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田舎の土地事情

ついでに田舎の土地持ちに関するお悩みを一件。

少しずつ、田舎の不便な土地なんて持ってても得は無い。
という事がご理解いただけ始めているようです。
ただ、蜘蛛の巣のように垂れてきた、
「太陽光発電」という存在がまたややこしくしています。

不労収入を増やそう
株投資、先物投資、NISA、不動産投資、etc… etc…
世の中、いろいろ騒がしいことになっています。
政治家を正常化するのが一番先だとは思いますが。

田舎にも、ここ10年前位からですかね。
投資話がぽろぽろ出て来るようになりました。

こんな田舎で不動産会社が土地運用とか言い出すんです。
またぞろ賃貸収入目的のアパートを建てさせて、
老人世帯から金を巻き上げようとしているのかと思っていたら、

「今始めるなら定額収入が見込める太陽光発電しかない!」

とかいって、人が大量に押し寄せてきました。

基本、人がいない山ばっかりの土地ですから、
賃貸物件作っても空き室出てきたら詰むんです。
「FITなら賃貸物件と違って安定した収入が得られる」
と、カタログを広げて老人たちを勧誘するわけです。

なんだったら、太陽光発電を斡旋する
某会社様がわざわざ九州から来たこともありました。
そこは土地ごと一回買い上げて、
上物(発電パネル)つけて権利券ごと転売するようです。

まぁ、土地なんて処分できるなら処分したい人は多いですから、
処分出来る(売れる)ならとっとと処分したいですよね

ただ、そんな状況でさえ、
土地条件が悪くてデベロッパーに土地買い取りを断られて、
自前で太陽光発電に挑んだ人もいました。

ピカピカの発電パネルがびっしり並び、
太い送電線が建てた柱を伝っている姿は、
田舎にそぐわぬ異様な光景でした。

鹿にでもやられたのか、
発電開始して二か月経たない内に送電線切られて修繕工事入ってましたが。

そんな悲喜交々で田舎の土地に関して、
悩みを抱えられたご家庭は多いみたいデス。

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