない車両になります。
このセットでの特定車番は以下の2両となります。
8号車ツインデラックス「オロネ25-551」(増結セット)
北斗星の定期3往復化に向けて増備された車両。この1両のみの形式となります。定期北斗星が1往復化される2008年3月まで活躍しました。
通常のツインデラックスが平屋の8部屋なのに対し、この車両は上段・下段で4部屋ずつ計8部屋を設ける2階建て構造になっていました。
2階は窓が2つ、1回は横長の窓と2階部分の天窓代わりの窓が1つとなっていたが、下段ベッドの上には上段ベッドがあるという構造上、通常の平屋のツインデラックス車より狭さを感じる方もいたとか。
通常のツインデラックス個室とは違い、個室内に洗面所がありました。
模型でも、2階建て構造のツインデラックス車を再現していて、内装も2階構造となっているので見ごたえがあります。
この車両セットで初めてモデル化されました。
10号車ロイヤル・デュエット「オロハネ25-554」(基本セット)
北斗星の定期3往復化に向けて、ロイヤル・ソロの「オロハネ25-555(未モデル化)」と共に増備された車両。定期北斗星が1往復化される2008年3月まで活躍しました。
初期配備された551~553よりもロイヤル個室の窓が大型化され、ロイヤル個室内の装備の配置変更や廊下側のデザイン変更が行われました。その後増備されるロイヤル・ソロ車に近い感じになっています。細かいところでは、デュエット個室のブラインドがカーテンに変更されていたり、ロイヤル個室の各設備の配置が変更されていたり、廊下の色味も初期車両とは異なっていました。
模型でも、ロイヤル個室の窓が大型化された姿を再現しています。
この車両セットで初めてモデル化されました。
各車両紹介
このセットの各車両をおすすめ車番と共に紹介します。号車順はトミックス公式ホームページに記載の編成の順番で記載しています。
※各車両の画像は過去記事より集めたものになるため、以下に記載の編成順と画像の編成位置は異なる場合があります。
1号車 開放B寝台車「オハネフ25-200」(基本セット)
JR北海道の同形式(200番代)は全部で3両在籍していました。
どの車番にしても良いですが、216については屋根上の塗分けが違うという特徴があり、このモデルには該当しません。
なお、1999年頃に216を除いて全て急行はまなす用のスハネフ14-500へ改造されてしまいますが、全個室化前の編成でしか使わないので対象の車番であればどれにしても問題はないかと思います。
2号車 開放B寝台車「オハネ25-100」(増結セット)
JR北海道の同形式(100番代)は全部で3両在籍していました。
なお、全個室化後にはオハネ25ー560へ改造され消滅してしまうため、どの車番を選択しても良いかと思います。
<車両紹介・整備記録は後日掲載予定>
3号車 開放B寝台車「オハネ25-100」(増結セット)
JR北海道の同形式(100番代)は全部で3両在籍していました。
なお、全個室化後にはオハネ25ー560へ改造され消滅してしまうため、どの車番を選択しても良いかと思います。
<車両紹介・整備記録は後日掲載予定>
4号車 開放B寝台車「オハネ25-0」(増結セット)
JR北海道の同形式(0番代)は全部で3両在籍していました。
なお、全個室化に伴い1両(33)が個室車へ改造され、残りの2両(11、15)は急行はまなすで運用されるようになります。急行はまなすに組み込む予定がなければ、どの車番でも良いかと思います。
<車両紹介・整備記録は後日掲載予定>
5号車 開放B寝台車「オハネフ25-200」(増結セット)
JR北海道の同形式(200番代)は全部で3両在籍していました。
どの車番にしても良いですが、216については屋根上の塗分けが違うという特徴があり、このモデルには該当しません。
なお、1999年頃に216を除いて全て急行はまなす用のスハネフ14-500へ改造されてしまいますが、全個室化前の編成でしか使わないので対象の車番であればどれにしても問題はないかと思います。
6号車 ロビー・ソロ「スハネ25-500」(基本セット)
3本帯でトイレ窓がある状態を再現。
同形式は全部で3両在籍していましたが、このモデルで活躍したのは主に502となります。
501も最初は3本帯でしたが、どこかのタイミングでアルコン帯に変更されているため、アルコン帯でモデル化されている方を501にする予定がある方はこのモデルでは502にした方が車番被りの心配がありません。
付属のインレタには含まれていませんが、503はそもそもの車両形態が違うためこのモデルには該当しません。
なお、運行当時だと当該車番が501と502で複数あるため特定車番には上げていませんが、この3本帯でトイレ窓付きのスハネ25-500はこのセットで初めてモデル化されました。
7号車 食堂車「スシ25-500」(基本セット)
3本帯で厨房窓がサッシの状態を再現。
JR北海道の同形式は全部で4両在籍していましたが、このモデルで活躍したのは501と502になります。さらに、全個室化後は厨房窓が固定化されてしまうため、全個室化前のモデルとなります。
503は屋根上に大型ベンチクーラーが残った姿なのでこのモデルには該当しません。付属のインレタには含まれていませんが、508はアルコン帯となっていたためこのモデルには該当しません。
8号車 ツインデラックス「オロネ25-551」(増結セット)
2階建てのツインデラックスを再現。
この形式はこの551しか存在していないので551となります。
9号車 ロイヤル・ソロ「オロハネ25-550」(増結セット)
同形式は4両在籍していましたが、このモデルで活躍したのは556~558の3両となります。
細かく言うとエンブレムの位置が異なるなどの差異はあるものの、この3両についてはどの車番にしても特に問題はありません。
555は2階屋根と青色の車体の部分の境目の位置がほかの3両と異なるという明確な違いがあるため、このモデルには該当しません。
10号車 ロイヤル・デュエット「オロハネ25-550」(基本セット)
同形式は4両在籍していましたが、このロイヤル窓が大窓のモデルは554のみとなります。
付属のインレタには含まれていませんが、551~553は帯が3本帯でロイヤル窓が554に比べると小型になるため、このモデルには該当しません。さらに553はある時からアルコン帯という細帯に変更になっています。
11号車 開放B寝台車「オハネフ25-0」(基本セット)
JR北海道の同形式(0番代)は全部で6両在籍していました。
なお、全個室化に伴い4両(2、4、8、15)がコンパートメント改造を受け、残りの2両(3、7)は急行はまなすで運用されるようになります。全個室化編成を所有する予定がある方は、それ以外の車番を選択するのが無難かと思います。
電源車「カニ24-500」(基本セット)
JR北海道の同形式は3両在籍していましたが、このモデルで活躍したのは502と503になります。デビュー直後は荷物室扉のレールが金帯になっていましたが、その姿でのモデル化となっています。後年はステンレスレールになっていました。
付属のインレタには含まれていませんが、501についてはマイクロスカートが残っていたため、このモデルには該当しません。
入手方法(2024年秋現在)
発売開始から5年ほど経過していることもあり、比較的長期間にわたって販売されていたとはいえ流石に新品での入手は困難です。
基本的にはオークションや中古販売店での入手となりますが、再現できる編成が短命過ぎたせいかそこまでプレ値にならず入手できます。
内装再現用パーツセットのご紹介
ちょっとだけ宣伝です。
各個室内や通路、デッキの再現ができる「内装クラフトパーツ」を頒布しております。内装クラフトシートのみの「12両セット」と、内装クラフトシートにカーテンパーツを追加した「12両フルセット」の2種を用意しています。
こちらのnoteで公開しているような内装を再現することが可能です。
デッキ部分の配電盤などを立体再現できることや、各個室の上段寝台を再現できるのが主な特徴です。各個室内も精密に再現することにこだわりました。
以下のECサイトからご購入いただけます。
販売ページ
取り付け例
オンラインマニュアル
内装クラフトシートとは?
販売ページ
このセットを使って組む北斗星バリエーション
この車両セットを使って、どんな北斗星の編成を組めるかご紹介します。
JR北海道の開放B寝台車を生かした編成への活用がメインとなります。
他セットの車両と組み換えを行うことで、デビュー直後から完全個室化前の主に1990年代に運行された北斗星1・2号までを再現することが可能です。
北斗星1・2号(1988年~1990年)
デビュー直後の北斗星を再現する場合にベースとして活用できます。
この場合、ロイヤル・ソロとツインデラックス車は使いません。
別で、ツインデラックス車(トイレ窓あり)とオハネフ25を用意する必要があります。
オロネ25-500は2種類あって、98657 北斗星3・4号増結の大窓車(車番502,503)か、92786 北斗星JR北海道仕様IIの小窓車(車番501)がありますので、オークションなどで探すと良いでしょう。後者のほうがタマ数があり入手しやすいと思います。
オハネフ25は開放B寝台になるので、同じ98676 北斗星1・2号基本か98677 北斗星1・2号増結、98656 北斗星3・4号基本のバラシを入手します。座席成形色にこだわらなければ、JR北海道仕様の雨樋付きオハネフを入れるというのもありかもしれません。内装パーツを使って加工すれば、外から見る分には分かりにくくなります。
また、オハネ1両を電源車前のオハネフとオロハネの間に入れて編成を組み変える形になります。再現する時期によって、最初期はスハネを個室車側に、1年後の場合はスハネをB寝台車側に入れ替えると良いでしょう。
▼編成例
←青森、札幌
増.スハフ14/スハネフ14:座席車
10.オハネフ25-0/200:開放B寝台
9.オハネ25-0/100:開放B寝台
8.オハネフ25-0/200:開放B寝台
7.オハネフ25-0/200:開放B寝台(98676 北斗星1・2号基本他)
6.スシ24-500:食堂車
5.スハネ25-500:ロビー・ソロ
4.オロネ25-500:ツインデラックス(98657 北斗星3・4号増結他)
3.オロハネ25-550:ロイヤル・デュエット
2.オハネ25-0/100:開放B寝台
1.オハネフ25-0/200:開放B寝台
-.カニ24-500:電源車
上野、函館→
※函館〜札幌間でスハフ14(スハネフ14)を増結
※1989年の編成を再現する場合は、5号車を7号車と6号車の間に入れてください
北斗星1・2号(1991年~1997年)
完全個室化前の北斗星1・2号を再現することもできます。約6年間運用されていたので、初期北斗星1・2号としてのイメージはこの編成という方も多いかもしれません。
この場合、開放B寝台車2両(オハネ・オハネフ)は使いません。
4号車にオールデュエットの「オハネ25-560(トイレ窓無し)」と5号車にオールソロの「オハネ25-550」を別で用意する必要があります。最新の98835 / 98836 JR北海道仕様のバラシがなければ、92806 / 92786 JR北海道仕様IIのバラシを入手するのも良いかと思います。
▼編成例
←上野、函館
1.オハネフ25-0/200:開放B寝台
2.オハネ25-0/100:開放B寝台
3.オハネ25-0/100:開放B寝台
4.オハネ25-560:デュエット(98835 JR北海道仕様基本)
5.オハネ25-550:ソロ(98836 JR北海道仕様増結)
6.スハネ25-500:ロビー・ソロ
7.スシ24-500:食堂車
8.オロネ25-500:ツインデラックス
9.オロハネ25-550:ロイヤル・ソロ
10.オロハネ25-550:ロイヤル・デュエット
11.オハネフ25-0/200:開放B寝台
--.カニ24-500:電源車
青森、札幌→
牽引機
この時代の牽引機は以下の通りです。
EF81(北斗星カラー)
上野から青森までを担当した牽引機。
赤い車体に側面に大きな流れ星が描かれた姿が特徴。
TOMIXからはHゴムがグレーのタイプと黒のタイプの2種類がモデル化されていますが、Hゴムがグレーの方がこの時代では運用されていました。ただ、2024年夏時点で入手は困難なので、Hゴム黒のタイプで代用してもいいかと思います。
他に、側面に大きく「EF81」と書かれたEF81-95のレインボー機がけん引に入ることもありました。
ED79-0
青森から函館の区間を担当した牽引機。
青函トンネルを通過するための装備が追加されています。
TOMIXからは、下枠交差式パンタのモデルとシングルアームパンタの2種類がモデル化されていますが、下枠交差式パンタのモデルがこの時代では運用されていました。なお、7149には北斗星のヘッドマークが付属していません(急行はまなす、海峡のみ)ので、EF81のもので余っているものをつけると良いかと思います。
DD51(北斗星カラー)×2両
函館から札幌までを担当した牽引機。
千歳線での高速運転に対応するために重連での牽引となりました。
運行開始直後は一般色でしたが、ほどなくして全機が青車体に流れ星の描かれた北斗星カラーに変更されました。
あとがき
直前に発売された、北斗星3・4号のセットが即完売する勢いで市場から消えたので、次に発売がアナウンスされたこの北斗星1・2号のセットもあっという間に売り切れるのでは?と思ったものの、意外と長い間販売されていたセットです。
今となってみれば、このセットの車両は他の編成への転用が効きにくいというのも一因だったんだなと想像できますが、当時は北斗星に詳しくもなく知る由はありませんでした。
ただ、このセットがそんなに不人気というほどのハズレセットだったかと言うとそんな事はありません。確かにセットのままだと1年ほどしか運行されなかった編成ではあるものの、1990年代の北斗星1・2号を再現するという点においては必要不可欠な車両が揃っています。多少の組み換えをすることで完全個室化前の編成は一通り再現できますし、個室車側についてもトイレ窓有無は無視する形にはなってしまいますが、全個室化後の編成と入れ替えで組み込むことで一層バリエーションを深めることができるので、実はポテンシャルは決して悪くないセットなのです。
そういった観点でこの記事を書いてみました。みなさんが思い入れのある編成を再現するのにお役に立てますと幸いです。