一夜漬けの功罪
こんにちは、clue zemiの武田です。
今回は一夜漬けについてです。
皆さん一度はテスト前の一夜漬けでの勉強を経験しているのではないでしょうか。私も一夜漬けはしない方が良いと理解しながらも、ついつい一夜漬けをしてしまいます。
というわけで今回は、一夜漬けのメリットとデメリットについて書いていこうと思います。
○一夜漬けのメリット
・緊張感と集中力
一夜漬けは情報を急いで吸収するためにテスト前日に行われることが多いと思います。
時間がなく追い詰められた状態にあることで適度なプレッシャーを感じ、勉強習慣がない人でも、集中状態で長時間勉強できるかもしれません。
・戦略的に勉強できる
比較的範囲の狭い小テストや、受験に関係のない科目（私の場合は世界史と生物基礎でした）の定期テスト対策など、テストを受けている瞬間だけ覚えていれば良い科目、状況に関しては、一夜漬けは有効な戦略と言えるでしょう。
○一夜漬けのデメリット
・勉強した内容をすぐに忘れてしまう
一般的に、一夜漬けによる記憶は短期記憶だと言われています。
短期記憶ということは、ごくわずかな間だけしか覚えていられないということです。
メリットで述べたような状況であれば例外ですが、受験勉強や数学、英語などの定期テスト前の一夜漬けは合理的ではないと思います。
・集中力や注意力が低下する
一夜漬けをする人のほとんどは、徹夜でテストに臨むことになると思います。
私自身も、高校一年生の定期テスト前に暗記系科目のために徹夜をしたことがありました。
極端に集中力や注意力が低下しており、ケアレスミスや計算ミスの間違いが頻発し、同じ日に試験があった数学で50点台をとってしまったことがあります。
試験の最中に本来の実力を発揮できない可能性があるので、なるべく一夜漬けを回避するように計画的に勉強しましょう。
一夜漬けは緊急時の学習対策としては有効な場合がありますが、そのメリットとデメリットを考えると、日常的な学習戦略としては不適切だと言えます。
一夜漬けをしなくても良いように、計画的な学習をするようにしましょう。
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