PlayerScript が使いやすくなりました、クラフトアイテムが動的生成できるようになりました!他【Cluster Creator Kit v2.28.1 リリースノート】
こんにちは、プロダクトマネージャーの Smith です。
メタバースプラットフォーム cluster では、クリエイターのみなさんの創造力をより加速できるように制作環境の改善や新機能の追加を行っています。
この記事では 11/25 の Cluster Creator Kit(以下、CCK) v2.28.1 で新たに提供される機能の仕様を紹介します。
Creator Kit v2.28.1 の利用方法
今回のリリースに含まれる機能を利用するためには Cluster Creator Kit のアップデートと、 cluster アプリのアップデートが必要です。
Cluster Creator Kit のアップデート方法は下記を参照してください。
Creator Kit v2.28.1 のリリース内容
機能追加
PlayerScript への API 追加 [CCK・ベータ]
ベータ機能の正式化
ItemTemplateId からの createItem 正式化 [CCK]
機能改善
不正な ProductDisplayItem の ID に対する表示の追加
VR でアバター姿勢制御中のアバター頭部の表示の改善
機能追加
PlayerScript への API 追加
PlayerScript にベータ API を追加しました。
これまで ClusterScript 経由で行っていた一部の処理を PlayerScript でも実行できるようにしました。
_.respawn()
_.addVelocity()
_.setMoveSpeedRate()
_.setJumpSpeedRate()
_.setGravity()
_.resetPlayerEffects()
_.setPostProcessEffects()
_.playerId
_.getUserId(playerId: PlayerId)
_.getUserDisplayName(playerId: PlayerId)
_.getIdfc(playerId: PlayerId)
PlayerScript でのこれらの API は頻度制限はありません。
ベータ機能の正式化
ItemTemplateId からの createItem 正式化
WorldItemTemplateId からの createItem は正式化されていましたが、今回のリリースで ItemTemplateId からの createItem が正式化されました。
このリリースによってクラフトアイテムが動的生成できるようになります。
機能改善
不正な ProductDisplayItem の ID に対する表示の追加
ProductDisplayItem に正しくない形式の ID が設定されている場合に、わかりやすく警告を表示するようにしました。
VR でアバター姿勢制御中のアバター頭部の表示の改善
アバターの姿勢制御をする API を利用中、VR の場合はアバターの頭部が胴体から離れてしまう現象が起こっていましたが、今回のリリースで頭部が離れにくくなるように改善しました。
ご意見・ご感想お待ちしています
cluster は、みなさんが楽しくバーチャル空間で創造できるように様々な改善を行っています。
Discord ではみなさんの要望を投稿したり、クリエイターさん同士でお互いの創作活動を支え合える場所を設けていますので、ぜひご活用ください!
Discordサーバー: Creator Community のご案内
https://docs.cluster.mu/creatorkit/support/creator-community/