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実録。着物初心者がセミフォーマルで8時間過ごしてみた

着物を着て出かけました。一応セミフォーマルだけれども、限りなく趣味的なコーディネートというような着こなしです。
今回は、それを着物初心者が自分で着物を着て8時間過ごしてみた結果を採点したいと思います!

長襦袢:100点!(自分に甘い!)
 衿が詰まることがなかった。大満足。
着物:95点!
 着物雑誌のようにきれいにというわけにはいかないが(8時間動き回ったわけだし)、衿・胸元・脇・おはしょりなどが大きく乱れることなく収まっていた。満足。
帯:40点!
 いかん。体感、2~3センチ下がりました。これは良くない。ということで、以下その原因と今後の対策について書いてみたいと思います。

使った帯は名古屋帯です。とはいえ、キンキラキンの刺繍が満載でかなりどっしりした重~い帯です。カジュアルというよりはフォーマル感が強い感じです。
おそらく、祖母のものなので、かなりしっかりした作りのものなのですね。

それが、帰ってきたら2センチは下がっていました。そうすると背中が間延びして全くかっこよくないですよねぇ。

一般的に、帯が下がる原因は①補正不足、②帯の締め方が弱いということのようです。

②が大きな要因だったように思います。どうも、帯を締めているときから、帯枕が背中に吸い付く感じがしていなかったかも。今から思えば。
それはおそらく、帯枕と帯が変な感じに被さってしまって、帯枕が背中から浮いたいたのだと思います。帯も帯枕に被っているので、しっかり締めたつもりでも締まりきっていなかったのだと思います。
全て今から思えば!
着付けているときに、なんとなく違和感を感じていたのを見逃すべきではなかった~。とはいえ、出かける用事がある中での初心者着付けですから、なかなか難しい。
次回からは、背中に帯枕がピタッとついているかの感覚を大事にしたいと思います。

①補正については、まあ、足りないのかも。してないわけではないですが、過剰にするのがイヤで、やや不足気味かも知れません。とはいえ、②の改善でどうにか乗り切り、①はあまり大げさには行いたくないです。

重い帯を8時間もしょって出かけたのは初めてでした。
なかなか難しい。
試行錯誤あるのみですね。

冒頭のお写真、お借りしました:UnsplashDaria Averinaさんが撮影した写真


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