不思議な作家カタログ「PICTORIA3」に掲載頂いた話
おおしまやすゆき です!
僕のwebサイトで12月に更新させて頂きましたこちらのニュース、
について今回は記事をまとめてみようと思います!
当記事はどなたでも閲覧頂けるようにしようと思います。
まず
こちら、先方からのサンプルのお渡し時期が、僕の関東から地方への引っ越し予定でごたつく期間とかぶっていたため、引っ越し先での受け取りに指定していたような関係で、先日ようやく開封出来ました。
なのでwebサイトでのニュース投稿から少し遅れてのまとめとなっております。
PICTORIA?
そもそも「PICTORIA」って何?
僕もあまりよく分かっていなかったのですが、いわゆる「作家カタログ」です。
日本国内で出版・流通しているもので近年有名なものとしては「ILLUSTRATION」シリーズがあったりするでしょうか。
このシリーズ、僕もいつか掲載頂けけたらなぁ・・!なんて夢見ている企画なのですが、要はこういった書籍の編集サイドが推したい作家、自薦された方の中から選ばれた作家などが掲載されるカタログは、大小問わなければ世の中に割とあって、「PICTORIA」もその中の1つみたいです。
▶Capseles Book
という、オーストラリアの出版社様の書籍及びWeb媒体ベースの企画のようですね。
(ざっと該当サイトを読んでみただけなので、違ったらごめんなさい・・!)
掲載に至るストーリー
流れはざっとこんな感じです。
<2019年3月20日>先方からメールを頂く
[先方] あなたのwebサイトなどを拝見しました。あなたの作品は素晴らしい!ぜひこの企画に参加して頂きたいです!
[おおしま] 内容を確認し、「興味あります」とメール返信
・掲載料の支払いはありますか?こちらが支払う形態の場合、金額次第で参加したいです
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<2019年3月27日>先方からメール返信あり
[先方]
掲載料の支払いあり:作家が支払う形態で約¥〇〇〇です
・企画内容概要を jpg/PDF形式のデータで添付頂く
[おおしま]
当時金銭的な余裕があったため「ぜひとも参加させて下さい!」の返事
[先方]
・振込先の情報…口座情報、振込期限
・掲載内容のまとめ:必要なテキストのルール、掲載できるイラストの点数
[おおしま]
・振り込み完了!
・テキストデータを送付
・どの絵を掲載しようか決めかねている。そちらでピックアップしてみては頂けないでしょうか?
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<2019年4月7日>先方から振り込み確認OKと掲載イラストの候補の連絡あり
[おおしま]
ピックアップ頂いたものから3点を選び返信
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<2019年7月5日>web版の掲載が完了した連絡あり
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<2019年12月5日>書籍版の出版が完了し、日本に発送したよ、と連絡あり
…このような全く知らないところからのお誘いメールは、フリーで絵を描いている身からすると割と来る時は来る、というイメージですので、今回も特段怖がらずに(と言っても、詐欺などが横行している昨今ですから、その辺りは慎重に)内容を確認させて頂きました。
やり取りは全てメール、使用言語は英語でした。
僕は英語は話せない&読み書きできないので、全てGoogleさんの翻訳機能を介し使用致しました。
…ただ、不都合と言えばそれくらいで、やり取りのスピードや文体の丁寧さは全く問題のない(むしろ今までやり取りのある企画様よりも丁寧かつ柔軟な印象!)もので、企画をお受けした決定打もその部分でした!
掲載費は今までお受けしたこの手の企画の中では高い方でした。
国内企画の、海外でのイラスト展示会への出展費用20うん万というケースにも対応したことがあったりして、それよりは大分リーズナブルですが、いや普通にお高いです!
普段はお断りするものだったと思いますが、お金に余裕がある時であれば、このように気軽に「宣伝活動」にも力を込められますね!
開封!
今回僕がこの記事で伝えたいのはここなんですよ!
まあ、言ってもよくある「作家カタログ」なんでしょ?くらいに思っていたのですが、装丁が!イメージしていたものとちょっと違って、良い方向に期待外れだったため、思わず記事を書くに至っているわけです。
ここは、文章にするよりも実際に見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、写真をどうぞ!
▲開封前。海外発送っぽいデザインの梱包。
▲1枚脱がせたところ。ピンクのプチプチに包まれていました。この色もデザインの1つだったら凄い熱の込めよう。
▲ピンクプチプチを脱がせてみる。会社ロゴと、
▲裏面に何やら思わせぶりなカット達がちりばめられたオシャレ仕様の段ボールだ。ここからが本番か!?
▲破けていた辺をパコっと開けてみると、ピンク色の背表紙?に箔押しの三角マーク。〇〇メイソンかな?
▲ピンクの箱を引っ張り出すと、段ボール箱と同様のデザインの薄い外箱が出現!(…と、謎の目が印刷された段ボール片)
▲これはもう、陰謀めいたものを感じざるを得ません・・!と、一回「片」に気を取られながらも、
▲いや、この外箱金掛けてるな~・・!そして、まだ「箱」!包むよね~。
▲執拗に外箱に関心しまくってしまいます。特色印刷 + 箔押しかー、高いわ~。紙質もサラサラのやつだわ~!
▲各面のデザインも、素敵です(個人的な性癖に刺さりまくるデザインだったので)。なんなん?魔導書なん!?好き!
▲そういえばまだ外箱だったことを思い出し、おもむろに開封!ようやく書籍らしい見た目が!
▲出ました!こちらが「PICTORIA3」本体でございます!今回の表紙は、掲載作家様の中から選ばれた作品のようです(毎回そうなのかな?)。かわいいアヒル的な何かですね!
因みにハードカバーの仕様ですね。
▲表題と、
▲社名ロゴなんかにも豪華に箔押し。
▲裏表紙の一部にも箔押しの表題が。イラストは恐らく同作家様の目的存在の蠅、かな。
▲背表紙は「外箱」とは別の魔法陣的マーク。雷の魔法もいけるみたい。こう立てて自立するほどの厚み。
▲本文の表題ページと、
▲掲載作家名一覧があり、肝心の各作家様情報ページへと続いている仕様でした。
▲そして!しっかりと載せて頂いておりました。私の情報記載ページです。
▲作家名と、
▲SNSアカウント、メールアドレスなど(↑メアドは現在受け付けていないものになります・・!)
▲ざっくりとした作家紹介文。こちらも丁寧にご提案、添削を頂いたものが載っておりました!
▲見開き付近には「外箱」にもあった謎の三角マーク。支配されているということなのか・・!
…ということで、どうして今回記事を作ってまで紹介したかったのかがお分かり頂けたでしょうか!
掲載費、高いなぁと思ってはいましたが、まさかこういう還元をされようとは。
面識のない企業様、企画名だったので半信半疑、またお金に余裕のあるタイミングだったため投げ銭感覚で参加してしまいましたが(失礼)、今まで見たことないくらい豪華仕様、そして自分に刺さりまくるデザインだったため、「なんか別に仕事来なくてもいいや!」って錯覚してしまいそうです(それだと本末転倒なのですが・・)。
掲載されている他作家様もクオリティが非常に高く、
・イラストレーターの方
・工業デザイナーっぽい方
・3DCGアーティスト
など割と多岐に渡った作家様が掲載されておりました。
日本の方も僕の他に何名か掲載されておりましたよ。
あと、惜しむらくはこの時期描き下ろした「新作」が無かったこと。
いつこのように良い出会いがあるか分からないので、絵描きたるもの、常に「新作」を懐に隠しておかねば、ですねー・・。
終わりに
いかがでしたか?何となく今までの活動が割と「作品」的なイラストを制作して、展示活動にも参加させて頂く…といったことが多かったため、こういったアート寄りのカタログ企画に呼んで頂けたのかな、などと思っております。
これを機に何か良縁に恵まれたら良いなぁ、と祈りつつ、
今後どのような方向に進んでいこうか、未だ模索中ではありますので、「PICTORIA4」にお世話になるかは分かりませんが、今回は今回で良い機会に恵まれた!と考えております。
では、また次の記事で。
おおしま でした。
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