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エイプリン


描けた!と言い切って良いか分かりませんが、何とか納めた4月分、形の擬人化!
四角形、1月の「菱形」も含まれてしまいそうですが、いわゆる正方形、長方形をモチーフにしてみました!


まだちょっと寒いよね、から桜が咲き始めたのが10日前後。
桜前線というのが一番「場所」が分かってしまうものかと思いますが、今年長野中南部はそのくらいのタイミングで花を咲かせていまして、その後ぐんぐん暖かくなりはしましたが「どうしよう」ということにもならず結果徐々に温かさを増し、例年にないくらい「昔はよかった」的な春を迎え、初夏に向かいながら2024年も4月がおしまい。
車内など空気の流れが滞る場所では多少暑さ、また雨は降るときは降りましたが、まあ過ごしやすい日和だったのではないでしょうか。
凄いな、毎年これでいいんだけどな。

そんな今月も今年は育児休業を取得していたため、まごうことなく子育て95%で家庭に矢を向けて過ごしておりました。
子供はすくすく成長していますし、あまり朝強くない妻と、ここ数年の朝活(絵)で完全な朝型になった僕とで担当分野の区画が出来て、朝は僕が、それ以降は基本妻が子供を看つつ、僕も何となくこの時間このくらい家事やなにそれが出来れいればストレス低めで過ごせるんだな、という流れが分かってきました。
本当は父である僕がこの理解を持って育児休業に入れることがベストなのでしょうが、…世の中の全ての母、父経験者に限りないリスペクトを。
そして、やっぱり育休取りずらいよな、と感じつつ。
しかしせっかく頂いた休業期間ですので、子育て、それから絵のこと以外にも進めなければならない家庭のなにそれにまで、妻には負担だったのでしょうが手を伸ばさせて頂けたので大充実ではないのかな、という感想です。
後は来月初日からの、仕事が組み込まれた本当の意味での日常でどれだけ同じことができるかが勝負なのだと思います。
とにかく、時間だけを考慮するとそれを大量に消費し絵を描く人間からすると地獄そのものですが、掴んでいるものを手放さないよう最大限励もうと意気込んでいます。
しばし公開させて頂く絵が著しく滞るケースも考えられますが、常に生み出そうとしているそのマインドに変化はもたらさないつもりですし、絵を描く人間が、またはクリエイティブに携わる人間が子孫繁栄をしてはいけない、または子孫繁栄などしていては続けられない、みたいな暗黙のルールみたいなしがらみみたいな変なものをぶっ壊したい気持ちではいます。

今月はそんなわけでほぼ仕事してはおりませんが、お世話になりましたご担当者様、企業様ありがとうございました。
来月からも何卒よろしくお願い申し上げます。

影響を受けたもの、触れたエンタメなどです。

《Spotify》
・さよーならまたいつか!/米津玄師
・近頃/Bialystocks

《ゲーム》
・スーパーマリオRPG
・スーパーマリオブラザーズワンダー

すみません、ほぼ音楽だけですが。
「朝ドラ」って本当に凄くて、我が子はすごく泣く子供ではないのですが、この曲がテレビから流れると必ず集中してあの水彩絵具風のアニメーションのオープニングをずっと凝視していますし、主題歌は僕が口ずさむだけで大人しくなります(もちろん全く無効の時間帯、気分帯もめちゃくちゃありますが)。
まあそんな事象よりもだいぶん前から米津さんの音楽は大好きですが、父として改めてファンになった米津さんの楽曲。
そして待望のビアリストックス新曲。
ドラマの主題歌なのですかね、すみませんそちらは観れてはおりませんが、YouTubeで彼らのライブ映像などを積極的に耳にする機会も増えてきました。
次のアルバムがすごく楽しみです。

来月からも色んなエンターテインメイントの接種は課題となりますが、アウトプットも同じくらい時間を取ることが課題なので、どうなることか。
しかし話題になったものは、少なくとも触れられたら、という意識で過ごしたいと思います。


さて。
今月も先月と同様、思ったよりも全然自由に絵なぞ描けはしませんでしたが、それでものあがきで何とかこのブログ記事用の添えイラスト、そしてwebサイトにコンテンツとして設けている漫画「ドローイングワールド」の再制作をとぼとぼと始めることができたのはこの度の育児休業のお陰であると考えています。


webサイトにはオリジナルの各漫画をタイトルごとに紹介、それぞれの漫画掲載箇所にリンクしているのですが、そこにそのタイトルが今どうなっているかの略歴を掲載しています。
その略歴を辿るに、以前この「ドローイングワールド」に触れたのは2014年、とあるクラウドファンディング企画・運営会社よりお声がけを受けたことがきっかけで「それなら」とこのタイトルを制作させて頂く資金が欲しいな、とやり玉にあげさせて頂いておりました。
元々、漫画制作は完全に趣味であり、ある種業務としているイラストとは、心の中で結構な区画整備をして仕事にはあまりしないでおこう、と割り切っていたものではありました。
しかし、2015年「ドリームノーツ」をwebオリジナルとして連載させて頂けたことで、漫画も仕事に出来ないことはないな、という意識に変わり、現在勤務させて頂いている企業では本格的にwebtoonの制作に関わらせて頂くことになり、自分の中で漫画に対する自分の中のハードルは下がっており、当初おっかなびっくりで臨んでいたこのコンテンツに「やってやるか」という意識が再び宿り始めている現状ではあります。

元々、漫画家になりたい!という意識はあって、イラストレーターとして少しだけ世間に名前を出せた瞬間にその旨も声に出してみた結果、とある大きな出版社様からお声が掛かり連載に向けた作品つくりをしよう、という話が進んではおりました。
しかし、当時の自分には無理でした。
用意して頂けた大きな器を扱い切ることができませんでした。
その後悔は、イラストレーター業を続ける中で常に自分の根底にあって、漫画はもう趣味で…、と割り切っていたものでした。

再び漫画を描く意識は生まれたものの、時は流れ体も自分だけのものではなくなっている中で、時間の捻出はとても難しく、イラストならもしくは、しかし漫画となるとさらにその制作成功の可能性は低いのだと思います。
しかし、コンテンツとしてwebサイトに置いているものは、いずれ完成させたいと願っていますし、当時描けなかった、筆を置いてしまった理由の何割かは「思った通りの絵が描けない」ことであり、その解決策を当時より持ち合わせている今の自分が続きの制作なのか、リメイクなのかを行うことへの期待は自分自身とても大きく、日に日にむずがゆい気持ちになっていることも事実です。
このお休み中に、せめてそのむずむずを解消するための一歩を踏み出すその準備が出来たことを嬉しく思います。
トリガーは、最もリメイクかつ続きを描きたかった「ドローイングワールド」で。
この熱がどこまで続くのか、イラスト業・育児や家族団らんと並行できるのか、もはや燃え尽きるまでいずれも走るしかないのだと思っています。
とにかく、時間を無駄にしないこと。
長期のお休みという、ある種精神を整えることが出来たこの場所で思うことです。

走ります。

尚「ドローイングワールド」に限らず、ひところはSNSのムーブメントもあって作品をそれらに公開しておりましたが、リメイク版はあくまでひっそりと自分のweb内のみの掲載とさせて頂きます。

さて、来月からはお仕事に全面的に復帰いたします。
各所何卒よろしくお願い申し上げます。

腕がなまっていないと良いのですが…。

では、また来月。

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