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実録!着物で7時間。成功と失敗と大失敗と

先日、また、ちょっとしたお祝いごとの幹事業務があり、セミフォーマルな着物と帯で出かけました。
結果、①成功と、②失敗と、③大失敗(え!)がありました。
・・・ぜひお付き合い下さい。

①成功点
襦袢・着物自体はきれいに着られました。95点!
衿合わせも崩れなかったし、おはしょりもそれなりに収まっていました。
良かった~。

②失敗
帯がいまいちでしたねぇ。しかし今までやらなかったことをやってみての結果なので、まあ、70点!

背が高めなので、二重太鼓のお太鼓を少し大きめに作ろうと思ったのですよね。チャレンジしてみました。そこまでは自分で言うのもなんですが、ナイストライ。

しかし、それが良くなかったです・・・。

帯の下線よりも少し下をお太鼓の下線にして作ってみたのですが、なーんかいまいちだったんですよねぇ。特に帰ってきてから後ろ姿を確認したら、どうもお太鼓がゆる~っとしているというんですか、緩んでいてかっこよくなかった。
やはり、お太鼓の下線はちょうど帯ぐらいにして、帯にギリギリ乗るぐらいにしておくのが、お太鼓がピシッとして私の場合は良かったみたいです。

色々な本や動画を拝見すると、帯の下線より下にお太鼓の下線をきめて、大きめにお太鼓を作っているものもあり、それが上手くいくならカッコいいしありだと思います。素敵。
ただ、私の体型とおそらくスキルの問題で、それは私には難しいことが今回よく分かりました。学び。

③大失敗
これは、マイナス1万5千点!
ドレッシング飛ばした~~~。いかーん!clumsyすぎる~。

ここまで、食べ物・飲み物で汚さないよう毎回気をつけてほぼ無敗だったのに・・。
お箸でつまんだその料理が意外とやわらかくて、料理がドレッシングの中に落下し、胸元にドレッシングが飛んだのでした。ついでに袖の内側にも。
あ~あ。
そしてしみ抜きクリーニング代がマイナス点です。
とほほ。
皆さまも、着物でのお食事は、ぜひお気を付け下さいませ。

ちなみに、着物が汚れたら、基本は乾いた布で軽く押さえるだけにして、あとは着物専用クリーニングにお任せ下さい。
小さなシミを、自分でどうにかしようと思って、水で濡らしたタオルなどで押さえるのは絶対だめ。広がります。広がると、クリーニング代がかさむことがあります。
と、今回持ち込んだお店の方がおっしゃっていました。
(私も、ドレッシングが飛んだとき、はぁ、と思ってナプキンで押さえるだけにとどめました。それで良いんですと褒められました。不幸中の幸い。)

着物(正絹)って、自分で洗えないのがネックですよねぇ。
しかし、着るなら汚す可能性もあるわけで、そこはある程度織り込んでおかないとですね。

めげずにまた着物を着て出かけたいと思いま~す。
会自体は楽しく、主役も喜んでくれたの大成功でしたよ。


トップ画像の全体像。
NDLイメージバンクよりお借りした
山本昇雲さんの明治時代の風俗画でございます。
こんなんも、気をつけないとジュッとかなりますよね。
まあ当方タバコは吸わないのでその心配はないですが。

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