院生からみた東北大のすごいところ
こんにちは。東北大学修士1年の佐々木です。
最近、東北大学関連のニュースを多く耳にします。
では、実際の東北大生は何を思っているのでしょう、という話です。
東北大は少なくとも日本の大学の中ではとても研究に向いている環境だと思います。
そもそも優秀な研究者と装置がありますし、学部生はあまり気にしないと思いますが個人利用だとバカみたいな額かかる論文誌が無料で読めますので。
最近、国立大学がお金のやりくりに困窮しているといったニュースがありますが、東北大は比較的その影響が少ないのかな とか思います...。
少し逸れた話をしますと、どういった研究をしたいかなんて大学入学の時点では分かりません。
しかしながら、多くの選択肢があった方が研究の解像度ははるかに上がり、研究
したいこともより明確になると思われます。
そのため、理工系の、特に大がかりな実験をやりたいという人は(どっかで聞いたことある台詞回しですが)東北大を目指すべきです。
...ちゃんと研究内容を調べてそれでも好みに合っていたらね。
研究分野や手法によっては対象としている大学が少ないこともしばしばで、その分野を知ることすらもままならない可能性がありますが、東北大では比較的カバーしている分野が多いです。
学部の授業での紹介や研究室見学によって色々見てみましょう。
勇気がないならばオープンキャンパスから入ってみるのもありだと思います。
ここからは筆者自身の話です。
現在光電子分光の研究を行っています。
しかし、その手法を知ったのが3年生の10月頃で、それまでは別の分野の研究室を目指していました。
それくらい学部生は見たい分野の研究以外を見られていないのだと考えます。
筆者が優秀ではないのかもしれませんが... 。
そんな状態でも今取り組んでいる内容が面白いと思えているくらいなので、どういった研究をしたいかなんて大学入学の時点に依りません。
また、東北大生は背景も興味も様々なのがいいところだと思われます。
研究において、さらに研究外においても日常的にこういった人と関われる環境こそが大事なのではないかと考えます。
中にいると意外と気づかないことも多いですけど...
今回はここまでです。次回もよろしくお願いします。
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