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手記「究極魔法」

<イラスト集「魔法」収録作品「究極魔法」に関する考察ノートです。>

※この文章は作品と共に収録予定であるため、途中より販売する形式を取らせて頂いております。ご了承下さい。
※収録時、文章の改変を行う可能性がございます。ご了承下さい。
※本記事内に実際のイラスト作品の掲載はございません。ご了承の上ご購入をご検討下さい。

約一年掛けて、また1枚この作品集に収録する予定の絵を描き上げることができました。
実際に手を動かしていたのが(途中の全く手つかずの期間を含めて)約一年、構想段階から合算すると、このイラスト集の制作を開始してすぐから、ではあるので、この絵も全ての工程で考えるとそれなりの年月を経て完成した絵、ということになります。
ただ、収録イラストの中では瞬間的に生まれた方の一枚ではあるでしょうか。

何が判断基準になっているかは未だ真剣に考えてみたことはないのですが、自分が「絵にしたいな」と思うモチーフや題材、瞬間の情景というのは結構まちまちで、本当にインスタントに思いつき完成まで数日、というものもあれば、この絵のように発想から完成まで数年掛かるものもあります。
とかく、この絵は人生において一般的にも大事な節目とされていることがらをモチーフにし、合わせて制作を行ったため、さらに自分一人でどうにか出来る事柄でもないため、絵のためのどうのこうのというよりも、そちらの生理的なタイミングに合わせたコントロールも難しく、なるべくようにしてここに完成を迎えています。

まさかまさか、このイラスト集の作成を構想し始めた20代の自分が、

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