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家事嫌いって言っても大丈夫(もちろん好きって言ってもいいよ)

Clumsy SAです。Clumsyは不器用なという意味です。その名の通り、不器用です。

不器用で要領が良くないので、家事は好きではありません。というか正確には、大っ嫌いな家事と、好きでも嫌いでもない家事と、大好きな家事があります。
大好きな家事だけをして回るよう、できるだけ知恵を絞っています。好きでないことをする余裕がないです。ただでさえ、仕事と子どもで忙しいのに。

と友達に言ったら、「私、家事嫌いとは言えない」と言っていたので、驚きました。彼女は、子どもがいながらバリバリ働いていて、今、パートナーは単身赴任でちょっと大変な時期なのだそうです。お疲れモードでした。
一人で大変なのならなおさら、家事嫌いでも大丈夫だし、家事嫌いって言って大丈夫だよ!
と思うのですが、できるだけやらなくちゃ、と思うそうで・・。
え~~!!好きでやっているならいいけれど、つらいなら手を抜いたらいいじゃない。

具体的にはいろいろあります。
三種の神器(食洗機、乾燥機、ロボット掃除機)、ホットクックなどの自動調理鍋、掃除や子どものお世話のサポート、生協・ネット通販。
そういうの、全部使ってできるだけ圧縮したらいいよと思います。
その時に、自分のやりたいことと、やりたくないことを細かく分けたらいいのではともいます。先に書いたように、家事の中に、やりたいものも、やりたくないものもあるんですよね。おそらく人によってそれは異なるので、好きな家事だけ残して、後は人任せ・機械任せにしたらよいと思います。

私は、大嫌いなのは掃除機、大好きなのは「自分の洋服の」洗濯、どちらでもないのが料理と皿洗いです。

掃除機はコードが絡まらないように家具をよけながら重いものをもって動き回るのが好きでないです。だからルンバです。出かけるときはかならず椅子を上げて出かけます。ルンバの邪魔になるものは極力おきません。家族にも徹底してもらっています。それが嫌なら自分で掃除機かけてくれという話です。
出かけている間にルンバが掃除してくれるので、帰ったら床がぴかぴかで爽快です。

自分の洋服は丁寧に洗濯して丁寧に干して丁寧にアイロンをかけます。洋服のケアは大好きです。週末に行います。コートも基本的に自分で洗うぐらい洋服ケアマニアです。
ただ、それは自分の洋服の話です。その他の家族のメンバーのものは洗濯機に放り込んで乾燥機でガンガン回します。ま、子どもの服なんてすぐサイズアウトするから、乾燥機にかけると確かに傷むし縮みますがそれで十分です。それが嫌なら、once again、勝手に自分でやってくれという話です。

料理は、包丁を持ったり火加減を気にしたりしていると余計なことを考えないで済むので気分転換になります。だから嫌いではありません。でも忙しいと手が回らないこともあるので、外食・買ってくる・調理鍋にお任せする、夫がやりたいならやる、をその時々で適当に。夫は基本サラダを作らないけれど私は野菜をたくさん食べたいので、彼がメインをつくって私が野菜サラダをつくるというような、お互いやりたい料理だけするという日もあります。

皿洗いもすっきりするから嫌いではないですが、食洗機に入れることが多いです。ピカピカにしてくれてありがとうという気持ちになります。とはいえ、お台所関係はおおむね夫の担当範囲です。彼は料理関係が好きだそうですので、どうどうどうぞとお譲りしています。

その他お掃除は、自分でやりたいところは自分で(例えば自分のクローゼット)、それ以外はお掃除に来ていただいています。感謝しかありません。

食料と生活必需品は基本的に全部生協とネットです。運んでいただいて本当に感謝です。

だから、自分の好きな家事・得意な家事はやったらいいし、得意でない・やりたくないものは、忙しいなら何かの手を借りればよいと思います。
パートナーが単身赴任で家事の分担ができないなら、上記にかかる費用は持ってもらったらよいと思います。だってお互い働いているんだったら、そうでしょう。

でもこの問題は、実際の工夫の話にとどまらず、彼女の持つ規範の問題なのかもしれません。「こうあらねばならない」という。そしてできる人だからやろうと思えばできてしまうのでしょう。
好きでないなら家事を無理やりしなくたって彼女の価値は全く損なわれないと私は思います。
家事が回らなくても、他人に任せても、彼女が元気で過ごすのが一番と思うんですけれどね。外野から勝手なことを言うようですが。でも自分自身にも思うし、すべての人にそう思います。まずは自分が元気なのが一番です。

「こうあらねばならない」ことは実は全くないと思う、という、規範に関する話はまた今度してみたいと思います。色々言いたいことがあるので、うまく文章にできるかなぁ。



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