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バッグの選び方 その1 持ち方編
バッグには色々な形やデザイン、素材があり、それぞれに長所も短所もあり、来店されたお客様は色々なことで悩みます。20年間バッグを作りながら、販売してきた中でお客様にアドバイスしてきたことを少しずつまとめていこうと思います。cluetoのかばんに限らず参考になることもあると思いますので、バッグを探しているかたは、ぜひ一度読んでくださいね。
第一回目はバッグの持ち方による選びかた。
背中に背負うリュック、肩にかけるトート、肩から斜めにかけるショルダーの3つの持ち方に分けて浅めに書いてみようと思ってます。ここで大きく振り分けると一気に選択肢が縮まりますね。特に毎日使うカバンなら基本的な構造でストレスになりやすいので、よく検討してくださいね。
リュック(背負う)
長所
○2本の持ち手に力が分散される
○体に対して縦に真っ直ぐ力が乗る
○両手が空く
短所
○一度、肩から下ろさないと荷物が出せない
○電車など混雑した場所で邪魔になる
○夏は暑い
○スリなどに注意が必要
トート(肩にかけるor手に持つ)
長所
○口が大きく開き、中が見やすい
○書類など四角いものが型崩れしにくい
○脇からサッと取り出しやすい
短所
○片側の肩にかけるので体への負担が大きい
○2本の持ち手は肩からずり落ちやすい
○置引き(置き忘れ)などに注意
ショルダー(肩から斜めにかける)
長所
○両手が空く
○サッと取り出しやすい
○中身が見えにくくスリなどに合いにくい
短所
○一本の持ち手は肩に食い込みやすい
○体に対して斜めにかけるのは負担になる。特に大きなバッグはかなり負荷が強い。
この他に手で持つクラッチや車輪のついたスーツケースなどもありますが、趣旨が変わりそうなので敢えて外しました。
私が接客の際にお客様にバッグの持ち方の違いについて説明するのはこんな感じです。並べてみると分かりますが、バッグの持ち方による差は、体への負担と物を運ぶスムーズさ、両手が空くの3点に分けれます。これを整理するとこんな感じ
○取り出しやすさを重視するなら
トート→ショルダー→リュック
○重い荷物を楽に持つことを考えるなら
リュック→トート→ショルダー
○身軽さなら
ショルダー=リュック→トート
もちろんデザインや素材、サイズによって変わりますが、同じような素材、作り、サイズなら、この3点が決め手になることが多いです。もし持ち方で決めきれない方は、この3点から決めてみてはいかがでしょうか?日々の生活でバッグを持つ時間は以外と長いです。体への負担や出し入れのスムーズさはストレスに感じやすいので大事にしてくださいね。
次は素材編とかしてみたいですねーcluetoでは帆布がメインなので他ブランドも含めてお話できればいいですねー