Cluster Creator KitのUnity 2021 対応版の先行配布
こんにちは、PMのhtomineです。
いつもclusterをご利用いただきありがとうございます。
以前からcluster公式番組「Hello Cluster」でお伝えしているUnityのアップデートについてのお知らせです。
Unity2021 アップデート自体は2022/7/18を予定していますが、ワールド・イベント制作者向けにCluster Creator KitのUnity2021対応版を先行配布します。
↓アップデートの詳細については下記をご覧ください。
はじめに─事前アップロードでスムーズに移行できるようになります
7/18にclusterのUnity 2021対応バージョンがリリースされます。
以前、お伝えしましたように、アップデートに伴い既存ワールドの描画が崩れる場合があることが確認されており、解消するためには Unity 2021 での再アップロードが必要となります。
今回、先行配布するCluster Creator KitのUnity2021対応バージョンを使用することで、事前にUnity 2021でワールドを再アップロードしておくことができます。
事前にアップロードすることで、clusterのUnity 2021対応バージョンリリース時に自動的に切り替わるので、スムーズな移行ができます。
事前アップロードの詳細
今回先行配布するCluster Creator Kit のUnity2021対応バージョンを使ってUnity 2021.3.4f1 でワールドを再アップロードすることで、clusterのUnity 2021対応バージョンのリリースの事前対応ができます。
事前アップロードをした場合、clusterのUnity 2021対応バージョンがリリースされる7/18までは下記の挙動になります。
Unity 2019で最後にアップロードしたデータを参照して入室します。
Unity 2021 からアップロードしても、この期間(〜7/18)は実際のワールドには反映されません。
cluster のUnity2021 対応版のリリース以降は、(バージョンにかかわらず)最後にアップロードしたデータを参照して入室します。
事前にUnity 2021 からアップロードしたデータが最新であれば、自動的にそのデータを参照します。
ダウンロードリンクは下記URLとなります(下記で導入手順も解説しています)。
※移行する場合は必ずプロジェクトのバックアップを取る事を推奨します。
https://github.com/ClusterVR/ClusterCreatorKit/archive/refs/tags/v1.15.0.zip
手順
Unity 2021.3.4f1 を インストールしてください。
Unityのダウンロードアーカイブページから該当のバージョンをインストールしてください。
インストールする際は下記のモジュールも合わせて追加するのをお忘れなく。
Unityのダウンロード方法については下記の記事が参考になります。
更新をしたい UnityのプロジェクトをUnity 2021.3.4f1 で開いてください。
※移行する場合は必ずプロジェクトのバックアップを取る事を推奨します。
プロジェクトを開くと、セーフモードに入るかどうか聞かれますが、そのままセーフモードを開いていただいて問題ありません。
セーフモード はエラーが出た際に修正するための最適な環境をUnity側が自動的に用意してくれるものです。詳細はUnity公式ドキュメントをご参照ください。
後は、Cluster Creator KitのUnity2021対応バージョンをインストールするのみです。
Cluster Creator Kit のUnity2021対応バージョン を下記リンクからダウンロード してください。
Unityで「Window」から「Package Manager」を開いてください。
ウインドウが開いたら左の「+」を押して「Add package from disk」からダウンロードしたファイルを選択してください。
こちらの方法の詳細はUnity公式ドキュメントでも解説されているので、もし分からない方は記事をご参照ください。
これでインストールは完了です!
今後ともサービスの品質向上に向けスタッフ一同一層努力してまいりますので、今後とも「cluster」をよろしくお願いします。